深夜の森、その暗闇の中に、明るく、に照らされている場所が1ヶ所有った。

どうやらその源は炎のようだ。

言わずもがな、魔王に進化中のフィートである。

そのフィートの主であるカヴァタはと言うと、

「このぐらいでいいかな」

その炎の隣に、死の山を築き上げていた。

「おい理ノ神、勝手に実況すんな」

全く、スキルの持ち主を無視して意味ないことをするスキルが有っても良いのだろうか？

そもそも知を持つスキルが有っても良いのか？

まあ、気にしても無駄か。

このままほっとくと誤解を生みそうだから説明するけど、死の山はフィートの飯だからな。

フィートは食が有りすぎてるから起きたら食うだろうからな。

とりあえずすることもないし寢るとするか。

森の中に朝日が差し込む。

それと同時に、フィートにも変化が有った。

これまでただ燃え続けるだけだった炎が太のを浴びて、そのを吸い込むかのように金に輝き、ゴウッ、と、大きな音をたてる。

そして、ほの「だから勝手に実況すんなって」

はぁ、持ち主の言うことを聞かないスキルって有っても良いのだろうか？

まあそれのおかげでフィートの変化に気付けたんだけどな。

まず、理ノ神の言ったように、金に輝いて、燃える音が大きくっている。

そして、その炎が凝されるかのように、輝きを増しながら、小さく、そして丸くっていく。

まるで、新たな核を作り出しているようだ。

それによって出來た核から、真紅の炎が吹き出す。

炎は鳥の形になり、大きく輝く。

が消えると、そこには、大きく、逞しく、それでいて、より煌びやかにったフィートがいた。

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ステータス

名 フィート

種族 ゴッド・フェニックス

稱號 魔王に至りし者

攻撃力 10000000000

防力 10000000000

耐久力 10000000000

持久力 10000000000

瞬発力 20000000000

総合戦闘力評価 SSSSS

スキル

神鳥の羽・火炎魔法・火炎魔・火炎魔道・神速・神速魔王・一週環蘇生

SP 750

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しかも、とても強くなって。