《に転生した俺の保護者が神な件。》36話 魔王はまさかの
める為に魔王様を自分の部屋に連れてきたものの、今更になって張してきた。
「ほぉ〜シンシアの部屋は小さいな〜」
「魔王様の部屋ってどのくらい広いんですか?」
魔王様が俺の部屋の中を歩いて、んな所を興味津々に眺めているので聞いてみた。
「僕の部屋はこの世界と同じくらい広いよ」
「……っと、それはどういう……?」
「僕の部屋の扉は別世界に通じていてね、部屋にるとすっごく広い僕しかいない世界があるんだ。その部屋は僕の好きにしていいから楽しいんだよ」
へぇ〜! まるでアレだな。スーパーな人達が訓練する場所、アレ、時のなんとかって奴だな。覚えてないけど。
「今度僕の部屋に來なよ」
「分かりました」
そこでふと窓の外に目をやる。太の位置からしてもうそろそろ魔王様はお食事に行かなければならない。メイドである俺はメイド達が集まる部屋で食べる。
「魔王様、お食事の時間ですよ」
「おぉ〜もうそんな時間か〜」
いつもシンシアが寢ているベッドの上で寛ぐ魔王は、足をパタパタさせながら窓の外を向いた。
魔王様の足も綺麗だな。將來どんなになるのだろうか。それともまさか、俺のように長しない……というのはないか。
「よし、今日はシンシアの部屋で食べる」
「だっ、ダメですよ。魔王様はちゃんといつもの場所で食べないと」
「良いではないか〜!」
「っ……分かりました」
口をツンと尖らせて講義する魔王様が可すぎて、思わず分かったと口にしてしまった。
となると、この事を誰かに伝えないといけないな。
「じゃあ食事を運んでくるので、待っていてくださいね」
「うむ。メイドらしいな!」
ニカッと笑う魔王の笑顔はなんとも憎たらしく可らしかった。彼にしかったな。
◆◇◆◇◆
料理を運んでくる途中、出會ったメイドに魔王様は俺の部屋で一緒に食べると伝えておいた。
普段は偉い人達と一緒に食べてるらしいのだが、俺は魔王様を獨り占めしてしまった。偉くないのに。
偉い人に怒られたりしないよな。
「魔王様〜持ってきましたよ〜」
両手が塞がっている為、なんとか開けようとするも開けることができない。ここは魔法の試し所だろう。
ドアノブに意識を向けてクルッと回すイメージをしてみる。するとアッサリと開いてしまった。
「魔法って予想以上に簡た……魔王様何してるんですか?」
「ん? おぉシンシア。実はシンシアがこれを使ってくれたか調べていたところだ」
魔王様の片手にはマッサージ機。
俺はすぐに料理をテーブルに置いて、魔王様が何らかの魔法を使用しようとするのを阻止する。
「駄目です!!! はぁっ……はぁっ」
「何もそんなに焦らなくても良いではないか。まあいいや、早く食べよう。お腹空いちゃった」
ふぅ、さっさと食べて風呂って寢よう。この部屋はシャワールームと浴槽もあるから、魔王様の背中を流してやってお互いの距離をめる。というのを目的に魔王様のをんでやろうじゃないか。
◆◇◆◇◆
「ぷは〜っ! 友達と食べる飯は味しいな!」
「それは良かったです」
飯も食べた所だし、メイドとして片付けに行かなければならない。お腹いっぱいだかららきたくないけど、そうしないとグリゼルダさんに怒られてしまう。
「では片付けて來ますから。大人しくしててください」
「シンシアは我が儘だなぁ〜」
「本の魔王なら簡単に出來ることですよ」
「っ! できるぞ! やってみせる!!」
魔王様はベッドの上に飛び乗り、足を組んで俺の方を見てきた。どうやらそこで待機するつもりらしい。
「ベッドの下覗かないでくださいよ」
「任せろ! 帰ってきたら友達らしい事沢山しような!」
変わらない元気さを見せつける魔法様に、俺は笑いそうになりながらも部屋から出ていった。早いところ部屋に戻って風呂にろう。
◆◇◆◇◆
「よし、大人しくできたみたいですね」
「流石僕! 友達に褒められちゃった!」
小さなおから生えている尾が上機嫌に揺れている。
最初魔王様と出會った時と比べて、隨分と魔王様の口調も変わってきたな。俺を友達として意識し始めてから格まで変わった気がする。
「それではお風呂にしますか」
「む?」
この部屋には所がない為、その場でがなければならない。俺がメイド服をいで下著姿になったところで、魔王様はんだ。
「なんで人前でいでるんだっ!?」
そういいながら必死に見ないように顔を手で覆っている。
「何言ってるんですか。お風呂にるんですよ」
メイドの俺が先に下著も全部いでになった所で、魔王様の元へ向かう。
「お背中流しますから、魔王様もいでくださいっ!」
「ひゃあぁっ!?」
魔王様のズボンを引っ張ってがせる。と、なんとパンツも一緒に抜けだようだ。
ふっ、恥ずかしがる事は何も……。
「なっ、何するんだぁぁ〜〜っ!」
「……ま、魔王様……その……これは……」
