《腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜転校生と始める學園生活〜》61話 ミーシェの彼氏

ピピッ…ピピッ…

ミーシェとの同棲を始めて次の日。

「んあ?ああ…朝か…。」

そう言って目覚まし時計を止める。

「ふあーあ…ミーシェは起きてるかな…。」

すると隣に違和

「ん?」

「むにゃむにゃ…ユウのえっちぃ…」

「は?…え?」

「むにゃ?あ、朝かぁ…おはよぉ…。」

そう言って目をりながら起きるミーシェ。

「いや、おはようじゃなくて。なんでお前が俺の布団に?」

「ああ…寒かったから…。あ、だいじょうぶ。枕は自分の持ってきたから。」

「いやさ、そういう問題じゃないんだよ。布団を買った意味とは。」

「え〜…いいじゃん別にぃ…。あ、朝ごはん作るね〜。」

そう言ってミーシェはキッチンに歩いていった。

「…」

まあ…いい…のか?

「いただきます。」

「どーぞっ。」

味そうだな…。鮭のホイル焼きなんていつ準備したんだ?」

「昨日だよ?昨日のうちに包んどいて起きたら焼くだけにしといたの。」

「ほお…流石だなぁ…。うん、味い。」

「えへへ…ありがと。」

「そう言えばミーシェ…。今日の放課後空けとけよ。」

「あ…うん。」

今日はミーシェに手紙を送った相手。

上田が指定した日である。

「…そんな暗い顔すんなって。」

「でも…」

「なんなら見てるか?」

「…え?」

放課後

「よお?來たな…藤山ぁ?」

「…」

「ご丁寧にまで連れてきてんじゃねえか。いいぜ。お前をボコしてからたっぷり犯してやるよ。」

「そうか…それで?どうするつもりだ?サシでやるか?」

「ふん…減らず口を叩いてられるのも今のうちだぜ?」

そう言うと上田の後ろから20人程の屈強な男達が現れた。

「この數…お前でも無理だろ?」

「ふぅ…サシで勝てないからって數に頼ったのか。」

「!…てめぇ…口に気をつけろよ?」

「事実だろ?」

「…やれぇ!」

うおおおおぉ!!

男達が一斉に優に襲いかかる。

「ユウ…この數は…」

「大丈夫。後ろにいろ。そしてただ一言。応援してくれればいい。」

「え?」

「頼む。」

「あ、うん。ユウ!頑張って…!」

「…任せとけ。」

數分後。

ジャリ…

「ひっ…」

腰を抜かして壁にもたれ掛かる上田の顔の橫に足を乗せる。

「どうする?まだやるか?」

「ば、化け…!」

優の後ろには先程の男達が全員橫たわっている。

対する優は息一つさず上田を睨みつける。

「お前はこの街では発言力があるはずだ。お仲間に言っておけ。俺はお前らになにか仕掛けるつもりは無い。だが俺やミーシェになにかしようってなら…全力でそれに応えてやる。まあそうなった場合はお前らを理的にも社會的にも殺してやるよ…。」

「こ、殺…す?」

「言っておくが本気だぞ?なんなら…試してみるか?」

優は上田の目をこじ開け指を近づける。

「無防備だな…今なら簡単に目を抉り取れる。」

「や、やめ…わ、分かった!分かったからぁ!!」

「…そうか…。」

優は上田から手を離す。

「くそ…なんでこんな…」

「だがお前はこの手紙のせいでミーシェを不安にさせたよな?」

「…え?…もが…」

優は手紙を丸め、上田の口の中にれる。

「脅しだけじゃ足りないよなぁ?」

「そ、そんな…」

ダン!

優は上田の橫の壁を蹴る。

「ひっ…あ…ああ…」

上田の間の下の地面が濡れる。

パシャリ。

「と、撮るな!止めろ!」

「今から俺の割とフォロワーのいるTwi〇terで『俺んちの近所で失してるヤンキーいるんだけどwww』とツイートしようと思う。」

「や、止めろ!」

「だったら言うことがあるだろ?」

「や、止めてください…!」

「ああ?!ちげーだろ?謝罪しろや謝罪。」

「ご、ごめんなさい!」

「俺じゃねえよ。ミーシェにだよ。」

「ご、ごめんなさい!」

既に上田は泣いている。

「ユ、ユウ。この辺にしておこう?もうやらないだろうし…。」

「…お前がそう言うならわかった。おら、とっとと消えろ。さっきのことちゃんと仲間に言っとけよ?ツイートされたくなかったらな。」

「は、はひっ!」

そう言って上田は逃げていった。

「これでしばらくは大丈夫だろ。」

「ユウって…何者?」

「は?」

「だって…」

橫たわる男達を見るミーシェ。

「この人たち瞬殺しちゃうし…」

「馬鹿、死んでねえよ。」

「そうだけど…さすがに強すぎない?」

「鍛えてただけだよ。帰るぞ。あ〜…腹減った…。ミーシェ…今日のご飯何〜?」

「ふふ…牛丼でも作ろっかな!」

優の腕に抱きつくミーシェ。

「おお…楽しみだな…。」

そう言って優とミーシェは帰路に著いた。

「ほら、期末テスト近いんだから勉強すっぞ〜。」

「えぇ…」

家に著いた優とミーシェは夕飯を食べ終え、リビングでくつろいでいた。

「えぇ…じゃねえよ。期末テスト落としたらやべーぞ?」

「そうだけどぉ…。」

「分からないところあったら教えてやっから。」

優はミーシェの頭に手を置く。

「やって見よーぜ?」

「うん…。やる…。」

ミーシェは筆箱と教材をもってリビングにやってきた。

「そう言えばさ、優の部屋って勉強機ないよね。」

「基本はリビングでやってるからな。それにこっちの方が広くていいだろ?」

「うん!あ…ユウ〜…解き方分かんない…。」

「ああ…ここはだな…」

「うんうん…」

教えながら仲良く勉強をする2人だった。

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