《お願いだから別れて下さい!》12話 夏って嫌いだ6
    
     「はるちゃん貴方の要件は分かってるわ。昨日のことでしょ?」
    昨日の事?
   まさか空港での話聞かれたのか?
   まさか…ね?
     「うん、単刀直に聞くよあの時の話ってなんなの?」
      「それは、私に聞かずに本人に聞いたらどうなの?二人揃って隠れるのは卑怯じゃない?」
     ガタガタッゴン!
     「姉さん!」
     「お姉様〜!」
    後ろにあるクローゼットから大雅と伊織が転げ落ちてきた。
     遙は驚いて立ち上がりその勢いで機に足を ゴンッ とぶつけた。
     「痛いッ!ってなんで2人がクローゼットの…え?」
     遙は、転げ落ちてきた2人をまじまじと見つめる。3秒ほど沈黙になったが大雅と伊織が立ち上がり逃げようとしたところで紗莉円に捕まり、2人も遙のように座らされた。
     「姉さん、なんで言うんだよ。せっかく隠れたのにさ」
     「勝手に人のプライベートを覗き見るのは私の趣味じゃないのよ」
     「それでもさ…」
     「紗莉円ちゃん?どういうことなの?なんでいるの…」
     「遙ちゃん!そんなことはもういいんだよ。これから本當のことを全部話すから……伊織は、もう分かったよ」
     伊織は、ドンドン冷たい聲に代わり張り付いたように耳からその聲は消えない。
   部屋の中が靜まり返ると紗莉円がいきなり立ち上がり近くに置いてあるスーツケースをあさり始め、小さめのポーチのようなものを取り出した。
 「私は、貴方達の関係を崩す鍵をこのポーチにれている。今見せるのもいいけれどそれじゃ面白くないわ、だから貴方達で話し合いをしてもらおうかしら…伊織ちゃんは、決意を固めているらしいしね」
 「お姉様ありがとうございます!」
     「話すって言ったって本當の事言うしかないのか?」
     「さっきから本當の事ってなんなの大雅?」
     「遙ちゃん、黙っていてください」
     「「「………」」」
     紗莉円は自分の部屋から3人を追い出すと大雅の部屋に向かえと言われ、3人は大雅の部屋に今いる。
謎の張の中沈黙が続くとどうしても気まずい。
話そうとしても聲がで詰まるような覚があり喋れない。
やっとの思いで出た言葉が…
  「あにょ!」
     なんであにょってなんだよ!他に出る言葉はないのか?噛んでるし。
「「大雅ボケてるの?」」
「すみません」
見事にシンクロする2人は呆れた顔で話を進めようとする。
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