《異世界で最弱の職についた僕は、最強を目指しました。》7✤二つの人格神
山田 優汰 17歳
Lv3  攻撃力700  防力550  魔力630
        運1200  戦闘力1350
アイリス 17歳
Lv7  攻撃力9500  防力11200  魔力10000
        運820  戦闘力15600
ステラ・レッドフィールド  18歳
Lv13  攻撃力25000  防力13000  魔力16500
          運950  戦闘力30000
あの鰯騒から3日ほどたったある日の朝、家のポストに一通の手紙がっていた。
容は、
『山田優汰様一行へ
太神たいようしんカルナと月神げっしんカンナの討伐を依頼します。
報酬は5000000000000Rレムです。
大変危険な依頼になりますので、この街最強のアイリス様とステラ様を連れお向かい下さい。
山田優汰におかれましては死なないようご用心下さい。ぷぷっ』との事だった。
正直、こいつを潰しに行こうと考えたが二人に宥められ俺はこの依頼をけることにした。
手紙と一緒に目的地の地図もっていた。そこは、この街から王都の方面へ約3日ほどの位置にある孤島だった。海を挾んでいるためか未だに被害は無いらしいが、警戒の為に俺たちに依頼をしたのだろう。
「めんどくさいな……」
ボソリと零した本音にアイリスは、
「一緒に頑張ろっ!」と勇気づけてくれる言葉をくれたがステラに至っては、
「そんなだから馬鹿にされるのだ……ぷぷっ」とさっきの手紙の容を思い出したのか笑いを堪えていた。
マジ、しばきたい!!!!!!
そんなこんなで俺たちは支度をすませ、馬車の手配をして夜に出発を決めたのだった。
魔のない道を通り安全に目的地に向かって進む。
「やっぱ高級馬車は乗り心地が違うな」
馬車に興味を示しながら俺は嘆する。そんな俺を見てステラが、
「1番安い馬車でよかったのではないのか?」と言ってくるが俺は、
「今から戦闘になるのにその前からを痛めてられるかっ!!」と強気に言い返す。
「そ、それも……そうなのか?」
未だに納得しきれてないようだが何とか押し切ったのだった。
そして、長旅の1日目は楽しく過ぎていった。
あれから、目的地まで多の戦闘はあったが無事に到著することが出來た。
「ついたー!! 絶海の孤島プラシー。」
ステラは、
「ここに二人の神がいるのだな。」と
戦闘を待ちわびるかのように呟く。
アイリスは、
「優汰っ!!海が綺麗ですね!!」と初めて見た海に先程から激していた。可い!!!!
そんなたわいのない會話をしていると、遠くの方から何かが発する音が聞こえそれと同時に莫大な魔力のぶつかり合う衝撃が飛びってきた。
「場所が特定できたな。」とステラが言う。
アイリスは、
「す、凄い魔力……。」と
今の魔力をじしおくしていた。
それほどに太神と月神の力が凄いと言うことだ。
「俺、生きて帰れるかな……。」
この中で1番不安を抱きながら家に帰れることを願う。
でも、弱音は吐いていられない。
「さぁ、行くぞ二人とも!」
俺の掛け聲にアイリスは、
「うん!」と
やる気をあらわにしステラは、
「あぁ」と
こちらもやる気あらわにした。
そして俺たちは戦闘態勢にりながら二人の神の元へ向かう。
✤✤✤✤✤
し森の中を歩いていると、途中で森が途切れていた……。否、壊滅していた。
「今日は絶対に許さないっ!」
「こっちだって許さないっ!」
その壊滅した土地の中心で言い爭いをしている者が二人。
この二人こそが、太神カルナと月神カンナだ。
「なんで、喧嘩してんだ……?」
遠目で二人をながめ疑問を口にした俺にアイリスが、
「お菓子の取り合いとかじゃないですか?」とふざけ半分で言う。
「そんなんで森の一部が壊滅する訳ないだろ」
流石にありえないと否定する俺に今度はステラが、
「では、理由はなんなのだろうな……。」と疑問の聲をらしていた。
「んーー。」
悩むアイリス。
「んーー。」
悩むステラ。
俺は、
「二人に聞けばいんじゃないのか?ちょっと聞いてくる」と言って中心へ走る。
後から
「優汰!?危険だよ!」
「し、死ぬ気なのか!?」と
心配の聲が聞こえるがそれよりも喧嘩の理由が気になったので無視をします。
「なぁ、二人とも」
急に聲をかけられ驚いたのか、
「え、人間?」
「人間がいる!」
はたまた、俺が人間だから驚いたのかきっと後者なのだろうが、話を続ける。
「何で喧嘩してるんだ?」
すると太神カルナは、
「カンナが!!」と
月神カンナは、
「カルナが!!」と
「「私のお菓子を勝手に食べたの!!」」
喧嘩しているとは思えないほどに息をぴったり合わせたように同時に言う。
「え……お菓子?」
い、一応聞き間違いかもしれないので聞き返す。
「「うん。お菓子」」
これまた同時に同じ回答が返ってきた。
俺は、
「そんなことで喧嘩するなよ……。」
し呆れ気味で言うと
「そんな事って!!」
「大事だよっ!!」
二人にとっては重大な事だったらしく怒りを買ってしまったが
「そんなにお菓子食いたいならこれやるよ」
俺はバックにたまたま詰め込んでいた自分用のお菓子を全部二人に
「こっちはカルナの、こっちはカンナの分で半分こな」
喧嘩しないように半分にわけながら渡した。
「「え、いいの!!」」
目を輝かせながら二人はお菓子に手をつけ始めた。
「こんくらいならまだまだ家にあるしな。なんなら家に來るか?」
冗談のつもりで言ったのだがお菓子に夢中の二人は、
「「いくっ!!」」と答えた。
「え……。」
その答えに驚いた時、どうやら安全と判斷したのかアイリスとステラが合流した。
「優汰、大丈夫?」
「これはどういう狀況なのだ優汰」
俺は取り敢えずアイリスに大丈夫な事を伝えステラに狀況を説明した。
「なるほど……まさかお菓子が原因とは……。」
ステラも理由を聞いて呆れていた。
「で、こいつら家に連れていくことにした」
その一言にアイリスとステラが
「え!?」   「は!?」
と驚きの聲をあげる。
「き、貴様は何を言っているのだ! この島から二人を連れ出すということは……」
「そ、そうだよ優汰! 二人を連れていくってことは……」
「「神を自のにれると言うこと」」
「だぞ」  「だよ」
そんな二人に、
「まぁ、いんじゃね?」と簡単に答えた。
「無理だ!お前ではが耐えきれない!」
ステラが説得にかかる。
「じゃー……カルナ、カンナ。」
二人を呼ぶと
「「ん?」」
お菓子を食べ終え話を聞いていたらしい二人に聞く
「お前達の、この刀でいいか?」と
提案した。
二人は、
「「お菓子くれるならなんでもいい!!」」と
これまた俺と同様に簡単に答えた。
「だとさ、解決だな。」
アイリス達は腑に落ちないながらも了承してくれた。
こうして最弱の俺に、
太神カルナの加護
月神カンナの加護が宿った。
「じゃ、帰るか」
予想外にもあっさりと解決したこの討伐クエストに……
え、討伐………………。
「なぁ、討伐クエストなのに討伐しなかったら報酬はどうなんだ?」
ふと、疑問に思ったので近くにいたアイリスに聞くと、
「多分、捕獲扱いになると思うので報酬は2倍になると思うよ。」
俺、山田優汰は神の力と一緒に
億萬長者になりました!!!!!
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