《転生先は現人神の神様》26 従魔登録と魔導弓
シードラゴンのを使ってハンバーグもいいが……。
あー、グラタンもいいな。グラタンなら作れるな。よし、夜はグラタンにしよう。
シチューは昔に迷い人が教えたらしいが、グラタンは無かったな。
……そろそろ起きるか。
ベアテが起きてから『聖魔糸』と『聖魔布』の確認。更に服のデザインを話して1日が終わった。
私は眺めているだけだったが。
今日の朝はさっぱり行こう。
パン、ハム、チーズ、好きな野菜挾んで食え!
ハムじゃなくて焼いたでも可。
それを言った瞬間、容赦なくを要求してくる霊達である。
こいつらに朝からがっつりはキツイとか無いからな。いや、私もないが。
まあ、霊達は1人が食べるサイズが小さいから、あれなんだけど。
そう言えば、我が家の食事事だが。
ベアテも基本的には食べる必要がある……が、従魔になると食事量は減るようだ。
一部特殊な魔を除けば、基本的に雑食らしい。
特殊な魔の例としては、ファーサイス南にある港街で保護? 養? しているソルトクラブと言う魔がそうだ。
海水を取り込み、副産として塩を作り背負う魔。
見た目は1メートルぐらいと大きめなヤドカリだ。ヤドカリと言う種族名に全力で喧嘩を売った生態系だが、見た目は……でかいヤドカリだ。
宿を借りるとはいったい。塩を背負うせいで、天敵だらけのようだがな。
本人超弱いし。
ファーサイスの塩は基本こいつ産。奴らからすれば家を奪われ続けてる訳だが、食われるよりはマシなのか? 本人達からしたら、どっこいどっこいか。
まあ、ヤドカリ……ソルトクラブはともかく。
従魔は多の栄養と魔力があれば問題ないそうだ。
契約霊達は霊なので、食事自が必要なし。食べてるのは完全に趣味。
ブリュンヒルデ、ジェシカ、エブリンは人間なので必要、といったところ。
私は好きな料理を作り、食べ。侍の3人に教える。
ご飯を食べたし、ベアテを連れて冒険者ギルドだな。
従魔登録と、森をどうするのか聞きに行こう。
「ベアテ、ギルドに行くわよ」
「はい」
「じゃあ、行ってくるわ」
「行ってらっしゃいませ」
ベアテを連れて冒険者ギルドへと歩いていく。
「……あの、歩いて行ったのですが……」
てっきり"ゲート"で行くとばっかり思っていた3人である。
契約前からんだとは言え、2メートル中盤はあるアラクネが王都を歩けば……。
「……あの、騒がしい気がするんですが……」
「そりゃあ、當然でしょうジェシカ」
2人が話す中、ブリュンヒルデは1人頭を抱えていた。
今日もパトロール中の治安部隊。
いつも通りと言うか、魔導城壁ができてからと言うもの、非常に楽になった。
しかし、人が多いので喧嘩はどうしてもある訳で、今日も職務を真っ當している。
そんな中……。
「何か、騒がしいな?」
「だな、なんだ?」
「……何か、目にっちゃダメなやつが見える気がするんだが?」
「おかしいな、今日も調は悪くないはずなんだが……」
「……って! やべぇだろあれ!」
「行くたくねぇ……」
「ルナフェリア様絡みでありますように!」
とか話しつつも、ちゃんと走っていく騎士達である。
そう、アラクネの方へ向かって……。
「どけー! お前らー!」
「すまん! 通してくれ!」
「治安部隊のお通りだー!」
人混みをかき分け急いで近づく騎士達。
近づいた騎士達の目に映ったは……。
アラクネによじ登るの姿だった。
「……うん、良かった」
「ああ、そうだな」
「ルナフェリア様絡みで本當に良かった」
一気に力する騎士達であった。
アラクネと言う時點で爵位持ちである。
爵位持ちは強さが桁違いのため、町中から戦闘が始まった場合、間違いなく半壊、下手したらそのまま滅亡である。
とは言え、聞いていく事は聞いておかなければならない訳で。
「えっと、ルナフェリア様?」
「ん……? ああ、騎士達。私の従魔のベアテ。よろしくー」
「えっと、アラクネの従魔で、名前はベアテ……っと。黒のロング、赤い瞳、褐の。蜘蛛の方が黒いに赤いラインか……」
騎士の1人がベアテの見た目をメモしている。
「俺、アラクネ始めて見た」
「俺も始めてみた」
「俺も初めてだが、そもそも見たことあるやつの方がないだろ」
そんなこんなしているうちに、ゾロゾロと治安部隊が集まってくる。
「うおお、でけぇ……」
「何が元だ? これ……」
近づいてきた騎士達が、ベアテを見て驚き、ルナの姿を確認して冷靜になり、ゆっくり観察している。
「今から冒険者ギルド行って従魔登録してくるわ」
