《奴ら(許嫁+馴染諸々)が我が家に引っ越してきたのだが…》由お姉ちゃんの心配事
異分子は淘汰される。
それは學校という小さな社會でも言えることでこの學園には優秀な生徒會長がいるのでいじめ問題など起きていないのだが、琴陵 雪音はクラスに馴染めないでいた。
「それで、何故俺はこんなところに呼び出されてそんな話を聞かされているんでしょうか?」
晝休みの中庭で初の相手と一緒にランチをしているはずだったが、途中で話は琴陵 雪音の話になった。
転校してもう一ヶ月近く経とうとしているのに彼は親しい友人ができた様子がないという。
正直、そんな話を振られても困るのだがと返すが由は痛いところを突く。
「だって、興ちゃん雪音さんと一緒に住んでるんでしょ?」
「ど、どうしてそのことを⁉︎」
「魅雨ちゃんに聞いたの。この間、お姉ちゃん會議の時に々とお話しした時にね。お姉ちゃん的には同棲は良くないと思うけど、みんな事があるって言うし魅雨ちゃんがいるなら問題はないと思うけど……」
お姉ちゃん會議……。
俺の知らないところで恐ろしい會議が開かれていた。まさかとは思うが、弟の報をかに換してはいないだろうな。
ともかく、知られてしまったものは仕方がない。どうやら他の先生方に報告はしていないようなので一安心だ。
「まあ、その辺は大丈夫だよ。でも、由お姉ちゃんは琴陵とは面識がないでしょ? どうしてそこまで?」
由お姉ちゃんの擔當は俺たちのクラスだ。教育実習生なので學園のことも一部しか知らないはずなのだが……。
「それ、魅雨ちゃんにも言われたよ。確かに面識がないし、お節介かもしれないけど見て見ぬ振りはしたくないの」
ああ、そうだった。
この姉はこういう人だった。困っている人は放っておけず、優しく手を差しばす。俺はそんなところに惚れたんだ。
「は〜、分かったよ。どうせ俺が止めても一人でお節介を焼くだろうから協力するよ」
「ありがとう興ちゃん。やっぱり優しいね。魅雨ちゃんが頼りにしてるわけだよ」
「魅雨姉が?」
「うん。実はお姉ちゃん會議の時にこのことを相談したんだけど、そういうのは自分よりも興ちゃんの方が得意だからって」
「別に得意ではないけど……」
「そんなに尊敬しなくても良いよ〜。それに學生だからこそ話せることもあるだろうしーー」
「まあ、多はそうだろうけど琴陵はちょっと……というか大分変わってるからな」
パワースポットがどうのと口にするような後輩と話しが合うとはとても思えない。こちらから合わせようにもあの格ではどうにも……。
「でも、的に何をすれば良いんだろ?」
現狀を打開するにはそれ相応の変化が必要だ。つまりは琴陵を説得が必須になってくるのだろうが、彼が耳を傾けてくれるかどうかは今のところ怪しい。
「えっと……お話しするとか?」
「決まってないんだね。まあ、當たって砕けろだ」
ここで大人しくしていても事は解決しない。特に急いでいるわけでもないが、こういったものは早めに解決した方が良いに決まっている。
早速、二人は琴陵がいつも放課後にいるという図書室へと足を運んだ。
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