《高校生は蛇になる》32話 ゴブリンの集落

あれから3日程たった。

休まなければもっと早くついたのだろうが、夜はフィートのために寢ていたからな。

現在知能魔王まで50㎞ぐらいの場所まで來ている。

今はフィートの食事休憩中だ。

相変わらず、フィートは自分の積より多く食べている。

どこにそんなにるんだか。フィートの1番の謎である。

フィートの食事が済むと、俺達は出発した。

そして數時間後、ゴブリンの集落らしきものを見つけた。

ちょうど山の麓に有ったので、山に登って見下ろしてみた。

直徑1~2㎞の円形の柵に囲われている。

どうやらその側が集落にっているらしい。

その集落の中央には2階建ての建があり、そこから十字に大通りがある。

大通りはそれぞれ柵まであり、柵とわる地點で、柵が門にっている。

また、大通りから円狀にいくつか小さな通りがあり、その小さな通りを挾むように、1階建ての小さな家が複數存在している。

そんな通りを歩く小さな緑の影を、山の上からでも複數確認出來る。

……ゴブリンにしては文明レベル高すぎないか?

俺の知るゴブリンはグギャグギャ喚いて策もなく突っ込んでくる頭の悪い人型モンスターなんだけどな。

ここから見る限り、ゴブリン同士で挨拶している様子も數多く見けられる。

……これも魔王の影響なのか?

魔王はここまで配下に影響を與えられるのか。

魔王の配下が居なくて良かったかもな。

負けることは無くても苦戦していたかもしれない。

だが所詮ゴブリンだ。

いくら知があり、量があり、連攜がとれたとしても、その力はたかが知れてる。

俺には敵わない。

問題はどうやって配下にするかだ。

まあ知が有るなら、力の差を理解させて屈服させればいいか。

出來るか分からないけど。

し面倒臭そうだけど、行くとするか。

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