《メイドの鈴木さんは僕にをした》第5話:デートの失敗
『まもなく5番のりばから○○行き普通電車が発車します。お乗りの方はお急ぎください』
駅のアナウンスは俺たちの目的地である駅の名前を言いながら電車の発車報告を告げる。しかし、俺たちはまだ切符すら購しておらずいつ乗り遅れてもおかしくない狀況だ。
奈緒「ぼっちゃま急いでください!もう電車が出てしまいますよ!」
湊「ハァハァ…わかってます。でも…これでも全力で…走ってるんですよ…ハァハァ…」
ショッピングモールで買った鈴木さんの服などが今になってとても大きな障害になってしまっている。男としてこかは持っていなくてはならないがそんなに急いでほしいのなら荷の1つぐらいは持ってもらいたい…
『プルルルルー…ドアが閉まります。ご注意ください。』
湊「な、なんとか間に合ったー」
駅を散々走りドアが閉まる瞬間になんとか乗れた。俺は息を切らしながら外を眺めた。
眺めた先には駅の柱に書かれた乗り場の番號が書かれてある。…ん?何かがおかしい。確か俺たちの行き先の駅は「5番のりば」だった筈。だが俺の目の前にある柱には「4番のりば」と書かれていた。
湊「奈緒さん1つ聞きますけど俺たちが乗らなくちゃいけないのりばの番號知ってたんですか?」
奈緒「え、知りませんけどここに電車が止まってたのでこれに乗ろうと思っただけです」
うぉー…何という失態…。まさかの適當に選んだ電車に乗らされてしまったのかと頭を抱えながら考え込んだ。
仕方がないから次の駅で降りるがこれが終電のため帰る方法がなくなってしまった。しかも夜からは雨が降る予報もあったのでもう最悪だ。
奈緒「うぅ…申し訳ありませんぼっちゃま。私がちゃんと駅のホームさえ見ていれば…」
湊「仕方ないですよ。急いでたしとりあえず電車が止まっていたらそこに乗りたくなりますよ。多分…」
ーーー
とうとう次の駅についてしまった。駅に著くとホームには駅員と酔いつぶれたサラリーマンが數人いるだけだった。今のが終電だったため駅の電気は徐々に消え始め俺たちが駅を出るころには酔いつぶれは外に追い出されて駅の電気は完全に消えていた。
奈緒「ぼっちゃま…どうしましょう…私たちどうしましょう…」
泣き目になって助けを求めてくる鈴木さんはとてもらしい表になっていた。たとえ助けを求められてもこんな狀態になったのは初めてのためこれからどうしたらいいのか全く分からない。とりあえず駅にはもういられないので駅を出て歩くことにした。
湊「さて、どうしたもんかな…周りにはもうタクシーは見當たらないし家までは數十kmあるから歩きで帰るわけにもいかないし…」
奈緒「じゃあ近くのビジネスホテルに泊まりますか?近くに安いところがあるみたいですよ?」
ビジネスホテルか…安いからいいかもしれないけど鈴木さんが手を出してこないか心配だ。この人は普通のホテルとラブホの違いがよくわからないくらいってくるから同じ部屋で一夜を過ごすとなるとずっと起きて自分のを守らなくてはいけなくなる。
湊「奈緒さんがいいなら俺はいいですけど奈緒さん俺に手を出さないって誓えますか?」
奈緒「うっ…誓えると思います…多分きっと」
湊「そのセリフを聞いただけで不安になってきますよ…とりあえず進まなくちゃ事は始まりませんしホテルに向かって歩きますか」
とりあえず最寄りのビジネスホテルに向かって歩くことにした。鈴木さんの報だからホウン等に正しいのか疑わしいが信じないよりかはマシだろう。
ポツポツ…ザー
湊「やばい雨が降ってきましたよ!ホテルまであとどれくらいですか?」
奈緒「えーと…あ!ここの曲がり角を右に曲がるとホテル街に付きますよ!」
右に曲がるとホテル街らしいので右に曲がったが全くビジネスホテルが見つからない。それどころか俺たちの周りに見えるのはすべて…
湊「ラブホと風俗店じゃないですか…こんなところにビジネスホテルなんてあるわけないでしょう」
ラブホの屋下で雨宿りをして俺たちが道を間違えたことを悟る。ここは都でもかなり有名な18なエリアだった。右を見ても左を見ても周りはおっさんだったり妙にっぽいお姉さんたちしかいない。ここにいるだけで何か恥ずかしくなってくる。
奈緒「うぅ…私って本當にドジですね…まさかぼっちゃまをこんなところに連れてくるなんて私はぼっちゃまの専屬メイド失格です…」
ここまでくるといつもは元気いっぱいの鈴木さんでも流石にネガティブになるのか。鈴木さんの意外な一面を見れてうれしい気持ちもあるがそれよりもスマホで最寄りのビジネスホテルを探さなくてはいけない。
湊「あのー奈緒さん…駅周辺にビジネスホテルなんて一軒もありませんけど本當にあるんですか?」
奈緒「そ、そのことなんですけど私が知っていたホテルはもう一つ隣の駅でした…なのでここ周辺にビジネスホテルがあるのかはちょっとわかりません…」
湊「あはは、そんなこと気にしなくていいですよ。ここまできたら
まじか…まさかの事態が起きてしまった。しは予想していたがこんなことになるなんてなんていうことだろう。
お婆さん「あんたたちここで一何をしているんだい?風邪をひいてしまうよ?」
俺たちが困っていると隣からお婆さんが話しかけてきた。でも何でこんな場所にお婆さんがいるんだ?
