《僕は異世界召喚され召喚士になりました。》番外編✣1

【クエスト】

時空の歪みひずみの調査

依頼主:冒険者ギルド

永遠の泉中心部にて時空に歪みができました。それの調査、または破壊作業をおこなってください。

報酬は働きに応じてとします。

こんな変なクエストを持ってきたのはもちろん我らがリタ様です。リタときたら

「ねねっ、これ面白そうね!」

とか言って勝手にけてきやがった。

そんなわけで俺達は歪み調査に向かうべく準備をした。

【永遠の泉】の場所は王都から結構離れており馬車を使えば片道で約5日はかかる。

しかし、俺達には関係ないなぜなら

「ティレスっ」

俺は契約獣の名前を呼びその場に召喚させた。

「主人、何用ですか」

ティレスが俺に要件をうかがう

「この場所まで行きたいんだ、乗せてくれないか2人」

ティレスは

「承知しましt......」

と言いかけた所で俺の召喚陣が起する。

「ちょっと、2人じゃなくて3人です」

突如そこに現れたのは俺の契約獣の一人、魔神王ルルだ。

「ルル、お前は別にいいだろ」

人數が増えるとティレスの負擔になると思い説得をするが、

「青葉と一緒に......旅したい...」

し拗ねたじで答えるルルは

(むっちゃ可い!!!!!!!!!)

「ティレス、3人大丈夫か?」

俺の問いにティレスは

「問題ありません」

と簡単に答えた。

「やった、青葉ありがとうっ」

俺に一言お禮を言って抱きついてきたルルは魔神王と言うより神だなぁー(* ̄ii ̄)

そんなやり取りを靜かに後ろから睨みつけているリタがいることを俺は知らない振りをして放置していた。

✣✣✣✣✣

ただいま上空、空の旅。にあたる風がし冷たいはずなのだがティレスのもふもふと溫で心地いい旅をしている。

「主人、目的の場所までは私でも3人を落とさないためにゆっくり飛んでいるので2日はかかります」

その説明に俺は

「馬車なんかより乗り心地最高なんだ、ありがたいよティレス」

と言うと

「お褒めいただきありがとうございます」

と忠誠心MAXのティレスは答える。

そんなやり取りの後ろでは

「私の青葉に目使わないで!」

「い、目使ってるのは貴でしょルルっ」

「私は青葉の契約獣なのでスキンシップですー」

「ど、どこが!!オーバー過ぎるでしょ」

とか......etc

2人はさっきからこの調子で楽しんでいるようだ。

(俺、モテるなぁーー(*´﹃`*))

それから俺達は2日間の空の旅を親睦を深めながら(喧嘩‪w)優雅に過ごした。

✣✣✣✣✣

永遠の泉に到著してから數十分、濃い霧の中を歩き続けようやく到著した。

「あれが……歪みか」

泉の真ん中で空間が炎のように歪んでいるのがわかる。

「原因はなんだろ」

俺達は歪みの出現した理由を探すべく辺りを探索した。

すると、

「ねぇ、近くに強い魔力をじる」

どうやらルルの魔力知に引っかかったらしいその魔力をたどる。

「え?ここなの」

魔力を辿った先をみてリタが驚く、それもそうだ俺達はまた、歪みの前まで來ていたのだから。

「どうやら中から魔力が溢れてるみたい」

そう説明しているルルの橫でリタが歪み

「きゃっ…」

吸い込まれて行った。

「り、リタ!?」

ギリギリの所でリタの腕をつかみルルと二人がかりで引っ張る。

「ち、ちぎれちゃうよー」

泣きそうな聲を上げるリタ。

(この歪みの吸引力……ダイ〇ンかよ!!)

「あっ」

某誰かさんの腑抜けた聲と同時に足をらせ三人とも歪みの中へ引き込まれた。

誰だよ「あっ」とか言った奴!

……。俺でした(´>ω∂`)

それから俺達は歪みの中でグルグルと回り続け出口から吐き出された。

人生で初めて洗濯の気持ちが分かったよ。

「うぅ、ここどこ」

最初にルルが目覚めその次にリタと俺が起き上がり……

「「うっぷ……おぇぇぇえええーーー」」

吐きました。

吐いてスッキリしたので俺達は狀況確認をするため辺りを見回し探索した。

ちょっとした森をぬけると一気に風景が変わった。この風景、見覚えがある……。

「ここは、遊園地…か?」

多くの高校生カップルに大人気。ネズミが支配する遊園地施設ディズ〇ーランドによく似た景が広がっていた。

「わぁー、楽しそう!!!」

リタがワクワクしたような聲を上げる。

(それにしても、様子がおかしい)

