《學校一のオタクは死神でした。》第46話 お迎えですよ?
* 第46話 お迎えですよ?*
日本からイタリアまで、約13時間のフライト…
イタリア 首都…ローマ…
「イタリア〜ーーーーー‼︎
到ぉぉおおお〜ーー著っっっっ‼︎‼︎」
「五月蝿いわアホ‼︎‼︎電話かけてる時にぶな‼︎‼︎
『あ、繋がってた。
もしもし?
“シュパルツさん”?
急にごめんね?
あの〜…とても言いにくいんだけど…
俺が留學している間、うちの家事を任せられないかな?
希里達だとちょっと心配だからさ〜…
あ、できる?
おお‼︎ありがとう‼︎
それじゃあ、しばらくの間よろしくお願いします。
ほんじゃ、はい、失禮しま〜す、はい。』
はぁ〜…
よかった〜…引きけてくれた…」
「どうだったの?」
「お前なぁ?一番最初に言うのがそれか?」
「うぅ…すいません…」
「電話かけてる時に大聲でぶなよ本當に…
まぁ、“黒子さん”は引きけてくれたからいいんだけど…」
「黒子さん?
またの子?」
「ああ、だけど、別にそう言う関係じゃ無いぞ?」
「ふん?じゃあどんな関係?」
「う〜ん…“育ての親”…かな?
母親は居なかったからな。
ずっと、黒子さんに育てられた。
あと、姉さんにも…」
「…………なんか、ごめん…」
何故か謝る委員長さん。
何で謝られたか全くわからないんですけど…
「んゃ?何が?」
「いや…まさか、神藤君のお母さんが亡くなっていたとは知らなくて…」
「ん?いや、生きてるけど?」
「へ?」
は?え?何でそうなるわけ?
あ、ああ〜…
あ〜うん、確かに死んでる風に聞こえるわ…
「う〜ん、確かに最近再會したばかりだったけど…
スゲー元気だぞ?
この前なんか大はしゃぎで星になってたし。
(俺が投げ飛ばしたんだけど…)
因みに黒子さんはこの前本棚の寫真送ってくれた人だぞ?」
『好きで星になったんじゃ無い‼︎』←邪神(新マザー)
「星になるって…どう言う狀況なのそれ…」
「まぁ、そんなことは良いとして最初はどこに行くんだ?
俺、全く知らないんだけど。」
「先生の話聞いてたの?
最初は留學先の學校に挨拶。
その次にホームステイ先の家族に挨拶するの。
學校は明日から登校ね。」
「ふ〜ん。まぁ、別に覚えてなくて良いや…」
「覚えなさいよ‼︎」
いや、本當に覚える必要が無いし…
だって、なんか知らないけど空港の外がざわついているし…
なんか待ち構えてるし…
(※ all life使用中)
「まぁ、行きましょ。」
「…嫌な予しかしないのは俺だけなの?」
「…まだ、そんなこと言ってるの?
別に“リズ”って子が外でwelcome‼︎って待ってる訳でもあるまいし。」
「おいこら、フラグ立てんな。」
フラグは回収される為にあるんだぞ‼︎
これで本當にそうなったらどうするんだよ‼︎
* 數分後 *
ローマ空港 出口…
「Deaths arrive‼‼︎‼︎(死神様ご到著‼︎‼︎‼︎)」
(コロコロコロコロ)←レッドカーペットが転がされる音
(ダッ)←黒服の男達が整列した音
(ファサッ)←黒服の男達の中の一人が紙吹雪を投げる音
「「「「「「Welcome to Italy‼‼︎‼︎ (ようこそイタリアへ‼︎‼︎‼︎)」」」」」」
(パチパチパチパチパチパチパチパチ)←黒服の男達が拍手をする音
「ホェ?」←たまたま外に出た中年のおっさん
「「「「「Not you ‼︎(お前じゃ無い‼︎)」」」」」
「ヒェエエ〜ッッッ‼︎」←逃げる中年のおっさん
「「………………」」←その様子を呆然と立ち盡くす留學生二人(新&委員長さん)
ええ〜っと?
こいつら何してんの?マジで?
何?この俺の目の前に広がる景は?
