《學校一のオタクは死神でした。》第13話 姉さんの異変
*第13話 姉さんの異変 *
その日の學校の帰り、ふと気になったことがある。
姉さんは、転してきたのはいいが、どこに住むのか?
「姉さんってこれからどこに住むんだ?」
「え?新の家だよ?」
「ふ〜ん、そうか…は?」「え?」
「ん?」
「はぁ⁉︎いやちょっと待て‼︎うちに泊まるのかよ‼︎」
「どどどどどど、同⁉︎」
「って、いつの間に會長さん居たんだよ‼︎」
「さっきそこで新が見えたから追いかけてきたら…」
「……。で?どういう事だ姉さん。」
「え〜と、簡単に言えばただで住めるから。」
『……。』
「あと、新が居るから‼︎」
「お前はさっきそのせいで反省文書かされてなかったっけ⁉︎」
「まぁ細かい事は気にしない気にしない〜」
「気にするわ‼︎ってか、今日の夕食の量変えないといけないやん‼︎何か一品付け足すか…」
「え?」
「ん?どったの會長さん?」
「え?いや?気のせいかな〜…」
「うん?どうしような〜…姉さんはなんか食いたいもんあるか?」
「新が作るものなら何でもいいよ〜」
「そうか…まぁスーパーで決めるか…」
「聞き間違いじゃなかった‼︎‼︎」
「急にどうしたんだよ會長さん…」
「まさかだとは思うけど、あんたが家事やってるの⁉︎」
「そうだけど?あ、今日は豚が安かったっけ?」
「主婦か‼︎」
「…俺が家の家事をするのがそんなに意外か?」
「うん‼︎‼︎」
會長さんが凄い勢いで首を縦に振った…
俺、真面目に泣くぞ…
「そんなに信じられないんだったら、會長さんもうちで夕食たべてくか?」
「い、いいの⁉︎」
「いいけど?1人も2人もそう変わんないから…で?どうするの?」
「いただきます‼︎」
「ん、了解…なんか食いたいもんあるか?」
「え〜と、そうだな〜、じゃあカップ麺‼︎」
「…お前絶対に俺が料理ができるって認めないつもりだな…ほんじゃあラーメンでいいな?」
「カップ麺?」
「一から自分で作るんだよ…」
「作れるの⁉︎」
「あぁ、確か麺のストックもあったはずだしな。」
「なんか心配になってきた…」
「お前どんだけ疑ってんだよ‼︎」
ふと気づいた…
姉さんの顔…笑っているはずなのに…読み取れたものは…『寂しい』という…
どういうことだ…?
「姉さん?」
「ん?なになに?新〜新〜」
と言いながら抱きついてくる…おかしい…手が震えている…そして抱きつく強さが強まった…
「ちょっ‼︎何やってるのよ‼︎ん?」
俺が會長さんに向けての前に人差し指を立てた。
そして、抱きついている姉さんの頭を優しくなでた…
すると、姉さんの抱きつく強さがよりいっそう強まった…何があったんだ?本當に…
姉さんに聞こえないように、言葉を発した…
「…link…」
そして、會長さんの肩にそっとれた…
「何よ?」
「いや何でも?」
そして、頭の中で話しかける…
『會長さん、會長さん…』
「だから何よ?」
そして再び會長さんに向けての前に人差し指を立てた。
「?」
そしてその狀態で…
『會長さん…今、會長さんにlinkっていう魔法を使ってる…この魔法は指定した相手と頭の中で會話するとことができる…』
「え?『こういう事?』」
『そういうこと…初めてにしては上手いな…』
『えへへ』
『表に出さなければな…まぁ、いいや…あとで俺の家の前に著いたら俺が會長さんは俺の家で待っててくれって言うから、その時は斷らないでくれないか?』
「な…『何でよ…?』」
『姉さんの様子がおかしいんだ…』
『どういうことよ…?』
『わからない…だから頼む…2人で話す時間をくれ…』
『…わかったわ…』
* * *
「會長さんは、ちょっと俺の家で待っててくれないか?ちょっと姉さんとスーパーで買いしてくる。」
「…わかったわ…なるべく早くね。」
「…了解、希里が帰ってきていると思うから、事を説明しといてくれ。」
「わかった。」
「ほんじゃあ行ってくる。行くぞ姉さん。」
「うん‼︎行こう‼︎新とデートだ‼︎」
「デートじゃねぇよ‼︎」
會長さんが白い目で見ている…とりあえず急いでスーパーへ向かった…
【二章開始】騎士好き聖女は今日も幸せ【書籍化・コミカライズ決定】
【第二章開始!】 ※タイトル変更しました。舊タイトル「真の聖女らしい義妹をいじめたという罪で婚約破棄されて辺境の地に追放された騎士好き聖女は、憧れだった騎士団の寮で働けて今日も幸せ。」 私ではなく、義理の妹が真の聖女であるらしい。 そんな妹をいじめたとして、私は王子に婚約破棄され、魔物が猛威を振るう辺境の地を守る第一騎士団の寮で働くことになった。 ……なんて素晴らしいのかしら! 今まで誰にも言えなかったのだけど、実は私、男らしく鍛えられた騎士が大好きなの! 王子はひょろひょろで全然魅力的じゃなかったし、継母にも虐げられているし、この地に未練はまったくない! 喜んで行きます、辺境の地!第一騎士団の寮! 今日もご飯が美味しいし、騎士様は優しくて格好よくて素敵だし、私は幸せ。 だけど不思議。私が來てから、魔物が大人しくなったらしい。 それに私が作った料理を食べたら皆元気になるみたい。 ……復讐ですか?必要ありませんよ。 だって私は今とっても幸せなのだから! 騎士が大好きなのに騎士団長からの好意になかなか気づかない幸せなのほほん聖女と、勘違いしながらも一途にヒロインを想う騎士団長のラブコメ。 ※設定ゆるめ。軽い気持ちでお読みください。 ※ヒロインは騎士が好きすぎて興奮しすぎたりちょっと変態ちっくなところがあります。苦手な方はご注意ください!あたたかい目で見守ってくれると嬉しいです。 ◆5/6日間総合、5/9~12週間総合、6/1~4月間ジャンル別1位になれました!ありがとうございます!(*´˘`*) ◆皆様の応援のおかげで書籍化・コミカライズが決定しました!本當にありがとうございます!
8 119【書籍化決定!】最強スキル持ちは、薬草採取しかできない
【早くも書籍化決定しました! 詳細は後日発表!!】 主人公『エピク』は冒険者。 『どんなモノでも消滅させることのできる』という最強のスキルを持ちながら評価されず、最低のF級冒険者のままだった。 ある日ついに実力不足を理由にギルドを解雇されてしまう。 職を失った『エピク』は偶然薬草摘みの少女と出會い、彼女の仕事を手伝うことに……。
8 99クリフエッジシリーズ第二部:「重巡航艦サフォーク5:孤獨の戦闘指揮所(CIC)」
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