《高校生は蛇になる》85話 現人神ト終焉神ノ再會
「ぜー、はー、ぜー、はー」
やっと、やっと追い付いたぜ。
「おーい。親父ー」
おっと、親父の面子は守らないとな。
「はぁ、はぁ。……よっ、また會ったな」
「いきなり凄く爽やかな笑顔で言われても」
そんなこと言われても。
とりあえずステータスでも見てみっか。
う、やばい吐きそう。
まずは深呼吸をしてから。
「すー、はー」
――――――――――――――――――――――――
ステータス
名 カヴァタ
種族 終焉神
稱號 終焉を司る魔王
攻撃力 10000000000×64862
防力 82458438328427643643448343732868426×64862
耐久力 10000000000×64862
持久力 10000000000×64862
瞬発力 20003279425×64862
総合戦闘力評価 Unknown
スキル
終焉ノ司神・現人神の加護・毒ノ邪神・毒霧・理ノ神・SPノ神・山を照らす邪悪な炎・地獄に刻む炎の輝き・黒き炎は地より天へ・神壁・神速・蛇眼・致死毒ノ邪眼・拘束ノ邪眼・昏睡ノ邪眼・魔力燃料・魔力製・魔力循環・魔力譲渡・保護・不屈の神・金屬製・変形・地形変化・魔道人形作・人形縦・眷屬化・眷屬行使・無機配下・無機ノ主・神格力超増幅・言語共通化・技能魔王・一週環蘇生・永久不滅・ファイル(64844)
SP 6825762
――――――――――――――――――――――――
「すー、は……ハアッ!?」
うおえ、吐きそう。
「いきなり驚かれても」
だってパッと見からおかしいだろ!
防力とかスキルの數とか総合戦闘力評価とか防力とか!
それにさあ、
「お前も神になってたのか。しかも魔王と兼任とか。意味わかんねぇぞ」
いつの間に神になってんだよ!
終焉神って何だよ!終焉を司る魔王って何だよ!
あ゛ー、びたい。んでこのを顕にしたい。
「ああ、そのことか。でも親父も神だろ?」
ぐはぁっ、止めの一撃ッ!
でもなでもな?
「まあそうなんだが、現人神と終焉神じゃあ名前から違いすぎると思うぞ。絶対そっちの方が恐ろしい。どんな能力だ?」
ふー、冷靜になれー。テンパるなー。
「説明には終焉を司るとしかないな。知能魔王を使っても何でも消せることぐらいしか分からないし。使ったら距離でも消せた。ぶっつけ本番だったけどな」
ごふぅっ、ライフはマイナスッ‼
「そうか……、強くったな……。俺よりもこんなに強く……。ハハッ、もう絶対勝てないわ。ハハハ」
ハハハハ、もう開き直ろう。そうしよう。
じゃないとマジで死ぬ。
「そういや仕事はどうしたんだ?」
ん?何だいきなり?
「仕事?そんなつまらんもんはとっくに辭めたわ」
何でそんなどうでも良いことを聞くんだ?
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