《俺の隣の席の人が毎日違うのですが?》木曜日〜アリス④〜カレンの誕生日の前日
木曜、今日はアリスが學校に來る日である。
教室にり伊藤さんの席を見るが席にアリスは座って居なかった。し教室を見渡すとアリスはこのクラスの中でも料理が得意らしい鈴木 奈々それと、手作りっぽいクッキーを學校に持ってきて仲の良い子に配ったりしてる山 桜子と何やら話し込んでいた。
そこに聲を掛けに行くのも気が引けたので、俺は席に座り本を読むことにした。
「おはようございます。結城さん」
突然橫から聲を掛けられ顔を向けるとアリスが席に座ってこちらに話しかけていた。やばい、気配が一切しなかったのだが。
「あぁ、おはよう。アリス」
挨拶を返すとアリスはし間をおいて俺に話しかけてきた。
「....あの、今日結城さんの家に行っても良いですか?」
近くに居た男子生徒がギョ!っと音が出そうなほどの勢いで俺に視線を向けてくる。誤解しないで!怖いから!
「べ、別に良いけど、何をしに?」
「明日、お姉ちゃんの誕生日なのでサプライズケーキを作りたいなと思いまして。あれ?なんで結城さん汗かいてるんですか?」
誰のせいだよと言いたかったけど、なんとかその言葉を押し留める。よくやった、俺
「気にするな、それとそれが理由なら斷る選択肢はないな」
「ありがとうございます!結城さん!」
こうして、放課後カレンのケーキ作りが決定した。
〜放課後〜
家に行こうとしたらアリスに必要なものを買わないと行けないと言ったので俺は家にあるのを使えばいいと言ったのだが「あまり迷はかけられないので!」の一言により現在スーパーに來ております。
「外はし日が出てたのでやはり室はいいですね」
「そうだな」
そんなことを言いながらカゴをとり足を進める。最初は卵から取りに行くようだ。
「そう言えば作り方知ってるのか?」
「はい。朝、鈴木さんと山さんから聞いてきました」
なるほど。そんな話をしながらアリスは卵をカゴの中にれようとしながら足を進めようと足を出そうとするが...
「きゃ!」
「危ない!」
アリスは足をちょっとした段差に引っ掛けて勢を崩してしまった。咄嗟に右腕でアリスを抱えばした左手でアリスが放したカゴを摑む。ふぅ、これでギリギリーー
「セーフじゃなかったわ」
「え?」
まだアリスは俺の抱えてる手が何処に當たってるか気が付いてないが、気が付いたら絶対ビンタされる。
「その、なんだ。俺も決してわざとじゃないんだ」
「?」
アリスが首を傾げたことによりし勢が変わり無意識に手に力をれてしまい、等々アリスも気が付いたようだ。みるみるうちに顔が赤く染まる。とりあえず立たせて様子を見ているとアリスのがプルプル震えだしーー
「バカーー!」
「グハァ!」
アリスの平手ではなく、グーパンが飛んできて見事に俺の頬を直撃する。毆られながら、あぁ、らかかったなー。我生涯にいっぺんの悔いなし!なんて事を考えてたりした。俺はバカなんじゃないだろうか。
「ごめんなさい!」
「いや、あれはしょうがないって。...流石にグーパンは予想外だったけど」
スーパーから俺の家に向かう途中アリスが謝ってきた。別に怒ってもないからなー。怒られることはしたけども。
そんな風に歩いていると俺の家に著いた。
「ここが、結城さんの家...」
「じぁ、中にろうか」
俺とアリスは俺の家の中にっていった。
「両親は居ないんですか?」
「共働きだからね、なかなか居ないんだよ。...よし、じゃあ始めるか」
「はい!」
そこからはかなり早かった。ケーキは初めて作るらしいが手間取った様子もなくどんどん作業が進む。ケーキ自難しい訳ではないがやっぱり手際がいいと、こう...くるものがある。
記事はあっという間に完しアリスはオーブンの中に型をれた生地をれスタートを押す。
オーブンの中の生地を見ながらアリスが話しかけてくる。
「そう言えば、結城さんって誕生日いつなんですか?」
「俺は6月24日だな。アリスは?」
「そうなんですか。私は、12月30日ですよ」
「る程。....あれ?元いた世界と月とか一緒なのか?」
「いえ、違いますけど。一年が365日なのは一緒なのでこちらの月と重ねて調べました。まぁ、私のは簡単でしたけどね」
そんな事を話していると時間はあっという間に過ぎていった。
「じゃあ、今日はこの辺で帰りますね」
アリスはケーキの生地を焼き、ホイップを作って帰ることにするそうだ。まぁ、明日だしそんな急いで完させる必要もないか。
「そうか。じゃあ、また明日であってるかな」
「はい。では、また明日」
こうして明日の楽しみを殘して木曜が過ぎていく。
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