奈緒「あ、私たち終電を逃してしまったので今泊まれるところを探してるんです。お婆さんどこか泊まれるところご存知ないですか?」
お婆さん「あぁ、あんたたち泊まるところを探してるんだね。ならうちに泊まっていくといいよ。若い時の失敗なんて何回でもあるからねお禮なんて野暮なものははいらないよ!」
おぉ、なんて優しいお婆さんがいたんだろう。こんなご時世にうちに泊めてくれる人がいるなんてこれは謝してお言葉に甘えるとしよう。
湊「じゃあお言葉に甘えて泊まらせていただきます」
お婆さん「いいよいいよ!若い時はいろんなことがあるって気にしなさんな!こっちだよついておいで」
そう言うとお婆さんは俺たちが雨宿りしていた建の中にっていった。え、でもそこはラブホのはずじゃ…
お婆さん「おや、どうしたんだい?早く中にっておいで」
お婆さんは俺たちに建の中にるように促してくる。しかし、俺たちがこの建にってもいいのか?學生である立場でこんな場所は危険な気がする。
奈緒「わぁこんなホテル初めて來ました!ぼっちゃま早く中にりましょう!」
奈緒さんも乗り気なのか…仕方がない今日はここに泊まるしかないのか。まぁ俺のほうから手を出さなきゃ絶対に大丈夫だろう。
お婆さん「あんたたちはこの部屋を使ってね。じゃあごゆっくり」
奈緒「はぁーい!ありがとうございます」
なんていうことだろう。とうとうってしまった…でも、よくできた作りだ。ただご休憩(意味深)するだけのところなのになぜこんなにも綺麗でおしゃれなつくりなんだ?目の周りにはクソでかいベッドに高級そうなシャンデリアが天井に飾られていた。
奈緒「凄いですねぼっちゃま。ラブホの中がこんな風になっているなんて知りませんでしたね」
部屋の戸棚を開けながら話しかけてくる鈴木さんはまるで初めて友達に家に來た子供のようなじだった。俺もかなり興味津々だがここではしゃいでしまうと鈴木さんに格好がつかない。
湊「明日は10時の電車で帰りましょう。今日はもう疲れましたし寢ましょうか」
奈緒「ぼっちゃま…」
ドテッー
いきなり鈴木さんに押し倒されてしまった。倒されたときに軽く頭をぶつけたためうまく力を出せず抵抗ができない。
奈緒「ぼっちゃま…ここがどういう施設か知ってますか…?」
鈴木さんは顔をピンクに染め息遣いが荒くなっている。見ただけで興狀態になっていることがわかる。このままだったら確実に俺の貞のピンチだ。
湊「さ、さぁ?なんの施設ですかね~?」
この質問に対いてこの回答はとても白々しいと思う。このままピンチを乗り切れるのかはわからないが今の俺にできる最大の抵抗を試すしかない。
奈緒「だったらお姉さんである私が教えてあげますよ…チュ…ンッ…チュ…ハァ」
「教えてあげる」この言葉とともに付いてきた行はとてもとても深いキスだった。鈴木さんは目を瞑りながら俺の口に中に舌を忍ばせてくる。
奈緒「ハァ…ハァ…アム…レロレロ…ジュルルッ…」
最初は奈緒さんの火傷しそうなほど熱かったはずのが今じゃどっちがどっちのかわからなくなる溫かさになってしまった。熱い…口の周りがどっちの涎かわからなくなるくらいベトベトになり息が苦しくなってくる。
湊「ウプッ…なおひゃん…やへて…」
俺の聲は鈴木さんの耳には屆いていなかった。下をれられる時間が長くなるほど俺の心の揺が大きくなり変な気持ちになってくる。これ以上は俺の理が保てない。
奈緒「プハッ…!ハァハァハァ…ンフフフッぼっちゃまのここ凄くたくましくなってきていますよ?」
やばい、意識がおかしくなる中鈴木さんのスイッチは完全にONになってしまった。俺も完全に力が抜けてしまい鈴木さんを力技で押しのけることができなくなった。
湊「奈緒さん、俺たちまだ學生ですよ?止めましょうよ!ほら、また明日も早いですし…」
奈緒「ハァハァ…ぼっちゃま私、もう我慢できません」
ご読ありがとうございます。
今回はちょっとエッチな表現が多かったですね。不快に思われた読者の皆様申し訳ありません(汗)
この話でデート編は終わらせるつもりでしたけど最後までがうまく書けませんでした…
次回こそデート編を終わらせてみせます!
雑談ですがもうすぐで年度が変わりますね。この期に近々ぺンネームをまた変えようかなと思います。今のペンネームは割と気にっていたのですがリアルネームに近かったのがし痛かった気がするので今回は思いっきり変えたいと思います。
できるだけ読者の皆様に混を起こさないように努力致しますのでペンネーム変更までしばらくお待ちください。
さてさて、最後になりますが読者の皆様にお伝えしたいことがあります。
私の作品をもっと面白くするため沢山の小説を読んでると思われる読者の皆様にアドバイス等のコメントをいただきたいと思っています。
こんなところが悪かった。ここの表現が良かったなどどんな些細なことで構いませんのでアドバイスをよろしくお願いします。
そしてもし私に対して質問をしたい方も遠慮なさらずコメントして下さい。
答えられる分は小説のあとがき欄で一人ずつ返したいと思います!
大変長くなってしまいましたがこれで終わらせていただきます。
もしも変わってしまうなら
第二の詩集です。
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