《學校一のオタクは死神でした。》第45話 いざ參らん‼︎イタリアへ‼︎
* 第45話 いざ參らん‼︎イタリアへ‼︎*
木々は生い茂り、鳥は優雅に囀る…
耳をすませば聴こえる河野のせせらぎ…
木々の間をすり抜ける爽やかなそよ風…
ここは、とある“山”…
“武を極めた神”…
“武神の住む山”…
「いや〜、悪いねぇ〜。別にお茶なんか良かったのに〜」
「…が渇いたと駄々をこねたのはどこの誰ですかな?“ゼウス殿”?」
「ハッハハー、そういえばそうだったね“武神君”」
そこで、武神はゼウスにお茶を振舞っていた…
「いや〜、やっぱり武神君のお茶は味いね〜。何かれ方にコツでもあるのかい?」
「コツですか?“そんなはありません”。
長年お茶を立てていれば何となくどうれたら“その人好み”のお茶の立て方が分かってくるのですよ。」
「へぇ〜、確かにこのお茶は私好みの味だね〜。
私はこのちょっとだけ濃いめのお茶が好きなのだよ。
私が飲んだ中では武神君以上に味いお茶は飲んだ事がないよ〜」
「褒めても何も出ませんぞ?」
「いやいや、本音だよ?」
「それより、こんな山奧に何しにきたのだ?
早く本題にってもらいたいのだが。」
「う〜ん、せっかく場を和ませようと思ったのに〜
せっかちだね〜」
もう一度手元にあるお茶を口に含む。
ふぅ、と息を吐く
「今日君に會いに來たのはね、前に新に頼んで嵐ちゃんに“ビートル君の解析”をしてもらっていたんだけど…
“その結果が昨日出た”。」
「⁉︎兜の解析⁉︎いったい兜に何をしたのだ‼︎‼︎」
「兜?
ああ、武神君はビートル君のことを兜と呼んでいたんだったね。
うん。解析って言っても、ビートル君のの“魔力”をし調べてもらったんだよ。」
「魔力、ですか…?」
「うん。
私が思うに、新に戦闘を挑むなどそんな“無謀な事”しないと思うんだよね〜
だから、新がビートル君をフルボッコにした後、失神してたからとりあえず私がセフィラ化させといたんだよ。
で、調べてもらったんだけど……
案の定、“二つの魔法”がかかっていたよ…」
「魔法⁉︎兜にか‼︎⁉︎」
「うん。
その二つの魔法の一つは、能力、魔力値を向上させる魔法…
そして、問題なのは二つ目つの魔法…
かなり強い“洗脳魔法”だよ…」
「洗脳魔法⁉︎
やはり兜もられていたのですか‼︎⁉︎」
「うん。
アラクネちゃんとはまた違うタイプの魔法だけど。
アラクネちゃんにかかってたのは完全に魔法をかけた“相手の思い通りにくタイプの魔法”…
ビートル君にかかっていた魔法は、
相手の“思考回路をるタイプの魔法”だったよ… 」
「なっ‼︎⁉︎」
「つまり、ビートル君の思考が“新から死神の座を奪う事に上書きされていた”んだよ。」
「だ、だが、そもそも死神殿から死神の座を奪う事などできるのか?」
「出來なくもない…
例えば…新に“ビートル君にかかっていた同じ魔法”をかけるとか…
または…
新の“死亡予知記録”を奪うとか…   」
* * *
その頃一方、死神こと神藤新は飛行機の中にいた…
「はぁ…ついに來てしまった…行きたくねぇなぁ〜イタリア…」
「まだそんなこと言っていたの?
