《スキルゲ》夢での決闘 その②
魔法スキルの使い手はない。
魔法スキルは珍しいスキルではあるが、それは使い勝手の悪さが原因であり、魔法スキルを取得すること自は簡単なのだ。
つまり、珍しいスキルの反面、そのスキルへの研究は普通に行われている。
魔法スキルについて、調べれば、ある程度の知識を容易に所得する事は可能なのだ。
もちろん、僕らは魔法スキルの使い手と戦った経験があり、魔法スキルについて無関心とはいかなかった時期がある。
そういった時期に獲得した知識によると―――
魔法スキルは威力が高くなればなるほど、自の危険がまとわりついてくるそうだ。
だが、魔法スキルの特質として、自分の魔法に耐久があるらしい。
たとえば、炎をる魔法スキルの使い手が、自の魔法で火傷しないように
たとえば、氷をる魔法スキルの使い手が、自の魔法で凍傷にならないように
自分の魔法が自分自に跳ね返っても威力次第では、ダメージをけないこともあるらしい。
それは、魔法スキル発時に自のに、自分の魔法を反発させる魔法がに展開しているという話だ。
蒼井明の魔法は弾。つまりは衝撃に耐久があるということ。
今だ、破で生じた煙によって蒼井明の姿を見ることはできない。
戦闘不能ということはないのだろう。
無傷ということもないのだろうけれども・・・・・
僕は天井を見上げる。
およその距離を確認すると移スキルの真上に向かって発する。
一気に天井が目前に迫ってくる。軽く手のばせば、十分に屆く距離まで上昇した。
空中でを反転。僕は天井を背にして、あるスキルを使用する。
両手が変化していく。両手から両翼へ。
鋭く尖がった金屬の羽。それは僕の意思で自由にく剣であり、その形狀通りに翼としても機能する。
その翼を使い、天井ぎりぎりの高さでホバーリングを開始した。
煙によって蒼井明の姿が確認できないということは、彼が使う敵の背後へ移する瞬間移のスキル。
その発を眼で確認することはできなくなっている。
だから、多角的に狀況を確認するため、上を取ったのだ。
そして、僕は天井を背負う事によって、蒼井明に背後を取られる事を防いだのだ。
まさか、天井を突き破って背後から襲ってくるなんてマネはできないだろう。
おそらく、蒼井明の選択肢は二択。
瞬間移を使わず、煙から飛び出して戦闘を再開するか、
それとも、僕ではなく晴人の背後を奪うか。
僕は、蒼井明がいた煙の中心部から晴人へと視線をかした。
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