《天才の天災》自殺志願
「はぁ…」
レンのため息が靜かな部屋にれる。
「どうかされましたか?マスター。」
「申し訳ございません!
お菓子…お口に合わなかったでしょうか…?」
「いや…」
「珍しいのぅ。なんや、
後悔でもしてんのか?」
ようやく外に出てきた桜花はココの作った大量の飯をがっつきながら訝しむ。
「ん?なんのことだ?」
「中から見とったあの年のことやろ?」
桜花曰く、中からは俺が見たものや聞いた事が同じ様に験出來たみたいだ。
「後悔なんかしてねぇよ。」
「モグモグ……ゴクッ…。
ほんなら何を考え込んどんねん。
ココのお嬢ちゃんも心配しとるやろ。」 
「…何の話?」
一日の模擬戦訓練を終えたミネアとシズクが汗を拭いながら帰ってきた。
「俺にだってわかんねぇことだってある。
ましてや人の心とかってのは複雑だからな。」
「しとるんかいな!」
ガタガタッ
桜花のオーバーリアクションな驚きの後ろで
冗談を間にけている者が3名。と1つ。
「へぇ、ボス?そいつは今日メソメソ泣いてたあのかい?」
多分、魔に乗っ取られて俺が殺したの友人のことだろう。
「ミネア、暗殺なら得意。」
ミネアにボソッと呟いたシズクに、よし行け、とミネアが合図を出す。
そのそばで桜花がニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべていた。
「ご、ご主人様がお気に召された方でしたら私は…」
今にも泣き出しそうな震え聲のココ。
「シズク、その者の位置報を送ります。」
靜かに加擔するリズ。
「ちょっと黙れ。」
重力魔法に威圧を加えて今にも行に移しそうな3人と、この狀況を作り出した男にくらわせる。
「俺が心配してんのはあいつ、あの男の心が折れたんじゃねえのかってことだ。」
「そっち系…グホァ」
何かを言おうとした桜花に蔵が潰れる1歩手前の重力を加えながら話を続ける。
「お前らにハッキリと言ったことは無かったが、俺がお前らを仲間にした目的だ。」
そう言ってレンはミネア、シズク、リズの魔法を解く。
「俺を殺せ。」
3人はだいたい予想がついていたのか、
頷きながらもまだ戸いがある。
「え?ご主人様…?それは、どういう…」
意味のわかってないココは1人でオロオロと戸いを隠せずにいた。
「俺を殺せる有力な候補、それがお前らだ。
ココは戦闘じゃない。単に俺が楽をするために仲間にしている。
その中で、最も俺を殺せる可能のあるのがあいつだ。」
「ちょっとボス!」
「なんだ?」
「なんだって…それはホントなのかい?」
「戦闘経験も、威圧も絶無…」
シズクとミネアは疑いをあらわにしている。
「マスターの言っていることは本當です。
私も以前、ステータスを覗かせてもらいました。」
クリフエッジシリーズ第四部:「激闘! ラスール軍港」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一八年九月。 自由星系國家連合のヤシマに対して行われたゾンファ共和國の軍事行動は、アルビオン王國により失敗に終わった。クリフォードは砲艦の畫期的な運用方法を提案し、更に自らも戦場で活躍する。 しかし、彼が指揮する砲艦レディバードは會戦の最終盤、敵駆逐艦との激しい戦闘で大きな損傷を受け沈んだ。彼と乗組員たちは喪失感を味わいながらも、大きな達成感を胸にキャメロット星系に帰還する。 レディバードでの奮闘に対し、再び殊勲十字勲章を受勲したクリフォードは中佐に昇進し、新たな指揮艦を與えられた。 それは軽巡航艦デューク・オブ・エジンバラ5號(DOE5)だった。しかし、DOE5はただの軽巡航艦ではなかった。彼女はアルビオン王室専用艦であり、次期國王、エドワード王太子が乗る特別な艦だったのだ。 エドワードは王國軍の慰問のため飛び回る。その行き先は國內に留まらず、自由星系國家連合の國々も含まれていた。 