《異世界で最弱の職についた僕は、最強を目指しました。》4✤初クエスト
山田 優汰 17歳
Lv1 攻撃力 350 防力 400 魔力 420
運1000 戦闘力1050
アイリス 17歳
Lv1 攻撃力7000 防力 9500 魔力9000
運750 戦闘力 10000
アイリスの言葉に釣られ俺はギルドでクエストを探していた。
「んー。これは、俺でもいけるか……?」
最下級職ジョブの俺は、勝てそうなクエストを味していると、
「優汰、このクエスト簡単そうだからけてきた」
どうやらアイリスがクエストを注してきてくれたらしい。
「そうか、どれどれ……。」
そのクエスト容を確認すると、
「えっと……アンデッドドラゴンの討伐。」
正直、ぎょっとした。
「あ、アイリスさん」
「ん。どうしたの優汰?」
「どうしたのじゃなくて……これ死んじゃう」
そう、述べる俺にアイリスは
「優汰なら勝てるよ!」
と目を輝かせながら堂々と言い放ったアイリスに
「無理だろっ! 必要戦闘力5000だぞ!?」
(戦闘力とは、クエストの難易度の様なものだ)
「だ、大丈夫だよ! 私が守るから」
何とも心強い言葉を言ってくれるアイリスだが、俺は不安しかなかった。
その後も數分ほど言い合いをしたが、アイリスの「優汰ぁー」とうるうるボイスで名前を呼ばれてしまっては斷ることなどできなかった。
✤✤✤✤✤
「到著っー!」
アイリスの掛け聲と同時に、アンデッドドラゴンの住む森へとやってきた。
「じゃ、探索するか。」
俺が、提案するとアイリスは
「うんっ」
と即答してきた。
因みに、俺の裝備は祓魔の太刀と魔力のかかった黒い制服だ。
アイリスは、レイピアに霊の加護が付いた軽めの鎧だ。
祓魔師エクソシストなのになんで太刀何だと思うかもしれないが祓魔師には、3種の祓魔職がある。聖書使いアリアと銃使いドラグーンそして、剣使いフェンサーだ。もちろん俺は、剣使いを選んだ。
すると、突然
ウォォォォオオオオァァアアア
と、耳に殘るような鳴き聲が森中に響いた。
「優汰、この聲……」
「あぁ、多分アンデッドドラゴンだ」
お互い目を合わせながら、雄びの方へ足を進めた。
し歩いたところに雄びの主はいた。
ドラゴンの方もこちらに気づいたらしく、長い尾を振るった。
その一撃で俺たちの周りは平等な土地へと変化したが、戦いやすくなった。
「優汰、倒していい?」
と質問に理解が追いつかず、
「お、おう。」
と適當な返事をしてしまった。
するとアイリスは、
「行くよ。」
と聲を掛け
『ライトニングスラッシュ』
靜かに自のレイピアを振り落とした。
閃に輝いた斬撃がアンデッドドラゴンを真っ二つに切る。その傷口から浄化が始まり、數分と経たずにアンデッドドラゴンは形を無くし、核だけがその場に落ちた。どうやら、アンデッドドラゴンに聖騎士の技は効果抜群だったらしく。そのクエストは、あっけなく終を迎えた。
「優汰、勝ったよ」
にへっと笑うアイリスに俺は、
「よくやったな」
と頭を優しくでる。
しかし俺は、何も出來なかったことに対し劣等を抱かざるおえなかった。
(強くなりたい)
そう、心で願いながら俺たちは核などを拾いギルドへ向かうのだった。
換金所などを済ませ、アイリスを先に家に帰し俺は、クエストを見ていた。
「いいクエストないかな……」
獨り言を呟きながら簡単なクエストを探していると、
「ねぇ、貴方のPTパーティーにれてくれない」と急に聲をかけられた。
振り向くとそこには、どこかで見たような顔があった。
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