《高校生は蛇になる》80話 守護ト慈ノスキル 魔法
よし、新しいスキルも手にれたし、魔法スキルを統合するか。
まずは貯まっていたSPを使って巖石魔道を大地魔道に進化する。
後は、混沌の炎と大地魔法、聖魔の炎と大地魔、天と悪の燈火と大地魔道をそれぞれ統合する。
すると、それぞれこのようになった。
――――――
山を照らす邪悪な炎
炎、巖石、聖、闇のそれぞれの魔法及び複合魔法を行使できる。
他のスキルとの統合により進化可能
地獄に刻む炎の輝き
炎、巖石、聖、闇のそれぞれの魔法及び複合魔法の行使に必要な式を展開できる。
他のスキルとの統合により進化可能
黒き炎は地より天へ
炎、巖石、聖、闇のそれぞれの魔法及び複合魔法の行使に必要な魔力を生み出せる。
他のスキルとの統合により進化可能
――――――
1つ注意しておこう。
俺は決して廚二病ではないからな。
統合したら偶然こうなっただけだからな。
決してこれを予想して魔法を手にれた訳では無いからな。
……ふぅ落ち著こう。
魔法を試し撃ちしたいのだが、知能魔王による脳シュミュレーションによると、間違いなく4屬複合魔法を撃ったらこの辺り一帯が吹き飛ぶらしい。
うん、切り札だ。
終焉神の力を使いこなせればその余波を消せると思うんだけどな。
- 連載中87 章
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【2022年6月1日 本作が角川スニーカー文庫様より冬頃発売決定です!!】 「オーリン・ジョナゴールド君。悪いんだけど、今日づけでギルドを辭めてほしいの」 「わ――わのどごばまねんだすか!?」 巨大冒険者ギルド『イーストウィンド』の新米お茶汲み冒険者レジーナ・マイルズは、先輩であった中堅魔導士オーリン・ジョナゴールドがクビを言い渡される現場に遭遇する。 原因はオーリンの酷い訛り――何年経っても取れない訛り言葉では他の冒険者と意思疎通が取れず、パーティを危険に曬しかねないとのギルドマスター判斷だった。追放されることとなったオーリンは絶望し、意気消沈してイーストウィンドを出ていく。だがこの突然の追放劇の裏には、美貌のギルドマスター・マティルダの、なにか深い目論見があるようだった。 その後、ギルマス直々にオーリンへの隨行を命じられたレジーナは、クズスキルと言われていた【通訳】のスキルで、王都で唯一オーリンと意思疎通のできる人間となる。追放されたことを恨みに思い、腐って捨て鉢になるオーリンを必死になだめて勵ましているうちに、レジーナたちは同じイーストウィンドに所屬する評判の悪いS級冒険者・ヴァロンに絡まれてしまう。 小競り合いから激昂したヴァロンがレジーナを毆りつけようとした、その瞬間。 「【拒絶(マネ)】――」 オーリンの魔法が発動し、S級冒険者であるヴァロンを圧倒し始める。それは凄まじい研鑽を積んだ大魔導士でなければ扱うことの出來ない絶技・無詠唱魔法だった。何が起こっているの? この人は一體――!? 驚いているレジーナの前で、オーリンの非常識的かつ超人的な魔法が次々と炸裂し始めて――。 「アオモリの星コさなる」と心に決めて仮想世界アオモリから都會に出てきた、ズーズー弁丸出しで何言ってるかわからない田舎者青年魔導士と、クズスキル【通訳】で彼のパートナー兼通訳を務める都會系新米回復術士の、ギルドを追い出されてから始まるノレソレ痛快なみちのく冒険ファンタジー。
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