どうしよう…真弓先輩…翔先輩の事好きだったんだ…

桃「いっ…舞……舞ってば！」

舞「えっ!?」

桃「次1000m走だよ！もう招集かかってるから行ってきな！」

舞「桃ありがとう！」

桃「もう…しっかりしてよ」

係「本條さんはスタートはここです」

舞「ありがとうございます！」

係「位置について、よーいドン！」

桃「舞！頑張って！」

男子A「なぁなぁ今走ってる子の1番先頭の子って誰？」

男子B「あー今年引っ越してきた2組の本條だろ」

男子A「可くね？」

男子B「わかる。可いよな」

男子A「狙っちゃおうかな…」

真弓「翔ー舞ちゃん走ってるね」

翔「そうだね。早いな…」

真弓「それに…本當舞ちゃんモテるね」

翔「えっ？」

真弓「さっきそこで男子が狙っちゃおうかなって話してた」

翔「そっか…」

真弓「嫌なの？」

翔「えっ？」

真弓「舞ちゃんが他の男に取られるの」

翔「そ、そんな事言ってないじゃん！」

真弓「表でわかるよ…何年あんたの事見てると思ってんの…(ﾎﾞｿｯ)」

翔「えっ？なんか言った？」

真弓「ううん！何でもない。あ、舞ちゃん1位だね」

翔「本當だ」

真弓「舞ちゃんのとこ行ってきたら？おめでとうって言ってあげなよ」

翔「言ってこようかな」

真弓「いってらー」

翔「舞ちゃん！」

舞「あ！翔先輩！」

翔「お疲れ様」

舞「ありがとうございます！」

翔「舞ちゃんすごいね」

舞「そんな事ないですよ！」

翔「じゃあ僕次だからまたね！」

舞「はい！先輩も頑張ってください！」

翔「ありがとう！」

翔先輩…真弓先輩の事どう思ってるのかな…