《悪役令嬢は趣味に沒頭します》26 ばーとつぅー
「それで?結局、なんで昨日夕食に來なかったんだよ?」
ルーが不機嫌そうに聞いてくる。
あらあら、眉間にシワよせちゃって…後になっちゃうよ。
ルーのおでこを指でグリグリする。彼はされたままである。
お兄様はというと私の背中にべったりだ。
「だから、ノアと盟約を結んだの。
その後に魔力を流されて、が重くて寢ちゃったの!」
「ふーん」
聞いたくせに興味なしか!
グリグリ押さえるのをやめて手を離すとぴたっと肩をくっつけてくる。
~っ!このツンデレめ~~!!
「でもさ、そいつ本當に霊なの?
俺、文獻で読んだけどここまで力が強いものなの?」
「さ、さぁ?私も知らなーい」
適當に言いながらノアをでる。ノアは満足そうで私のに頭をりつけてくる。
「というか、なんであんなにみんな盛り上がったのかしら…」
「霊、特別、盟約、中々できないから」
「そうなのですか!…というか、お兄様、いつまで抱きついて…」
 「昨日、會えなかった、充電」
そうですか。まぁ、私もお兄様充電しておこう。ほんと、學園行って家の手伝いもして妹と弟の面倒も見て、この人偉いよ。
ぎゅーっと後ろから抱きつかれ、私もに巻かれた手をぎゅっと握る。
その後、ぱっと離された。
「學園、行ってくる。」
「はい!行ってらっしゃい、お兄様」
「はい、行ってらっしゃい、ウィル兄様」
2人で玄関まで送る。バイバーイと手を振ってまた自分の部屋に戻ってきた。
朝食を取り直す時間もない、レッスンの時間が近づいてきた。準備をしていると部屋にルーがってくる。
「どうしたの?ルー?」
「……いや」
「ん??」
ノアがするっと私の足元に來る。
あれ?ノアもどうしたの?
「ねぇ、この貓。なんか魔力かなんか強くない?あと、リア姉様も。なんとなくなんだけど…なんか違和がある。」
なんでこの子はこんなに勘がいいのよ!
あ、ゲームではこの子魔導師だわ。
なんか天才魔導師で逸材とか言われてた。もしかして魔力が自分も高いからなんとなく分かっちゃうのかな…
やばい  
「そんなこと、ないわよ?ほら、ルーも昨日私に會えなくて寂しかったのね?もぉ、しょうがないわね。正直に會いに來たって言えばいいのにぃ。そんなに寂しかったのぉー」
「はぁ!?!?何言ってんの!?俺が會いたい!?そんなわけないでしよ!勘違いすんなよ、馬鹿!」
作戦その①。うやむやにしょう。
「え~、とか言っちゃって~。さっき私とお兄様が抱き合ってたの羨ましそうに見てたじゃない。本當はルーもしてしいんでしょ?ほら、おいでっ」
両手を広げておいで~とやってみる。
これをすれば99%の確率でルーは恥ずかしがって馬鹿っとびながら部屋を出ていくだろう。私は分かっているのだ!!
    
 
──だったはずだ。なのに、彼は素直に私の腕の中でぎゅっと抱きついている。
あれ?1%の確率が來ちゃった。そして、足元では、たっしーんたっしーんとノアの尾の音が聞こえる。ノア?どうしたの?なんでそんな音がするの?ん?
その後、さっと彼は私から離れ「今夜は夕食ちゃんと來いよっ」と捨て臺詞を言うと走って部屋から出ていった。
まったく、朝が嵐だ。
そして、まだ機嫌が悪いご様子の私の貓ちゃん。ベットの下に潛ってしまい出てこない。
これから家庭教師のヒューズ先生も來てしまうし、ひとまず一日の予定を終わらせよう。その後にノアを宥める…?いや、なんか怒ってるみたいだし…謝る?いや、なにに?
自問自答を繰り返しながらも今日も授業とダンスレッスンを頑張った。
     
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