《高校生は蛇になる》148話 著地

「どこまで掘れば良いんだ?」

銀の煙で足下の地面を消しながら、降りると言うより落ちると言った方が正しいように思える速度で落ちているのだが、一向に邪神の下へ辿り著く気配が無い。

「と言っても、ここが既に邪神の中なんだよな。魔が満ちてるって事は邪神のって事だし。案外終焉神に教えられた知識も役立つもんだな」

それにしてもどこまで掘れば良いんだか。かなり長い時間落ちて――

「――ゴペェッ! いてて……著いたのか?」

銀の煙が消されたぞ。消されたってことは、魔の力が強くなったってことだよな?周りを見渡しても真っ暗でなにも見えない……違うな、魔の力が濃すぎてそれ以外が認識出來なくなってるのか。

「待ってろよ邪神! 今殺してやるからな!」

さて、どっちにいけば良いのか分からないが、とりあえず進んでみるか。

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