《天才の天災》桜花元帥との會話
「どぅぉわぁぁぁ!!!!!!
人の部屋で何しとるんじゃ、おまんら!」
同居人の騒々しい聲で目を覚ます。
「うるさいぞ、桜花。
相部屋なんだから、禮儀ぐらい弁えろ。」
「レン!相部屋なんやからマナーぐらい守らんかい!男子寮は制じゃ言われたじゃろ!」
「...そうだったか?」
「それになんや、この人數。
レンはモテモテじゃのぅ...」
「「「...っ!」」」
ミネア、シズク、ココが顔を赤らめて下を向く。
「ほっとけ。あと、が部屋にいるぐらいで驚いてたらこれから持たないぞ。」
「?どーいうことや?」
「こいつらもここに住むからな。」
「はぁぁぁぁぁぁぁ!
何言うとんのじゃ。バレたらえらいことやし、何よりワシの許可はどうした!」
「いらん。」
「いや、いるわ!」
「チャラチャラしてそうな見た目の割に堅いやつだな...なら、お前は飯どうするんだ?」
「なんや急に...他の奴と同じや。
學食でも食うつもりじゃ。
お前らもそうじゃろ?」
「俺らも學食?まさか。
俺らはココの飯を食うつもりだ。」
「ココいうんはそこのメイドの嬢ちゃんか?」
「そうだ。學食より味いし、
何より食堂まで行くのが面倒だからな。
こいつらをここに住まわす條件として、お前の分も作らせてやるよ。」
「...そんな味いんか…
しゃあないのぉ!許可したるわ!」
「どーも。」
こいつに催眠魔法をかける方が手っ取り早いが、何かが原因で勘づかれても面倒だし、こいつはチョロそうだからあえて
條件付きで納得させることにした。
「ココ、俺はいつも通り夜だけでいい。
朝晝晩にこいつの分も作れ。」
「かしこまりました。」
「嬢ちゃん、すまんのぅ。」
「ご主人様の決定ですから。」
「それより桜花、授業はどうした?
サボりか?」
「お前らと一緒にすんなや!
もう終わって帰ってきたんじゃ。」
てことはもう夕方か…
この部屋は時計がないからし困る。
「お前らはどないしたんじゃ?
調悪い様には見えんが…」
「俺らは授業には出るつもりは無い。
そういう條件で學したからな。」
「なんで通おとるんじゃ...」
「そんなことより、Sクラスに學したってことは、お前も推薦だろ?」
「ワシは師匠に勧められてこの學院に來たんじゃ。今までは師匠と旅しとったんじゃが、経験を積んで來い言われての。」
「師匠?」
「ああ。ワシの槍を作ってくれた人じゃ。どうもこの學院の學院長の教え子だったらしくてな、あっさりれたわ。
お前らは誰の推薦なんじゃ?」
「學院長。」
「おいおい、それほんまかい!」
「噓をつく必要はないからな。」
「學院長って國王との繋がった弟で、
しかも大魔道士言われてる人じゃろ!」
「そうなのか?」
「わ、わりぃ、ボス。
あたしは人族についてなんも知らねぇんだ...」
「...ごめんなさい、ますたー。」
「私も奴隷だった前は辺境にある小さな村でしたから…」
「別にいい。」
「そんなことより、お前のはみんな奴隷か?よぉ見たら全員首みたいなん付けとるし...」
「俺の所有の証だ。」
「扱いか...ココの嬢ちゃんは奴隷じゃったらしいけど、奴隷のままじゃあかんかったんか?」
「あんな一方的な契約と一緒にするな。
これは両者の同意で付けれる、俺が作った魔道だ。」
「あんたらは自分からになりたいって言うたんか?」
「これはあたしらがボスのである誇りだからねぇ。あたしらは1度も後悔なんてしてないさ。」
((コクコク))
ミネアの後に二人とも頷いている。
「なんや変わったヤツらやのぉ。
にしても、レン。
お前のとこのも強いが、お前は別格じゃのぉ。」
「...なんの事だ?」
「とぼけんなや。分かるでぇ。
今まで強い師匠の傍におったからのぉ。
わしなんかより圧倒的な力持っとるじゃろ。」
「はぁ...妙にの鋭いヤツめ...」
隠蔽で隠しているはずだが、
やっぱりわかるやつには分かるか…
「今度手合わせでもしよや。
ワシは強いやつと闘うのが楽しみでしゃあないんじゃ!この學院にも自分より強い奴がおるんとちゃうか思っとったけど、
見ただけで分かるんはお前らだけじゃ。」
「対抗戦なんかには俺も出るつもりだ。
その時にな。」
「Sクラス披戦には出んのか?」
「なんだ?それ。」
「なんや知らんかったんか。
Sクラスいうんはこの學院で最も強い奴がれるクラスじゃ。
王國の士気を高める為に、モニターを通してSクラスの闘いを見せるっちゅうイベントじゃ。學院の目標はあくまで魔王を倒せる勇者の排出。
せやけど、いくら勇者言うたかて1人で乗り込めるわけあらへん。
騎士とか他の奴らにも手伝ってもらうことにもなる。
じゃから、Sクラスの強い奴ら同士の闘いを見せるっちゅう粋な計らいじゃ。」
ということは、ミネアとシズクとも戦えるのか…
「出れるように渉しておこう。」
「そうか!お前との勝負が今から楽しみじゃ!」
ミネア達はどこまで腕を上げたのか…
レンは冷ややかな笑みを浮かべ、呟く。
「あぁ、俺も楽しみだよ…」
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