《ボクの彼は頭がおかしい。》バイト
「早瀬くん、帰ろう」
「ごめん、今日これからバイトあるんだ」
「今日ってバイトの日だっけ?」
「うん、増やしてもらった」
「わたしよりバイト優先なのかぁ」
違うよ。
バイトは全部、君のため。
貢ぐ額がハンパじゃないからね。
まぁ、その分の幸せをもらってるわけだけれども。
放課後、五月と別れた僕はバイト先のコンビニへと向かった。
今から四時間、みっちり働く。
四時間後(バイト中の描寫は気力の問題でカットします)。
いやぁ疲れた。
とぼとぼ歩く。
自宅に到著。
リビングにると父と母の姿はなく、代わりに五月がいた。
どうなっているんだ?
「おかえりなさい」
「ただいま。何してるの?」
「別に。あ、先にお風呂る?それともご飯?」
「五月はもう食べたの?」
「まだだよ」
「よし、じゃあ先に食べよう」
五月が料理を溫めなおしている間に雑用を済ませる。
「いただきます」
「召し上がれ。いただきます」
隣同士に座り、遅めの夕食を開始する。
ご飯、味噌、サラダ、とんかつ。
うん、おいしそう。
味噌を口に含み、いつもと味が違っていることに気付く。
「五月が作ってくれたの?」
「一応ね。バイト、お疲れさま」
彼には敵わないなぁ。
三十分ほどで食べ終え、二人で食を片付けた。
「今日は泊まってく?」
「いいかな?」
「いいよ。最初からその気だったんでしょ」
ソファの隣に僕のではない大きなリュックが置かれている。
「すべて作戦通りです、早瀬隊長」
「ご苦労であった。お風呂、ってきなよ」
「うん!ありがとう」
五月が風呂場に消えていった。
彼はこの家に何度も泊まりに來ているので、案したりする必要は無い。
さて。
リビングの隣、和室のドアを開ける。
そこにはやっぱり母がいて、小型テレビを凝視していた。
「おかえり」と母が言う。
「ただいま。気利かせてくれてありがとう」
「お禮なら五月ちゃんに言いなさい」
「そうだね」
「そうよ。あんたにはもったいないくらい良い子なんだから」
「分かってるよ」
「ならいいけど。じゃ、あたしは寢るから」
「おやすみ」
母が二階へ上がっていった。
それからテレビを見たり新聞を読んだりで彼が出てくるのを待った。
明日も學校だ。
あまり遅くまで起きておく事はできない。
「お風呂空いたよ」
11時過ぎ。
彼が出てき……た。
パジャマを著ている。
パジャマを、それは何も悪い事ではないのだが……
ボタンを…留め忘れている……
「前、見えてるよ」
冷靜を裝う僕。
彼、痩せているのに出るとこは出てるからなぁ。
「うわ、ごめんなさい」
「いや、謝ることじゃないけど」
「あ、そっか。早瀬くんは何度も見――」
「それ以上言うなっ!」
僕は逃げるようにしてリビングを出た。
風呂からあがり、リビングに戻ると五月はすでに眠っていた。
ソファの上、貓のように丸まっている。
起こすかどうか迷っていると、テーブルの上の置き手紙に気がついた。
『一、ソファで眠っている私を優しくお姫様抱っこせよ。二、そのままベッドまで連れて行きなさい。三、英語の予習をお願い。あと、古典と數學も。四、それが終わったら朝までしっかり添い寢せよ。五、朝が待ち遠しいです。早くあなたとお喋りしたいです。明日もいっぱい抱きしめさせてね』
そう書かれていた。
英語の予習も古典も數學も、ついでに生も日本史もやってあげた。
騙された気がしないでもないけど、何かもうどうでもいいやって思った。
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