《天界での僕は神様の旦那?》第六話 君との思い出
今日は、會社で地域の祭り參加ということで皆さんは
是非參加してくださ〜い!
そんな放送が會社に流れている。もちろん、面倒なので行く気は今の所ないが、まぁ他の奴にも聞いてみるか。
「お前ら祭行く?」
「多分行かないっす」
「私も〜」
「俺もですね」
ほら、やっぱり誰も行かない。
まぁ理由は沢山ある。そう、一番は面倒だということ。それに參加すると帰りがいつもとは比べにならないくらい遅くなるのを知っている。しかも、見せかけ的には、自分で行くので、殘業代も出ないはボランティアで手伝わされるわで、いいことなんてないに等しい!行くのなんて、本當に好きしか行かない…はずだったんだけど。
「私、今年社なので行くの義務付けられていて」
「お前の教育係が俺だから一緒に付いていけと?」
「はい、そういうことになりますね」
はぁ〜、今日は早く帰れると思ったのに。
俺は、いつも部下の仕事の確認やらなんやらで、自分の仕事が終わっても帰れないのだが、今日は祭り參加するだろうと踏んで仕事がいつもよりない。だから、それを狙っていたのだが。
「なんです?先輩そんなしけたツラして」
「そんなことないよ…」
「もしかして、私が嫌だからとかですか?」
「ばっ、馬鹿かお前」
「えっ?」
「嫌いなわけないだろ、むしろ好きなくらいだよ。ハハッ」
まぁ、他の奴らより數倍くらい仕事が早いし、飲みにってもだいたい來てくれるからな。そんな奴のことを嫌いになるはずがない。まぁ、仕事仲間としてだけど。
「そ、そんな、す、す、すきだなんて///」
「ん、どうした?」
「し、失禮します!」
「お、おう」
なんか逃げるように帰っていたな?
どうしたんだあいつ。
「先輩?なんか、恵ちゃんに呼ばれてましたけど、どうしたんですか?」
「恵ちゃん?あぁ、倉瀬のことか?」
「そうか、先輩下の名前で呼んだことありませんでしたね。」
たしかにそう言われれば、った時から倉瀬って言ってた気がする。てか今時、後輩に下の名前で呼んだらセクハラって言われるかもしれないからな。
「で?用事はなんだったんですか?」
「今日の祭、倉瀬の教育係俺だから、一緒に連れて行けだと」
「な〜んだ、告白とかかと思いましたよ」
「何言ってんだお前?そんなのあるわけないだろ」
「ん〜、まぁそうっすね」
そうそう、俺には無縁の話だから関係ないっての。まぁ、たしかにこの會社で可い社員No.1になったのもわかる。それぐらいあいつは可いが。だからこそ、俺とは一切関係ないな。毎年、結婚できなさそうランキングで一位の俺とは、無縁の話。(イケメンランキングでは、最高で100位中25位くらいのところにいます)
「んじゃ、俺祭があるから先上がるわ」
「お疲れ様です」
早く行かないと、倉瀬のやつ待ってるからな、し小走りで行くか。
◇◆◇◆◇
その頃、先輩の部署では。
「先輩、さっきのことまじで言ってるんすかね」
「あれはまじの反応だったろ」
「恵ちゃんが先輩のこと好きなの気付かないとか鈍すぎでしょ」
「だって、バレンタインの時あげてたチョコとか、先輩のだけ手作りでしたし」
「なのに先輩は、「家帰ってから食べさしてもらう」とか言ってすぐ、仕事に戻っちゃたし」
「だから、今日の祭、ほんとは新社員でも行かなくていいのに噓ついたんじゃないの」
「先輩にはもったいないっす!」
「馬鹿か?社の優男ランキング常に一位は誰だと思ってんだよ」
「たしかに、先輩イケメンランキング25位くらいに毎年いますけど、それって先輩のことちゃんと見たことない人が多すぎるからではないですかね」
「多分ね、あの人自分の部署以外、滅多にでたがらないから」
「たしかに先輩にった票は全てこの階からでした」
「まぁ、正直みんなが先輩のこと見たら多分1位とかもあり得ますかね」
「ありえなくもないかも」
「それならなんで、結婚できない男1位なんでしょうか」
「そんなの簡単だよ 、結婚する気が一切じれないから」
「だってこの前なんか、結婚する気今はないんですって言ってたし」
「あの人、どこまでいい人すぎるんだろ…」
「だからこそ、私は恵ちゃんに頑張ってほしい」
「そうっすね」
恵ちゃん頑張れ!と思う先輩の後輩達でした。
◇◆◇◆◇
「先輩遅いなー」
「ご、ごめん遅くなって」
「何してたんですか」
「いや〜それが、荷ひっくり返しちゃった人がいて、拾うの手伝ってたら遅くなってしまった」
「それなら許します」
「お、ありがと」
「それじゃあ行きますよ」
「行くか!」
こうして、俺と倉瀬の祭り參加が始まった。
「そう言えば、そのひっくり返した人ってどんな人でした?」
「え〜と、たしか背がお前と同じくらいで多分お前と同期のの子だったと思う」
「の子だったんですか〜!」
「ダメだった?」
「やっぱ、先輩許すのなしです」
「え〜!なんで〜」
婚活アプリで出會う戀~幼馴染との再會で赤い糸を見失いました~
高身長がコンプレックスの鈴河里穂(すずかわ りほ)は、戀愛が苦手。 婚活アプリを宣伝する部署で、強制的に自分が登録することになり、そこで意外な出會いが待っていた。 里穂の前に現れた幼馴染との関係は? そして里穂にアプローチしてくる男性も現れて…。 幼馴染の企みによって里穂の戀はどうなるのか。 婚活アプリに登録したことで、赤い糸が絡まる甘い物語。 第14回らぶドロップス戀愛小説コンテスト 竹書房賞を受賞をいたしました。 お読みいただきありがとうございます。 9月22日、タイトルも新しく『婚活アプリの成婚診斷確率95%の彼は、イケメンに成長した幼なじみでした』 蜜夢文庫さま(竹書房)各書店と電子書籍で発売になります。 ちょっとだけアフターストーリーを書きました。 お楽しみいただけたら嬉しいです。
8 178社長、それは忘れて下さい!?