「人がいないな」

俺の言葉に二人が頷く。

「そうだね、魔力は複數じるけど」

と、話していると奧の方にの子が倒れているのが見えた。

「大丈夫か、おい」

駆け寄って見るとその子の周りに他にも數名倒れている。

最初に駆け寄ったの子が徐々に意識を取り戻し口を開く

「め、目がグルグルするのじゃ」

他の人達もしずつ意識が戻っていく。

1人は森の方へ行き

「おぇぇぇえええーーー」

吐き始めた。俺はその人の背中をる。

1人が吐き始めてからの數分間はなんと言うか…………カオスだった。

✣〜數分後〜✣

「だいぶ楽になりました、ありがとうございます」

そういって彼は俺の手を握り握手をする。

後ろからは、

「まだ気持ち悪いのじゃ……」

「僕も……うぅっ」

「シオン、まだ目が覚めないわね」

のお姉さんが心配そうにシオンと思われる人を見つめている。

すると、

「おいそこの癡!!………( ゚д゚)ハッ!」

突然目覚めたその彼は、いきなりの癡発言をぶっぱなした。周りを見回し自分が夢を見ていたことを理解した彼は、

「す、すまない」

とばつが悪そうに謝る。

俺とこのおっさんはいまだに握手している。

「あ、失禮。名を名乗ろうとして後ろに気を取られてしまいました」

そう言って俺の前の人は手を離し名乗る。

「申し遅れました、私の名前はハルバルト。決してロリコンではありません!!」

(なんだこの人……)

「よ、よろしくお願いします、海響青葉あおとあおばです」

2度目の握手。(ホモかっ!!)

✣✣✣✣✣

それから、全員が復活したみたいなので自己紹介が始まった。

「はい!  リタ・サフィアです。よろしくお願いします」

「海響青葉です。よろしく」

「る、ルルです。青葉と結婚してます!」

「「してない」」

二人の否定により冗談と判斷されたようだがルルは頬をふくらませ拗ねた。

「では、次はこちらの番ですね。改めてハルバルトです。よろしく」

「僕はシルバー・エトランゼ、シルバーって呼んでください」

「私の名前はレーラ・フュルスティン。よろしくね」

「わしの名前は……そうじゃの魔王ちゃんとでも呼んでくれ」

(へぇ、魔王か。ルルとどっち強いのか気になるな……まぁ。いいか)

「俺はシオン・ペンドラゴンだ先程は失禮した。呼び方は好きに呼んでくれて構わない」

「じゃー癡だな」と青葉

「癡」とルル

「癡かな〜」とリタ

「癡ですね」とロリバルト

「癡ね」とレーラ

「癡じゃの」と魔王ちゃん

それぞれが口を揃えていった。

「た、頼むから普通に呼んでくれ……」

シオンは自分の失言が呼び名になったことに深く傷ついたようだった。

(仲間からも言われるとは…可哀想なシオン…)

「それで、シオン達は何故ここに?」

俺の問いにシオンは

「時空の歪みに飲み込まれて……おぇっ」

どうやら俺たちと同じ境遇だったようで思い出しリバースしかけてた。

「そ、そうかそれは……お互い大変だったな」

その返しにシオン達も察したらしく、話が進む。

「となるとここは……歪みの中の世界……ですか」

ハルバルトがポツリと言う。

「隨分と楽しそうな所じゃの」

「いや、そうでもなさそうだぞ」

魔王ちゃんの言葉を否定し俺はいった。

「囲まれてますね……」

ルルや他のみんなも気がついたらしく警戒態勢にる。どうやら自己紹介の間に集まってきていたようだ。

ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴァァァァァァ!!!!!

「ぞ、ゾンビ……」

「とりあえず、あの高い塔にるぞ!!」

シオンの指示の元俺達は塔を目指す。

青:(ん。この塔見たことあるな)

銀:(この塔……どこかで)

「「あ、タワー〇ブテラーに似てる」」

「ん?」

「え?」

目が合った。

日本出の俺しか知らないことを隣で塔を見ている彼は何故か知っていた。

こんにちは。海です。

今回は浜先生とのコラボ小説と言うことで番外編にて様々なキャラクターが出てきています。

初めてのコラボ小説でしたが、お互いの意見のもと練って練って練りまくった作品になってるので楽しく読めると思います!!

可能な限り週1のペースで仕上げたいと思いますが、遅れることが多くなると思います。どうか溫かい目で見守ってください(๑´^`๑)

お気にり登録。いいね。コメントなど募集してます。

これからもこの作品また浜先生の作品をよろしくお願いします。

    人が読んでいる<僕は異世界召喚され召喚士になりました。>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください