《高校生は蛇になる》149話 到著

「ふう、到著。カヴァタは著いてるかな?」

まあ來てないだろうな。ここまでワープで飛んできたんだから。先に著いてたとしたら驚きだ。

「とりあえず進むか。確か……こっちだったか?」

しまった、久しぶりすぎて道が解らない。そもそも道が無い。そして周りは見えない。

「……ま、進めばどうとでもなるだろ」

とりあえず真っ直ぐだ。真っ直ぐ。

……何か今揺れなかったか?一時間位歩いてようやく起きた変化だ。今の変化を逃しはしないぞ。何せ、前來たときは3分歩いただけで邪神が居たんだからな。邪神どこ行った。

揺れたって事は震源みたいなが有るんじゃないか?そもそも何が原因で揺れたんだ?

……駄目だ。俺程度の頭脳じゃ何も解らん。何となく右の方から揺れが來たような気がするからそっち行くか。

「うおうっ」

何だ?今目の前を何かが通り過ぎなかったか?

……気のせいか?いや、風も來たし何かが通った事は間違いない。じゃあ何が通ったんだ?と言ってもカヴァタか邪神のどちらかだよな。

……とりあえず追いかけるか。

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