《皇太子妃闘記~離縁計畫発中!~》2話 求婚!?されちゃいました。
ダンスホールに著くとさっそく踴りだした。
だけど、
「ルイス殿下、私はワルツしか踴れませんの。」
何せ三才でなのでワルツのステップしかできない。
「大丈夫だよ。」
ルイス王子はニッコリして、さりげなくリードしてくれた。
ステップも私に合わせてくれて踴りやすかった。
やっぱり皇太子様だから教育が凄いんだわと思った。
「ルイス殿下は何歳ですの?」
「私は六才だよ。」
六才でこんなに大人ばかりの中でもじず、平然としてるなんて!
私は心をせずにはいられませんでした。
くるくる回っている最中に、姉様方が、私を睨んでいるのが見えた。
ヤバっ!
姉様方のいつもの言葉が頭の中で反芻する。
「貴は大人しく、部屋の隅っこにでもいなさいな。卑しい侍の子なんだから目立つなんてとんでもないですからね!」
私はこの言葉を、今年舞踏會デビューしたばかりの頃から、こういう夜會やパーティーなどに毎回言われていた。
とはいえ三才だから夜にする參加したパーティーは、私の披目會とこの歓迎パーティーで二回目ですけれども。
後でネチネチ言われたくないからさりげなく言ってみた。
「ルイス殿下、次の曲で姉様方と踴ってはいかがですか?」
私が言うと、ルイス王子は片眉をピクッとかし私を見た。
「それはどういうことですか?」
若干聲のトーンが低くなったような気がする·····。
「すみません。私が疲れたので、お相手は姉様方でいかがかと思いまして····。」
「そうですか····分かりました。」
ルイス王子は無表になり、何もしゃべらなくなりました。
····怒らしちゃったかな····。
まあいいわ。私には関係のないことだもの。
姉様方はせいぜい、花嫁候補になれるように頑張って下さいな。
などと思っていると曲が終わり、私達はホールの外へ出て行った。
私はルイス王子にお辭儀をし、お禮の述べた。
「ルイス殿下、楽しいひとときをありがとうございました。」
私はその場から立ち去ろうとしたが、ルイス王子が手を離してくれない。
私は思わずルイス王子の顔を見たら、ルイス王子は笑顔で
「バルコニーで話をしませんか?」
とってきた。
できれば姉様達の相手をしてしいのですが·····。
まさか王子のおいをお斷りもできるはずもなく、仕方がないので頷こうとしたときに姉様達がやってきた。
「ルイス殿下、アリアとは踴って私と踴ってはいただけませんの?」
「ルイス殿下、私とも踴って下さいませ。」
満面な笑みでルイス王子をっている。
その笑顔····私には見せてくれたけとありませんわね。
ルイス王子は笑顔で応えた。
「すみません。これからアリア姫とバルコニーでお話しますので。」
ルイス殿下!そこは斷るとこではございませんわ!
恐る恐る姉様達を見ると、思いっきり私を睨んでました····。
私は急ぎ斷りをいれた。
「ルイス殿下、私とのお話より、姉様方と踴っていただけたらと思います。」
「アリア姫····」
ルイス殿下が話をしかけた時に、側近の方がそばにきて、耳ともで何か言ってます。
ルイス王子はムスッとした顔になり、しぶしぶと言ったじで
「分かりました。ではお二方と踴りましょう。アリア姫、踴りが終わるまで待っていてください。」
ルイス王子はカトリーヌ姉様の手を取り、ダンスホールへ向かって行った。
それを見送って、バーバラ姉様がこちらへやってきて
「アリア、貴は小さい子供なのだから早く部屋に帰って寢たらどうかしら?」
バーバラ姉様も小さい子供だと思いますが····
そんなことは言えないので了承した。
私のことが邪魔なのでしょう。早く追い返したいようです。
私も疲れました····。
ルイス殿下に自分が踴り終わるまで、待っているようにと言われたけど、別にいいわね。
さっさと部屋に戻りましょう!
私はお母様に部屋に戻ると告げたら、あまりにも早く退くので、調が悪いのかと心配させてしまった。
大丈夫····と言うつもりだったけど、いい裁が出來たと思い、調が悪いことにして部屋に戻った。
その時に醫師を呼ぼうとしたので慌てて止めた。お母様は心配癥なんだから!
早くに部屋に戻ってきた私を見て、ネネは驚いていたけど、訳を言ったら納得して、姉様方を怒っていた。
そんなネネを見て、嬉しく思う自分がいた。
次の日の朝。
私は至急応接間にくるようにと、お父様の呼び出しきたので向かっていた。
応接間に著き、従者に案され席についた。既に他の兄妹も來て著席をしていた。しかも側妃も全員來ていたのて驚いた。
勿論、ルイス王子もいた。
何なのかしら·····。
私が著席したのを見て、國王であるお父様の話が始まった。
「この度、皆の者を呼んだのは、ルイス皇太子殿が皆の前で話をしたいと依頼をされた為である!ではルイス皇太子殿、集まったので何の話か始めてしい。」
ルイス王子は、お父様の言葉を聞き、頷き立ち上がり、私達の方を向いて挨拶。
「この場を設けて頂き謝します。昨日も言いましたが、視察のために一週間ほどお世話になるので、宜しく頼みます。」
そうなの?全然聞いてなかった····。額にし冷や汗を掻いた。
「あと、今後の國に関しても親をもっと深めていきたいと思っています。それでメンデル國王殿。」
ルイス王子はお父様の方を向き、いきなり頭を下げた。
お父様は勿論、私たちもびっくり仰天!
何事かと思ったら、次のルイス王子の一言に私は逃げ出したくなった。
「アリア姫を私の妃として迎えたいと思っています。」
「「「「「「えー!」」」」」」
そこにいる皆が大絶をした。
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