《學校一のオタクは死神でした。》第9話 アラクネ再び ~中篇 私を幸せにしてください~

*第9話 アラクネ再び  ~中篇  私を幸せにしてください~*

「ヴオ"オ"オ"ォ"オ"オ"オ"ォ"ォ"オ"オ"オオオ‼︎‼︎」

茂みの中にった後、アラクネとの正面からの斬り合った

何も考えていなかった

ただ、怒っていた

キレていた

アラクネをった奴に怒っていた

アラクネの攻撃を一度弾いて距離をとる

「アラクネ‼︎聞こえるか‼︎まだ、自分の意思があるなら返事してくれ‼︎‼︎」

「ギュワ"ア"ァ"ァ"アヴアアア"」

「ダメか…」

そしてアラクネが槍を俺に向け突っ込んでくる

「チッ‼︎」

鎌を振り上げ、突っ込んで來たアラクネの槍に叩きつけ、砕く

だが、アラクネは槍から手を離していた

その代わりに手刀を作りにめがけて突いた

「ぐわっ‼︎」

アラクネの手がの半分までってきた

まずい

後ろに蹴って離れようた瞬間

『…嫌……やめ…』

「っ⁉︎」

頭に直接聲がってきた

間違いない

アラクネのものだ

やはり完全にはまではることはできないようだ

だが、これだと會話ができない

常にに手を突っ込まれなければならない

どうすればいい‼︎

ふと、一つの考えが浮かんだ

だが、コレはあまり使いたくない…

すると、アラクネが背中に背負っていた歯車を手に取り構え、手裏剣を投げるように地面に平行になるように思いっきり投げてきた

ついに使ってきたか‼︎

背中に魔力を集中さる

肩甲骨の辺りから真っ黒な炎を上げる

それがだんだんと形を変えていき、翼になった

翼を広げ、限界まで上に引きばし、思いっきり羽を振り下ろす

が勢いよく中に舞い上がる

そして、歯車は俺の真下で凸の部分回転しながらが8方向に飛び出した

「キャァ‼︎」

「っ⁉︎」

聲に気づいてその方向を見ると、凸が飛び出した先に會長さんがいた。

なんで追いかけてきてんだよ‼︎‼︎

急いで方向を修正し會長さんの後ろに著地し、會長さんの両足,背中を抱え、飛んできた凸を上に飛んで避け空へ戻る。

「なんで追いかけてきてんだよ‼︎‼︎

あんな所にいたら危ねぇだろ‼︎‼︎」

「だ、だって…ってなんでまたお姫様抱っこなのよ⁉︎」

「うん。知ってた。言われると思った。

でも、この持ち方が一番安定するんだよ…

って、話をそらすな‼︎

なんで追ってきたんだ‼︎」

「うぅ…だって、私のために戦ってくれているのに…

私だけが安全な場所で隠れているのは嫌なの‼︎」

「なんでそうなるんだよ‼︎

俺はお前が安全な場所で隠れていてくれた方が安心して戦えるん「それに‼︎」だよ‼︎」

話している途中に會長さんが割り込んできた。

「それに…心配なんだよ…

さっきみたいにまたを流していないか…

私があんたの正を見ていなければ…

あんたは…こんなに怒らなくていいし…

を流す必要も無い…

本當は面倒くさいとか思ってるんでしょう…

たとえ、私を助けてくれたとしても…

あんたにはなんの得もないのよ…」

「……。」

「もういいのよ…辛いんだったら…

私を見捨ててくれてもいいから…」

「なんでそんな風に自分を犠牲にしようとするんだよ…。

なんで、自分が生きるというみを簡単に捨てることができるんだよ…‼︎

なんで、生きようと思わないんだよ‼︎

お前はまだ若いんだぞ‼︎

そんな簡単に命を捨てようとするなよ‼︎

お前にはまだ未來がある‼︎

これからどうするかで簡単に人生は変わるんだぞ‼︎

もし、ここでお前が命を捨てず生き続けていれば今までになかったほどの幸福が待っているかもしれないんだぞ‼︎

それでもいいのかよ‼︎

ここで諦めていいのかよ‼︎」

「私は‼︎もう充分頑張ったのよ‼︎

何度辛い思いをしても頑張って立ち上がって今まで生きてきたの‼︎

でも‼︎そこには無かったのよ…

幸せなんてどこにも…無かったのよ‼︎」

「ある‼︎絶対にこの先‼︎

絶対に幸せがある‼︎

無いわけは無い‼︎」

「あんたに私の何がわかるって言うのよ‼︎」

「お前が昔の俺と似ているからだ‼︎」

「っ⁉︎」

「俺はな…昔…何度も殺されかけたんだよ…

何萬何億何兆人ものの人間にな…」

「え……?」

「痛かったよ…何度も斬られて…何度も毆られて…

何度も銃に打たれて…今じゃあ…ほとんど痛みなんかじなくなったんだよ…」

そう…痛みをほとんどじない…

人間に毆らたところで痛みをじないのだ…

なくとも…魔力攻撃ぐらいの痛みがなければ…

痛みをじない…

「化け見たいだろう…?

みんなから嫌われ…

みんなから捨てられ…

誰も助けてくれなかった…

ただ一人を除いては…」

「……。」

「そのあとは悲しいこともあったが楽しいこともあった

幸せだったよ…

だから會長さん…俺が助けられたように俺も會長さんを助ける

そう決めたんだよ」

「…でも、私は…そんな辛い…思いしてない…」

「してるだろ?

二回も家族に捨てられたんだ。

俺とそう変わらんよ。

いや、家族に捨てられることは俺以上に辛い…」

「っ‼︎」

「だから會長さん」

「……?」

「お願いだ、生きてくれ

生きて幸せになってくれ俺がその幸せに連れて行ってやるから。」

會長さんの頬に一筋の涙が流れた…

そして何だを流しながら會長さんは言った…

「私を…幸せにしてください…‼︎」

それを聞いて、俺は笑い…

「了解いたしました」

そう答えた…

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