勤め先の會社の社長・龍悟に長年想いを寄せる社長秘書の涼花。想いを秘めつつ秘書の仕事に打ち込む涼花には、人には言えない戀愛出來ない理由があった。 それは『自分を抱いた男性がその記憶を失ってしまう』こと。 心に傷を負った過去から戀愛のすべてを諦めていた涼花は、慕い続ける龍悟の傍で仕事が出來るだけで十分に満たされていた。 しかしあるきっかけから、過去の経験と自らの不思議な體質を龍悟に話してしまう。涼花は『そんなファンタジックな話など信じる訳がない』と思っていたが、龍悟は『俺は絶対に忘れない。だから俺が、お前を抱いてやる』と言い出して―― ★ 第14回らぶドロップス戀愛小説コンテストで最優秀賞を頂きました。 2022/5/23に竹書房・蜜夢文庫さまより書籍が刊行予定です! お読みくださった皆さま、ほんとうにありがとうございます。✧♡ ★ 設定はすべてフィクションです。実際の人物・企業・団體には一切関係ございません。 ★ ベリーズカフェにも同一內容のものを掲載しています。 またエブリスタ・ムーンライトノベルズにはR18版を掲載しています。
8 169どうやら魔王は俺と結婚したいらしい
俺達が普通に何気無く生活していた時、突然俺達の世界に謎の建造物が現れた! その名は魔王城! そこには人ではない魔物が住んでいて、その魔物達が人間達を襲い混沌とした日常が訪れる……なんて事にはならずに俺達は何気無く普通の生活を送る。 なにもしてこないなら良いか、俺を含めた皆が安心していた時、俺の身にあんな事が起きるなんて想いもしなかった……。 この物語は俺が魔王に拐われ魔王城や色んな所でドタバタする、そんな話である。 ※ なろう、の作者、麥茶ライスさんがイラストを描いてくれました! 2話にあります、ありがとうございます。 ※表紙は、小説家になろう、の作者、麥茶ライスさんのイラストを使わせて頂いております。 ※この小説は、小説家になろうにも投稿しています。
8 59先輩はわがまま
岬次郎(さきじろう)は、一人暮らしの大學二年生。 それなりに満喫していた大學生活で、彼には悩みがあった。 それは、わがままで自分勝手な先輩、間宮御子(まみやみこ)に事あるごとにちょっかいを出される事。 しかし、そんな先輩の様子がおかしい? 果たして、先輩と次郎に何があったのか! わがままで自分大好きな年上の先輩とのドタバタ日常ラブコメディー! 毎日更新中!
8 137悪役令嬢は斷罪され禿げた青年伯爵に嫁ぎました。
斷罪され、剝げた旦那様と結婚しました。--- 悪役令嬢?であるセシリア・ミキャエラ・チェスタートン侯爵令嬢は第一王子に好いた男爵令嬢を虐めたとか言われて斷罪されあげく禿げたローレンス・アラスター・ファーニヴァル伯爵と結婚することになってしまった。 花嫁衣裝を著て伯爵家に向かったセシリアだが……どうなる結婚生活!!?
8 101【連載版】落ちこぼれ令嬢は、公爵閣下からの溺愛に気付かない〜婚約者に指名されたのは才色兼備の姉ではなく、私でした〜
アイルノーツ侯爵家の落ちこぼれ。 才色兼備の姉と異なり、平凡な才能しか持ち得なかったノアは、屋敷の內外でそう呼ばれていた。だが、彼女には唯一とも言える特別な能力があり、それ故に屋敷の中で孤立していても何とか逞しく生きていた。 そんなノアはある日、父からの命で姉と共にエスターク公爵家が主催するパーティーに參加する事となる。 自分は姉の引き立て役として同行させられるのだと理解しながらも斷れる筈もなく渋々ノアは參加する事に。 最初から最後まで出來る限り目立たないように過ごそうとするノアであったが、パーティーの最中に彼女の特別な能力が一人の男性に露見してしまう事となってしまう。 これは、姉の引き立て役でしかなかった落ちこぼれのノアが、紆余曲折あって公爵閣下の婚約者にと指名され、時に溺愛をされつつ幸せになる物語。
8 104