《高校生は蛇になる》115話 第二ノ試練 舞臺

扉を抜けた先は、またもやどこを見ても黒の空間だった。

……誰もいないな。

そう思っていると、頭の中に報がってきた。

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ステータス

名 ゴリディス

種族 セカンド・ゾンビ

稱號 第二ノ試練

攻撃力 100000000000000000000000000000000000

力 10000000

耐久力 10000000

持久力 10000000

瞬発力 10000000

総合戦闘力評価 Second試練

スキル

創造・腐配下・無限兵・純粋ナル力・力ヲ追イ求メシ者・剛力魔王

SP 0

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ステータス

名 無限兵

種族 腐

攻撃力 1000000000000000

力 1000

耐久力 100

持久力 1000000

瞬発力 100

総合戦闘力評価 A

スキル

SP 0

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一気に二つのステータスか。片方の腐って何だ?

そう考えていると、背後て扉が閉まる音が聞こえた。と同時に、周りの闇が晴れていく。

闇が有った場所に現れたのは、荒野だろうか、どこまでも続いているように見える平坦な荒野に、一つだけ他とは違うものが有った。

遙か遠くに見える、あれはとても巨大だが、間違いなくゾンビだ。おそらく第二の試練の試験だろう。

「ようこそ、私の名はゴリディス。第二の試練の試験だ。いきなりですまないが、早速試練を始めさせて貰う。もうすぐ腐、私の無限兵がそちらに著くはずだ。そいつらを倒しながら、私の下に辿り著き、私を打ち倒せ。それが第二の試練の合格條件だ」

そんな、この空間を揺るがすような聲が聞こえると、視界にどす黒いスライムのような何かが見えた。とりあえずあれを生きと認めたくはない。

あれが腐か、なんと言うか、グロいぞ。

まるで朽ちた生の濁流だ。いや、実際にそうなのだろうが。

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