なんと、魔王様の下半には可らしいブツがぶら下がっていた。俺がこっちの世界に來てから久しぶり、いや、初めて見るものだ。
「魔王様って……」
「僕は男だぞっ!!」
魔王様は涙目になりながら、その場でを隠しての子座りしてしまった。
まさか……魔王様が男の娘だったなんて……。今までずっととしか思ってなかった。
「すみません……今までの子だと思ってました」
「むぅ〜……僕が男らしくないって事……?」
「い、いえ! 男らしさは沢山あったのですが、見た目があまりにも可すぎて」
「嬉しくないからなっ!」
確かに俺も可いと言われるのは嬉しくない。魔王様に失禮なことをしてしまったな……メイドとして失格ではないだろうか。
「じゃ、じゃあお風呂は別々に……りますか?」
「その前に自分のを隠したらどうだ」
「あっ……すみません」
とりあえずメイド服を抱き抱えてを隠した。
「僕をと勘違いしていた罰として、一緒に風呂にってもらう。中で何されても文句言うなよ」
「はい……」
すると魔王様はニカッと笑って八重歯を見せた。
◆◇◆◇◆
「ふぅ〜友達とるお風呂は良かったな〜」
「そうですか」
風呂上がり、魔王イヴ様のを拭いて服を著せてやり、そのまま2人はベッドの上に座った。
久しぶりに男のブツを見たから、ずっとイヴ様の間にしか目がいかなかった。何度見てもイヴ様の間にあるのは違和しかない。
「よしシンシア、僕と一緒に寢るんだ」
「はい……」
俺は今、イヴ様の命令に全て従わなければならない。そう風呂の中で言われてしまった。魔王様をイヴと名前で呼んでいるのもそれのせいだ。
「そうだな〜シンシアは下著だけで。それで僕に抱きつきながら寢るんだ」
「えぇっ……凄い趣味ですね」
「趣味じゃない! 魔王はそういう事するものって聞いたもん!」
と、頬をぷくっと膨らませて怒ってらっしゃる。今見ても可いの子にしか見えないが、男なんだよなぁ……。凄く殘念だ。
「よし、明日は朝からシンシアを僕の右腕にする為に鍛えてあげよう」
「また恐ろしい事するんじゃないですよね……」
「クラリス怒られるからしないよ。とにかく、ほらいでいで」
結局、俺は下著姿でイヴ様に抱きつきながら明日何されるのか怯えることになった。
「あれ、なんかおっき──」
「イヴ様!ってはいけません!!」
せめて……せめて俺の前では可くいてほしい。
【書籍化・コミカライズ】誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで〜嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、実は優しく誠実なお方で気がつくと溺愛されていました〜【二章完】
『醜穢令嬢』『傍若無人の人でなし』『ハグル家の疫病神』『骨』──それらは、伯爵家の娘であるアメリアへの蔑稱だ。 その名の通り、アメリアの容姿は目を覆うものがあった。 骨まで見えそうなほど痩せ細った體軀に、不健康な肌色、ドレスは薄汚れている。 義母と腹違いの妹に虐げられ、食事もロクに與えられず、離れに隔離され続けたためだ。 陞爵を目指すハグル家にとって、侍女との不貞によって生まれたアメリアはお荷物でしかなかった。 誰からも愛されず必要とされず、あとは朽ち果てるだけの日々。 今日も一日一回の貧相な食事の足しになればと、庭園の雑草を採取していたある日、アメリアに婚約の話が舞い込む。 お相手は、社交會で『暴虐公爵』と悪名高いローガン公爵。 「この結婚に愛はない」と、當初はドライに接してくるローガンだったが……。 「なんだそのボロボロのドレスは。この金で新しいドレスを買え」「なぜ一食しか食べようとしない。しっかりと三食摂れ」 蓋を開けてみれば、ローガンはちょっぴり口は悪いものの根は優しく誠実な貴公子だった。 幸薄くも健気で前向きなアメリアを、ローガンは無自覚に溺愛していく。 そんな中ローガンは、絶望的な人生の中で培ったアメリアの”ある能力”にも気づき……。 「ハグル家はこんな逸材を押し込めていたのか……國家レベルの損失だ……」「あの……旦那様?」 一方アメリアがいなくなった実家では、ひたひたと崩壊の足音が近づいていて──。 これは、愛されなかった令嬢がちょっぴり言葉はきついけれど優しい公爵に不器用ながらも溺愛され、無自覚に持っていた能力を認められ、幸せになっていく話。 ※書籍化・コミカライズ決定致しました。皆様本當にありがとうございます。 ※ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。 ※カクヨム、アルファポリス、ノベルアップにも掲載中。 6/3 第一章完結しました。 6/3-6/4日間総合1位 6/3- 6/12 週間総合1位 6/20-7/8 月間総合1位
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