《天才の天災》第2回戦
寢ているレンの橫でシズク、ココ、桜花、
鍛錬を終わらせたミネアが、ココが作ったサンドイッチを食べていた。
「桜花さんの次のお相手ってどんな方ですか?」
「あぁ、わしの次の戦いは3回戦じゃ。
この學園の披戦の1試合目の勝者はシード権らしくての。2回戦は不戦勝っちゅう決まりらしいわ。」
「そうなんですか。では次に見られるのは2試合目と3試合目に勝った人達なんですね。」
「そういう事じゃ。」
「それはそうとココ、あんた試合は見えてるのか?この學院は腐っても名門のSクラス同士の闘いだ。普段戦わないあんたには、目で追うのも無理だと思ってたんだが…」
「私もそう思う。」
「?いえ、全然見えませんでした!」
そう言ってココが微笑む。
「何もわかりませんが、なんて言うのでしょうか…皆さん戦い方がそれぞれ違って見ていて飽きないと言いますか…
あまり見た事のない景ばかりで楽しいです!」
「そーいうもんかねぇ...」
「見るより、戦いたい。」
「あたしもシズクと同じだからねぇ。」
「わしもどっちかっちゅうと戦いたい方じゃからのぉ...
あ!もうさんどいっち無くなっとる!!!!」
「弱強食。」
桜花の向かい側でモグモグとサンドイッチを口に頬張ってリスのようになったシズクがブイサインをしている。
「あらあら。足りませんでしたらまたお作りしますが…」 
「すまんのぉ。えらい味かったし、
お代わり頼むわ。
それにしても、そんな小さいのどこにそんなるんや?」
シズクは自分のに視線を移す。
「小さくない。」
「いや、そん...」
ズドッ
桜花の頬を短剣が通過する。
「小さくない。」
さっきよりも力強く、圧をかけてシズクが放つ。
「そ、そうやな…
平均的な型なんとちゃうやろか…」
「よろしい。次はない。」
冷や汗を流して怯える桜花を橫目に
ミネアが大笑いしている。
「はい、お待たせしました〜。
さっきよりも多めに作りましたので、お腹いっぱい食べてくださいね!」
「おお、いただくわ!」
「あたしはもういいや。そろそろ始まるだろうしね。」
「もうそんな時間やったんか。」
「頑張ってきてください!」
「やりすぎはダメ。」
「わかってるよ。んじゃ、行ってくる。」
その頃2回戦は始まっており、
結果は3試合目にアリシアに勝ったロイズの勝ちとなった。
次は4試合目の勝者のミネア対5試合目の勝者のゴルグという格闘派の男である。
ミネアは普通の人間には使う必要が無いと
シズクとの戦いで使った大剣は置いてきた。あの剣は強すぎる。
パンチを防いだだけでも相手の骨が折れるだろう。ミネアはそんなぬるい戦いをしたい訳では無い。
今回のミネアの目的はレンとの戦いに向けての調整。
剣の扱いは、一朝一夕でなんとかなる訳では無い。の使い方、スタミナの把握、
相手のきを観察する目を鍛えるといった、ある種ノルマを課している。
結果は言わずもがな。圧勝の2文字。
被ダメはなし。1発KOとなった。
が、ミネアはスタミナを把握する目的を果たすためにひたすら攻撃を避けることに専念し避けまぐていたため、1時間ほどの長期戦となった。
「ま、こんなもんかね…
こんな調子でボスには適わないだろうねぇ。スタミナの底も見えなかったし…」
ヘトヘトのにミネアから重い一撃を食らって地に伏す敵の前で、ミネアは愚癡を零しつつその場を去る。
「第2回戦、2試合目の勝者はやはりこの人、ミネアだぁぁぁー!!!!
私、長年この場の実況を引きけて參りましたが、正直この強さは異常でございます!!さすが、いや、やはりと言いますか、竜人族の力は伊達じゃない!
今年の披戦、私今まで以上に興しております!!!!!!!」
「「「「「ミネア様ァァァ!!」」」」」
実況者に続いて、ミネアファンクラブが歓聲をあげる。
が、本人はレンへの対策で頭がいっぱいで全く聞こえていなかった。
- 連載中230 章
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黒金 陽太は高校の帰り道の途中で通り魔に刺され死んでしまう。だが、神様に手違いで死んだことを伝えられ、元の世界に帰れない代わりに異世界に転生することになった。 そこで、スキルを使って分解して作成(創造?)チートになってなんやかんやする物語。 ※処女作です。作者は初心者です。ガラスよりも、豆腐よりも、濡れたティッシュよりも、凄い弱いメンタルです。下手でも微笑ましく見ていてください。あと、いいねとコメントください(′・ω・`)。 1~2週間に2~3回くらいの投稿ペースで上げていますが、一応、不定期更新としておきます。 よろしければお気に入り登録お願いします。 あ、小説用のTwitter垢作りました。 @W_Cherry_RAITOというやつです。よろしければフォローお願いします。 小説家になろう&アルファポリスにも出し始めました。 「テト/ライアー」って名前から「冬桜ライト」っていう名前に改名しましたっ!
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