俺は著替えて下のリビングに行った。

『お兄様、今日の朝食は和風にしてみました。』

ご飯、お味噌、お魚、おひたしというザ和食だ

った。

(いただきます。)

お味噌の味が、懐かしい味で俺好みだ。

『お味はどうですか？』

心配そうな顔でこちらを見ていた。

(味しいよ。とくにお味噌は俺好みで気にっ

たよ。)

妹を見ると、なぜか顔を赤らめながら倒れてい

た。

『お兄様、時間は大丈夫ですか？』

(あ、今食べ終えたところだから歯磨きをしてくる

よ。)

俺は歯磨きをして、玄関で靴を履いていると

『お兄様。行く前にしてしい事があります。』

(なんだ？俺に出來るならなんでもしていいぞ)

『では、』

妹は、おもむろに近づいてキスをしてきた。