《高校生は蛇になる》28話 卵の孵化part2

とりあえず、フィートを強くするにはどうすればいいんだろう?

まあ止まって考えるか。

「フィート、止まるぞ」

「キュル」

さて、使えるスキルが有ったら楽なんだが。

『オススメはステータス譲渡です。習得に必要なSPは1です。』

早いよ!まだ頼んですらいないよ!

……反応がない、仕事熱心なのはいいんだけど理ノ神に対する質問には答えてくれないんだよな。

それが殘念なんだよな。

『なんだとコ…………失禮しました』

理ノ神って絶対知有るよな?

怒りかけたよな?

まあいいか。

とりあえずステータス譲渡だよな?習得するか。

『ステータス譲渡を習得しました』

よし、じゃあ能力確認するか。

――――

ステータス譲渡 自の通常ステータス値を好きなだけ配下に譲渡できる。但し、自の通常ステータス値以上のステータスを譲渡することはできない。 SP150000000で進化可能

――――

必要なSPは1億5000萬、1000で割って15萬、十分に進化できる。

となれば進化だ。

『譲渡に進化しました』

――――

譲渡 配下に自の持つ全ての力を譲渡できる。但し、自より多くの力を持たせることはできない。 他のスキルとの統合で進化可能

――――

どのスキルと統合すればいいんだろう?

まあいいか。

とりあえずステータスを譲渡すればいいのか。

念のため100ずつにするか。

『その必要はありません。技能魔王によってステータスは固定されています。そのため、ステータスを100億までなら譲渡できます』

流石理ノ神、仕事が早い!

……さて、いいこと聞けたし、ステータスをフィートにあげるか。

『個名カヴァタの眷屬、フィートの瞬発力100000000突破を確認しました。神速魔王の卵を孵化します。……魔王の卵の孵化を確認しました。これより、個名フィートを魔王に強制進化します』

突然フィートが倒れた。

そして炎に包まれた。

……いやまあ強制進化の影響だろうけど。

俺もこんなじだったのかな?

まあいいか。

進化が終わるまで気長に待とう。

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