《部活の後輩と付き合ってみた》お願いをしてみました
そして一睡もできなかった僕。
「あ・・もう朝か、眩しい」
「朝なんですか?」
と彼も起きた。
「ほら、まだ起きない。まずは溫測って」
「先輩は私のお母さんですか?」
「別違うでしょ。なんならお父さんだし
そして僕は君の親族になったつもりはない」
「ええ〜ノリが悪いな〜〜だから先輩は彼が
できないんですよ」
「・・君は容赦無いな。ほら誤魔化さずに溫を
測る。まだ溫高いだろうし、高かったら今日は
休みな」
「本當にお母さんですね」
「うるさい。は・か・る」
「分かりましたよ・・もぅ」
と渋々と溫計を取り、測り出した。
「まだ高いね。今日は休みなさい」
「私は行けますよ〜〜」
「今は薬が効いているからであって、無理はしない
方がいいよ」
「大丈夫ですって」
「大丈夫って思う時が1番心配だよ?今日は大事を
とって休みなさい」
「でも・・・」
とそう言った彼は寂しそうだった。その時、僕は
なぜ次の様な事を言ったのか未だに疑問だ。
「今日は僕、授業ないから早く帰ってくるよ」
「どうしてですか?」
「いやなんか寂しそうに見えたからね。今日は
午前中で授業終わるから、晝頃には帰ってくるよ」
「でも部活は?」
「今日ぐらいは休むよ」
「いいんですか?」
「毎日真面目にやっているし、しぐらいは
休んでも文句を言われる立場ではないはず」
・・第一今、部活に行くの気分的に疲れるし
特に誰とは言わないがあのギスギスは好きに
慣れないな。
「だから僕が帰ってくるまで寢ておきな。帰って
きたら話し相手でもなってあげるからさ」
「誰もそんな事、お願いしてないのですが・・」
「じゃあ、僕が頼むよ。最近話し相手がいないから
寂しくて。丁度隣人が來たからさ僕の話し相手に
なってよ。お願い」
「・・先輩がそこまで言われるなら仕方ないです。
私が話し相手になってあげましょう」
「うん、ありがとう。じゃあ僕は行ってくるよ」
「では、約束守ってくださいよ」
と僕は一睡もせずに大學に向かった。
・・・無論、授業中寢てしまったのは仕方ない。
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