しかし、そこには第三の大國スヴァローグ帝國の手が伸びていた……。 王太子専用艦の艦長になったクリフォードの活躍をお楽しみください。 クリフォード・C・コリングウッド:中佐、DOE5艦長、25歳 ハーバート・リーコック:少佐、同航法長、34歳 クリスティーナ・オハラ:大尉、同情報士、27歳 アルバート・パターソン:宙兵隊大尉、同宙兵隊隊長、26歳 ヒューイ・モリス:兵長、同艦長室従卒、38歳 サミュエル・ラングフォード:大尉、後に少佐、26歳 エドワード:王太子、37歳 レオナルド・マクレーン:元宙兵隊大佐、侍従武官、45歳 セオドール・パレンバーグ:王太子秘書官、37歳 カルロス・リックマン:中佐、強襲揚陸艦ロセスベイ艦長、37歳 シャーリーン・コベット:少佐、駆逐艦シレイピス艦長、36歳 イライザ・ラブレース:少佐、駆逐艦シャーク艦長、34歳 ヘレン・カルペッパー:少佐、駆逐艦スウィフト艦長、34歳 スヴァローグ帝國: アレクサンドル二十二世:スヴァローグ帝國皇帝、45歳 セルゲイ・アルダーノフ:少將、帝國外交団代表、34歳 ニカ・ドゥルノヴォ:大佐、軽巡航艦シポーラ艦長、39歳 シャーリア法國: サイード・スライマーン:少佐、ラスール軍港管制擔當官、35歳 ハキーム・ウスマーン:導師、52歳 アフマド・イルハーム:大將、ハディス要塞司令官、53歳
8 178井戸の中【完】
裏庭にひっそりとある、その古びた井戸。 誰からも忘れ去られて腐って黒ずんだ姿は、近付くのも恐ろしい程にとても不気味だった。 ーーだけど、それ以上に不思議な魅力があった。 次第にその井戸に取り憑かれてゆく俺。 そこは、俺の過去を隠す秘密の場所ーー。 ↓YouTubeにて、朗読中 https://m.youtube.com/channel/UCWypoBYNIICXZdBmfZHNe6Q/playlists ※ 表紙はフリーアイコンを使用しています 2018年10月29日 執筆完結作品
8 58俺、自分の能力判らないんですけど、どうしたら良いですか?
異世界へ赴き、"異彩"を用いて任務をこなす"開拓団"を育成する教育機関、"學園"へと入學した|御笠《みかさ》 |琥太郎《こたろう》。しかし彼は、異彩の能力すら分からず劣等生のレッテルを貼られてしまう。 で・す・が!! これ、キーワード見てみ?"戀愛"だぜ? 有りますとも、戀愛。彼女いない歴=年齢の寂しい非リアどもに次ぐ。ついでにそうじゃないリア充どもにも次ぐ。 お・ま・た・せ☆ ハーレム?始発電車でお帰り願ったよ。さぁ! 野郎共!一人につき、一人のヒロインだそ? 一夫多妻?我が辭書にそのような文字は無い! はい、調子乗ってました。すいません。ハードル高すぎでした 昨今のハーレム系に一言物申したい。面白いよ?めっちゃ面白いよ?だけどさ?現実見てみ?やれ、不倫だ、あーだこーだ世間からひっ叩かれるんだぜ?そんな世の中でハーレムはちとハードル高くね? と、言うわけで!書いてやりましょうとも!思わず「こんな戀愛をしてみたい!」と思うような物語を! と、言うわけなので、「ハーレムものは、ちょとお腹いっぱいかな?」って方にオススメなので、暇な時にいかがでしょう? あ、プロローグはほぼ説明文だから後で読んでも変わらんよ。
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8 160たった一つの願いを葉えるために
大切な人を失ったテルは神様にある真実を聞かされた。その御禮と謝罪として「マース」に転生させてもらった。 処女作です。かなり下手で文章も稚拙だとは思いますが、微笑ましく見守ってください。 ※時々訂正入りますが、ご了承ください。
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