《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》不穏な影2
父には大人しくしてろって、言われたけど
そんなの無理なのである。
急いで、馬車で城に向かう。
城の門の前まで到著した。
馬車が門を通過しようとした時、
「そこの馬車止まりなさい」
あれっ?いつも顔パスなのに?
「許可は取ってあるのか?」
警備の者が訪ねてきた。
「私、マリーです。」
「マリー様は通すなと。ライル様から」
えっ?
「ライルが?」どういう事?
「何かの間違いでは」
「とにかくお引き取り下さい」
門前い払いだ。
しかし、忍び込もうにも、
城の前には川があり、高い塀に囲まれている為行けない。
ダメだ。手詰まりだ。
父の帰りを待つしかない。
馬車に乗りながら考える。
ライルが何故?
考えても分からない。
屋敷に帰ってきた。
「マリー様....」
「ねーさん....」
「マリー......」
「ちょっと、何暗い顔してるの!皆。
まだ分からないし、例え、婚約解消された
としても、私は何も変わらないからっ。
それに、良くある事よ.....」
日本で生きていた時も、こっちが
その気になって來たら、イメージが違った
とか、違う子が好きになったとかさ。
今回は違うと思ったのにな.......
腑に落ちない所はあるけどね。
父が帰宅した。
「父様。それで、どうでしたの?」
「いや、それが、マリーと婚約を解消したいと、ライル殿が」
「ライルが?」
「ルーファス王子はなんと?」
「ルーファス王子とは會えなかった。
調が悪いとかで」
「ルーファス王子の意思を、伝えていると」
「そう。分かったわ」
「マリー.......」
「大丈夫よ。お父様。ちょっと急な展開に
驚いているけど。
私ね、ライルと約束したのよ。私が必要とされないなら、潔く去る。ってね」
「そうか、マリーがいいと言うなら、それでいいが、私は許した訳ではないからな」
「いいのよ。お父様。誰かを憎む事なんて
やめてね。きっと、私に足りない所が
あったのよ。」
「マリー、私の可いマリー」
お父様が抱きしめてくれる。
し涙が出た。自分でも気がつかなかったけど
けっこう好きだったみたいね。
もういいわ。考えるの疲れちゃった。
今はもう、何も考えたくない。
珍しく深く落ち込んだマリーだった。
あれから、三週間がたった。
城からは何の音沙汰もない。
勿論ルーファスから連絡も無い。
「人生そんなもんさ~♪」
すっかり、元気を取り戻したマリーは
「花より団子よ」
今日はロイと街に出て、食べ歩きデートなの!
皆私に気を使ってくれるもんだから
塞ぎ混んでるのも、なんだかね。
それに、父様もお母様も王家の話しは
しないようにしてるみたい。
なんか、ごめんね。ってじ。
「ロイ!早く!」
「ねーさん、待ってよ。食べは逃げないよ。でも、元気になってくれて良かった」
「もう、ロイったら。
心配してくれてありがとう」
街に著いた。
々な屋臺があり、いい香りが、漂ってくる。
「どれにしよう?迷っちゃう!」
「好きなだけ食べなよ」
「本當にいいの?」
ぐるぐる街を歩いていると
「マリーお嬢さん、お嬢さん」
聲をかけてくる人がいる。
振り向くと、リックが立っていた。
後は野となれご令嬢!〜悪役令嬢である妹が婚約破棄されたとばっちりを受けて我が家が沒落したので、わたしは森でサバイバルすることにしました。〜
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