《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》結婚式
マリーとルーファスは皆の居る部屋へ向かう。
「ね~さん」
と言いながら、ロイが半べそをかきながら、
マリーに近ずく。
「ロイ、心配かけたわね。男がそんな
顔しないの。これからミリカを守って
行くんでしょ?」
「うん.....だけど俺、心配してたんだからね」
「分かってる。ごめんね。
いつも心配ばかりかけて」
「戻って來てくれたんならいいよ...」
マリーはロイの頭をぐしゃぐしゃに
しながらでる。
「まり、毎日會ってたんだけど、
どこか違う気がして、淋しくて
しょうがなかったんだからっ」
ミリカが言う。
「香には、本當頭が上がらないわっ。
ルーファスをサポートしてくれてありがとう」
「私は何も出來なかったよ....」
「そんな事ないよ。日本でもいつも香は
私の味方でいてくれた。ありがとう」
香がマリーに抱きつく。
「マリー様。私も、何も出來きませんでした...」
ライルが呟く。
「何、言ってんのよ。ライルの事だから
どうせ、片時も私の側から離れ
なかったんでしょ?」
「ま、まあそうですが....」
「こんなに、忠義心が厚い人なんて、ライル以外知らないわ。あなたがいるから安心してられるの。ありがとう」
ライルはし、頬を染める。
「まり、良かったよね~。
僕の事忘れてない?」
ジルがマリーの橫でちょこんと座っている。
「ジル、ほっんと、あんたはっ!」
「なに?僕だけ譽めてくれないの~?」
「ジルがいなかったら、ルーファスに出會えなかったわ。それにいつもピンチの時に
なんだかんだ言いながら助けてくれて
ありがとう。あんたは最高のパートナーよっ」
ジルがえっへんとをはる。
それを見た皆が、クスクスと笑い合う。
そして、ルーファスが
「皆の助けがあって、マリーを助ける事が
出來た。謝する。そして、ここで誓おう。
マリーを一生涯かけて、し続ける事を」
香が
「それって?プロポーズっ!
まり、おめでとう~。まさかこの世界で
結婚するとはねっ」
マリーは恥ずかしそうに
「ありかとう.....」と呟く。
「王子、これから忙しくなりますね」
ライルも自分の事のように喜んでいる。
「ああ、皆宜しく頼むぞ」
月日が流れて、結婚式の當日となった。
「マリーお嬢様、とても綺麗です」
「マリー、私、嬉しくて、嬉しくて」
「お母様、何度も聞きましたから」
母もリリアンも大泣きしている。
父がってくる。
「マリー、綺麗だぞ。本當は、嫁になんて
やりたくないがな....」
「お父様ったら。皆、今までこんな我が儘な
私を支えてくれて、ありかとう.....」
「マリー~」「マリー様~」
また二人は大泣きし出す。
父とマリーは、やれやれと言ったじで
呆れた顔で
「マリー、そろそろ行くか」
「はい、お父様.....」
部屋を出て、協會の扉を開ける。
ガチャン。
扉が開いたと同時に、大勢の人達が一斉に
「マリー様、おめでとう~!」
割れんばかりの聲援が聞こえる。
そして、ゆっくりと、
バージンロードを歩き出す。
目の先には、真っ白なタキシードを著た
ルーファスがいる。
そして、ルーファスの目の前まで到著する。
「なんて綺麗なんだ.....」
ルーファスが手を差し出す。
マリーはその手を摑む。
「病める時も、健やかなる時も、
富める時も、貧しき時も、妻としてし、
敬い、慈しむ事を誓いますか?」
「誓います」
「病める時も、健やかなる時も、
富める時も、貧しき時も、夫としてし、
敬い、慈しむ事を誓いますか?」
「誓います」
ルーファスはマリーのベールを
上げて、キスをする。
のシャワーと花びらが舞い落ちる。
マリーは上を見上げ
「綺麗.....」と手の平をかざす。
「我からの祝いじゃ....」
フローラ様からのサプライズらしい。
會場の皆もうっとりとしている。
「マリー、してる....
お前がとこに行こうが、離さない」
「む所よっ!私についてこれるかしら?
だって、私、悪役令嬢てすものっ!」
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