レッドカーペッドの先に控えた超高価そうなリムジンに、先ほど黒服の男達の一人が撒いていた紙吹雪が散している。
黒服の男達はと言うと、先ほど目の前にいた中年くらいのおっさんに向かって野生の獣のように歯をむき出しながら威嚇している…
そして、それを見ながら呆然とするオタク二人組(俺と委員長さん)
すると、
「「「「「   ‼︎   」」」」」←それに気づいた黒服の男達…
どうやら、やっと俺達の存在に気づいたようだ…
ってか、本當にどうすればいいのこの空気…
お互い、時間が止まったように呆然と突っ立っている…
………………………………………
…………………………………………………………
(キュルキュルキャル‼︎)←レッドカーペッドをもう一度巻き直す音…
「いや、Do not put it back ‼︎ (元に戻さなくていいよ‼︎‼︎)」
* * *
※ ここからは日本語でお楽しみください… ※
↑絶対疲れたんだな…コレ…↑
英語苦手なのに無理やり書くなや… by俺(新)
* * *
「さ、行きましょうか?」
お、おう…委員長さんスルーする気満々ですね…
まぁ、話になっておきますか…
と言うわけで、黒服の男達を見て見ぬ振りをし、橫を通り過ぎ……
(キキッッッッ‼︎‼︎)←車が勢いよく行く手を塞ぐ音
(キュルキュルキュルキュル‼︎‼︎)←レッドカーペッドを撒き直す音
(ダダダダダッ‼︎‼︎)←黒服の男達が移する音
(コロコロコロコロ‼︎)←レッドカーペッドを転がす音
(ダッ‼︎)←黒服の男達が整列する音
(ファサッ…)←黒服の男達の中の一人が再び紙吹雪を投げる音
「「「「「ようこそイタリアへ‼︎‼︎」」」」」
(パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ)←黒服の男達が拍手をする音
うん。何が何でも車に乗らせる気だ〜❤︎
凄く周りからの視線が痛いんですけどぉ〜❤︎
そして、委員長さんの反応…
「(ピクピク…ピクピク…)」
凄く頬をピクつかせていた…
すると、委員長さんは、ギギギギッとをロボットのようにかし、の方向を正面から右に変えてみる…
(キキッッッッ‼︎)←車が勢いよく行く手を塞ぐ音
(キュルキュル‼︎…コロコロコロコロ…)←レッドカーペッドを移させる音
(ズダダダッ‼︎)←黒服の男達が整列する音
(ファサッ)←黒服の男達の中の一人が紙吹雪を投げる音
(パチパチパチパチ)←黒服の男達が拍手をする音
………………………………………
………………………………………………………
意地でも車に乗らせる気のようで…
「こうなったら、神藤君、作戦αよ‼︎」
「は?作戦α?何それ?」
初耳なんですが…
「作戦αは…」
「作戦αは?」
「強行突破よ‼︎‼︎」
「…は?…………はぁああ‼︎⁉︎」
そういった瞬間、委員長さんは俺の手を取り、全力で走り出した…
これには、流石に黒服の男達も驚いたようで反応が遅れる…
そして、奇跡的に黒服の男達の間を抜け、イタリアの街へ飛び出していった……
* 數分後 *
「何でこうなるわけ?」
俺と委員長さんは、を一本の鎖でガチガチに縛られ、鋼鉄のミノムシのようになりながら先ほどのリムジンに乗っていた…
いや、そりゃそうなるだろう…
確かに、黒服の男達が油斷して反応が遅れた。
だが、“そんなちっぽけな事で黒服の男達から逃げられるわけがない”
黒服の男達はそんな事で、ターゲットを逃すはずがない。
「で、一ついい?委員長さん?」
「…何…?」
「今のご想は?」
「最悪に決まってんでしょうがぁぁぁああああ‼︎‼︎」
「…了解…で、テメェらの今のご想は?」
と、“黒服の男達”に尋ねる。
「「「「「最悪ですぅ………………恐怖でしか無い……」」」」」
「でしょうね❤︎」
神藤新、中谷蒼の留學は當然のごとく、普通の留學とはならないようだ…
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