《高校生は蛇になる》35話 ゴブリンの配下

今、俺の前には土下座しているゴブリンがいる。

そう、ジャパニーズ土下座だ。

というよりこのゴブリンは知能魔王で間違いない。

慌てて俺の前に出てきて、配下になるから誰も殺さないでくれ的なこと言われたんだかどうしようか。

「お前ら全員配下にるのか?」

一応答えた。

確認のためだ。

「グギー、グッギャグギギ(勿論だ、だから誰も殺さないでくれ)」

うん、配下にしても問題なさそうだな。

「眷屬化」

「ギ?(え?)」

『個名グリードが眷屬とりました。個名グリードの配下が眷屬とりました』

おお、全員に眷屬化使う手間が省けた。

よし、やりたかったことも終わったし、帰るか。帰る場所無いけど。

「グギ、グキグキ?(えっと、俺達はどうしたら?)」

おっと、忘れてた。

「今まで通りにしてろ」

別に俺にはゴブリンをどうこうしようという気は無いからな。

さて、このままここにいると面倒なことになりそうだしちゃっちゃと去るか。

「フィート、行くぞ」

「クルウ」

こうして俺達は背中に戸いの視線をけながら去っていった。

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