《高校生は蛇になる》30話 食料事

「クルウオオオオ!」

鳴き聲も深い音に変わったな。

「クルル?」

なんだ?腹が減ったのか?

「飯ならそこに有るぞ」

俺がそう言うと、クルウッ、と鳴いて、自分の隣に有る獣の死を喰らい始めた。

1分後、死の山が有った場所には、の染み以外なにも殘ってはいなかった。

……いくらなんでも速すぎないか?

2階建ての家1軒分は積み重ねて有ったんだぞ。

おいフィート、足りないような目で見つめるな。

今ので満腹にはらないのか?

フィートの今の積よりも多かったんだぞ。

どれだけ食べれば気がすむんだよ?

「クルウ……」

どうやら俺の様子から飯がこれ以上用意されていないことを悟ったようだ。

自分で獲を狩るために飛んで行ってしまったが。

……これからもフィートには自分の飯は自分で捕ってきて貰おう。そうしよう。

そういえば何で俺って食無いんだろう?

まあ気にすることでもないか。

困ってないし。

      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください