《部活の後輩と付き合ってみた》やっぱりかい
あけましておめでとうございます!!
今年も頑張って更新していきますので宜しくお願いいたします。
會社の説明會を終え僕は今年の合宿地である伊豆に著いたのは七海が家を出てから2日後の夕方だった。駅から出た僕は手には近くのスーパーで仕れた部員達に差しれするようのお菓子を大量に持ち、合宿地に向かった。
「ふぅ……やっぱりこの坂にこの荷の量は結構膝に來るかな……」
日常生活で支障は無いものも坂道や階段で大荷を持ったりすると膝が痛くなる。そして合宿の宿に向かう道には結構急な坂があるので結構くる。そのため若干上り坂で昔痛めた膝が痛くなりながらも泊まる予定の宿に無事著いた。
僕は宿の人にあいさつをして自分が泊まる部屋に一通りの荷を置いたあと、部員達が練習している練習場に足を向けた。
「さてあいつらは無事に練習しているのだろうか……」
そんな不安がをよぎる。
まぁ織田がしっかりしているし僕よりも先に來ている樋口さん、森や與謝野さんも練習中はしっかりしているだろうから大丈夫だろう。
……だ、大丈夫だよね多分。
森は意外と練習は真面目にやっているからいいけど、與謝野さんや樋口さんは練習中にいきなりふざけたりするから心配だし、幹部では無いが七海も練習を真面目にしているのか不安だ。
僕自が人より不安に思いがちというのもあるだろうけど、心配なのは心配なのである。
そんな事を考えていると練習場が見えてきた。
そこでは……
「全員、今自分たちがやっている練習がどんな意味があるのかをしっかり理解しながら行うこと」
「「はい!!」」
そこには織田を始めをする幹部の代がしっかりと下級生に指導している姿があった。
「おや、どうやら僕の不安は杞憂で済みそうだな……これなら」
織田は勿論としていつもはふざけている森や、部員を含めがいると目のを変えて興する與謝野さんもいつも以上に真面目に指導をしていた。樋口さんはそんな彼らのフォローに回っているが、そのフォローもせずともよく出來ている。
僕が彼らの指揮を合宿前、最後に見た際には慣れていないのもあるがまだ指揮をとりながらもたどたどしいところが多々見けられたが、それも改善されており僕の不安はどうやら不必要だったようだ。
「まっ、今日は出しゃばるのはやめてここから隠れて見守ってますかね」
と僕は近くにあるベンチに座った。
僕はつい人に大してお節介を焼いてしまう格なので、今回ぐらいはこんな風に見守るのもありだろう。彼らが上手くやっているのに先輩が出しゃばって失敗させては元も子もない。
「ところで七海は……こっちも真面目にやっているね」
一応七海も練習は真面目にやっているようだし怒らずに済みそうだ。
七海と言えばいつもの笑った笑顔もいいのだが、今日のようなキリッとした真面目な表も見ていて新鮮で、今更ながら彼の新たな一面を垣間見た気がする。
七海は家では常にぐうたらしているので真面目な表をしない。
……えっ? 勉強はどうなっているのかって?
あの子って大レポートは學校で終わらせるし、試験勉強もあまりしなくても學部で優秀賞をとるぐらい頭良いんだよね。ほんと謎だよ。
その要領の良さをもうし家事に活かしてもらえないかなと切に思う。
「まぁ甘やかした僕も悪いんだけどね……」
この合宿が終わったらし指導するか、なんて思う僕であった。
練習が終わった頃を見計らって僕は後輩たちに聲をかけた。
「やぁみんな、頑張ってるね」
「あっセンパイ!!」
「お疲れ様です國木田先輩」
「織田もお疲れ。
ほら差しれだよ。みんなで分けて」
僕が買ってきた差しれを織田に渡すと、織田は両手で丁寧にけ取ると軽く頭を下げてきた。
「わざわざ來ていただいたのに差しれまで頂けるとは、本當にありがとうございます」
「いいって別に。僕先輩だからね」
「そうなんですよ、これがセンパイなんですよ」
「そうだ、これが國木田大先輩だからな」
と何故か七海と森がを張る。
「……どうして七海と森があたかも自分が褒められたかのように自慢するのかな?」
「私のセンパイですし」
「俺の直屬の先輩だし」
「いや、意味分からん」
「「えっ、分からないんですか?」」
「そこハモるな。ほら織田、差しれ七海と森以外に配って」
「「えぇーー!! 酷いですよ!!」
「わ、分かりました……お~い下級生から好きなの取って。
ーー森と平塚の分は數えなくていい、と國木田先輩からのご達しだ」
と織田が下級生に配り始めると無くていいといわれた森と七海が急いで織田のもとに向かって、自分の分を取ろうとするが、流石主將というべきか彼らがとれなさそうなポジションを取っていた。
そんな様子を僕は若干離れた場所で見ていた樋口さんの方に向かった。
「お疲れ、國木田」
「そっちもお疲れ様、樋口さん。僕がいない間助かったよ」
「いや~私あまりしてないよ。意外と織田達が頑張っていて私の出る幕はなかったね」
「へぇ……そうなんだ」
「おっ、國木田嬉しそうだね」
「そりゃ、後輩達が長してくれたら先輩として嬉しいでしょ」
「まぁそうだね。私も最初行ったときは心配だったんだけどさ、予想以上に彼らが頑張ってくれてね私は悠々自適に楽しませてもらったよ。いや~暇で暇で仕方なかったよ」
“暇だった”なんて樋口さんは言っているが、実際彼は後輩達をしっかり見ていたのだと思う。
「そうか暇だったのか」
「そう暇でしたよ
ーー私達ももう年かね?」
「ハハッ、まぁそうかもしれないね」
なんていう會話をしながらも後輩達の長をじた日だった。
だが次の日の朝……
「ほらみんな起きて~!? 朝練遅れるよ!?」
朝練に誰も起きて來なかったので結局、僕がいつものように各部屋を回って起こすのであった。
近いうちに連載か短編を1つ上げるかもしれません……
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