いいじゃない?イタリアだよ?」
「だから、イタリアは別にいいんだけど、“リズがいる事が問題なんだよ”…」
「どんなか嫌ってるのよ…
というか、リズってどんな子なのよ?」
「う〜ん…一言で例えるなら…
“悪魔”?」
「そんなに⁉︎」
「う〜ん…別に尖った尾と角がが生えているわけじゃないんだけどさ〜…」
「いや、そんな事は分かるわよ…」
「…なんというか…めっちゃ怖い(ガタガタブルブル…)」
「神藤君がそんなに怯えているの初めて見たんですけど…」
「それと、“もう一つ心配がある”…」
「もう一つ?」
「ああ…もう一つの心配事…それは…」
「それは?」
「家の中で家事まともにができる奴がいない。」
「それは確かに大問題だね‼︎⁉︎」
「大丈夫かな…希里たち…」
正直言ってものすごく心配だ…
希里は家事はできなくもないが…
料理の方が…ちょっとな…
おそらくだけど、希里が料理擔當をしたら食事が楽しいものではなく料理との“戦爭”になるだろう…
一方、姉さんの場合はと言うと…
家事全般がほぼアウト…
一度洗濯やらせてみたら、“洗濯機が発するという謎の事件が発生した”。
嵐の場合は、そもそも部屋から出てこない時點でアウト…
親父は、おそらく…
今頃、武神の家にでも逃げてるんじゃないか?
『ヘックショイッッッッ‼︎』←ゼウス
『風邪か?』←武神
『う〜ん?そうかなぁ〜。
あ、言い忘れてたけど、しばらくの間“ここに泊まっていくからね”?』←ゼウス
『何故そうなる‼︎⁉︎』←武神
他に誰か家事ができそうな奴は……あ、いるわ…
多分、お願いすれば直ぐにでも完璧にこなしてくれるだろうと思われる人が“一人”いたわ。
よし、イタリアに著いたら電話してみるか。
これでほぼ家事の問題は解決した。
後は…やっぱり、リズだよな…………
本當に會いたくねぇ…
* * *
とある薄暗い部屋…
は豪華なソファーに腰掛けていた…
すると、ドアがコンコンとノックされる…
「はい?どなた?」
『姫様、セバスです。』
「りなさい…」
『いえ、このままで結構です…
一つ連絡があります…
先ほど、一學園の留學生が日本をたったようです…』
「そう、いよいよ明日なのね…‼︎」
『その通りでございます…
その事についてご提案があるのですが…』
「ふん?提案?」
『はい…
明日參られる死神様を含めたお二人をホームステイでは無く、この城に“客人”として招待てはいかがでしょうか…』
お悩み相談部!
たまに來る相談者の悩み相談に乗り、その解決や手助けをするのが主な活動のお悩み相談部。そこに在籍している俺、|在原《ありはら》は今日も部室の連中と何気ないことを話し合ったり、一緒に紅茶を飲んだりしながら、なに変わらぬ代わり映えのない日常を過ごすはずだった……。 だが、生徒會から舞い込んだ一つの相談がそんな俺の日常を小説のような青春ラブコメへと変貌させる。 ●キャラクター紹介 |在原《ありはら》、今作の主人公。言葉は少しばかり強めだが、仲間思いのいい奴。でも、本人はそれを認めようとはしない。 |晝間夜《ひかんや》、在原の後輩でことあるごとに在原をこき使おうとする。でも、そんな意地悪な表裏にあるのは密かな戀心? 本人はまだ、それに気付いていない。 本編では語られていないが、在原にお弁當のおかずをご馳走したこともある。 |緋野靜流《ひのしずる》、在原の同級生。面倒見がよくいつも部室では紅茶を注いでいる。みんなからは密かに紅茶係に任命されている。 家はお金持ちだとか……。 |姫熊夢和《ひめぐまゆあ》、三年生。いつも優しそうにしているが、怒るとじつは怖い。 學內では高嶺の花らしく彼氏はいないらしい。みんなから愛されている分愛されるより愛したいタイプ。 じつはちょっと胸がコンプレックス。 |海道義明《かいどうよしあき》、在原の中學からの幼馴染。この中では唯一の彼女持ちだが、その彼女からは殘念イケメンと稱されている。仲間とつるむことを何よりの楽しみとしている。どちらかもいうとM。 |雙葉若菜《ふたばわかな》、海道と同じく在原とは幼馴染。在原のことを母親のように心配している。本人は身長なことを気にしているが、胸はどうでもいいらしい。じつは彼氏がいるとかいないとか……。
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