「分かりました。我々は今メモした事を知らせて來ます。一応誰か付いて行ってくれ」
「おう、任せろ」
両脇に騎士を連れて移を始める。3人一組なので、計6人だ。
私の後を付いてこさせるんじゃ遅いから、乗せてもらって行こうと思ったんだが、騎士達が先導するようだし意味なかったかね? 私に合わせるよりは早いか。
騎士達に先導されれば騒ぎも最小限になるだろうし、良しとするか。
いくら大通りが広いとはいえ、でかいから通るのは面倒だな。
今回はお披目の意味もあるのでわざわざ歩いている訳だが、次からは転移とかにするべきか。
《従魔魔法》にある"サモン"で呼べるしな……。
にしても、ベアテは乗り心地がいいな。ほとんど揺れない。
蜘蛛だからか、《制》が最大だからか、はたまた両方か。
「ルナフェリア様、橋はどうします?」
あー、サイズ的に橋は無理だな。
「向こう側にスペースを作ってくれる?」
「分かりました」
ベアテは《跳躍 Lv9》の《制 Lv10》持ってるから、跳べばいいな。
「そのぐらいでいいわ。ベアテ」
「いきます」
が沈み、ぴょんっと軽くジャンプして、騎士達によって確保されたスペースに音もなく著地する。
やっぱこの程度は軽いか。普段は森で木から木へ、音もなく飛び移っていたようだし。
流石アサシンスパイダーの最終形態。
そうしてギルドの前に到著したが……り口的にれそうにないな。
「これはどう見ても無理ね。ちょっと待ってて」
「一応あそこが従魔の待機スペースになります」
「分かりました」
建の橫にちゃんとそれなりのスペースがあるようだ。ベアテで半分ぐらい埋まるけど。
……先にいた従魔がめっちゃ怯えてるわ。すまんな、頑張ってくれ。
ギルドの扉を開け、とことことっていくと……中は戦場だった。
ああ、時間的に忙しい時間か。ミスったな。さっさと済ませてしまおう。
冒険者達がボードに群がって付が空いているうちにな。
「おはようございます。ルナフェリア様」
「ええ、おはよう。従魔登録と東の森について聞きたいのだけれど」
丁度空いたテアさんの所に言って聞く。
「従魔用のリングはサイズがありますけど、どうしますか?」
「人ぐらいのでいいわ」
「分かりました。……こちらですね。東の森は早くとも準備に1月はかかるだろうと言ってた気がします」
ふむ……。流石にまだ正式には決まってないか。數日空けてまた來るかな。
テアさんにリングの代金を払ってさっさと撤退する。
「ベアテ、これをどちらかの腕? に付けなさい」
「では左に」
ステータスリングと同じように、付けさせる。
と言うか、従魔用とか言ってるけど、ステータスリングと大差無さそうだ。
ステータスリングとの違いは裝著條件ぐらいじゃないかね……。
さて、要件は済んだし帰ろうか。
「ベアテ、帰るわよ」
「分かりました。お乗り下さい」
ベアテと移する場合は乗せてもらうのが基本になりそうだ。
でかいから早いし、乗り心地いいからなぁ。
「ところで、貴どうしたい?」
「……どうしたいとは?」
「戦うのが好きと言うわけでも無さそうだし、どちらかと言えばのんびり過ごすのが好きかしら?」
「そうですね……。縄張りにってきた者以外となると、食事ぐらいでしたね」
「そう……。なら、お留守番と《裁》でも頼もうかしら」
「それだけで良いのですか?」
「良いのよ。《裁》が重要かしら? 私、服の実持ってないのよね。どれも魔力だから」
「『聖魔布』で最高の服をお作りいたします」
「ええ、それについては期待してるわ」
「おまかせを」
じゃあ、ベアテはこの方向だな。お留守番と《裁》係。
縄張りは土地になるんだろうけど、土地には結界張ってあるし、その辺りは大丈夫だろう。
來客の対応も頼もうか。普段は侍でいいけど留守の時とか。
気にらない態度だったら好きにさせてしまおう。爵位持ち確定のアラクネに喧嘩売るやつが悪い。
その辺り、この世界は自業自得だからな。
そもそも來客とか騎士かギルド員ぐらいだろうし、態度に問題はないだろう。
「戻ったわ」
「お帰りなさいませ」
「2人は?」
「聖霊様のお手伝いしています」
「んん? ……あー、収穫してるのね」
霊達に任せた方が早い気がするが……まあ、いいや。
どうせ現狀ほとんど仕事ないし、やらせておこう。
「冒険者活するつもりだったのだけれど、1月ぐらいのんびりする事になりそうだわ。予定は所詮予定ね。神になったとは言え、上手く行かないものね」
「……では、その間に服を完させてしまいましょう」
「……1月でドレスができるもんなの?」
「ベアテ様の速度だと可能ですね」
《裁 Lv6》すごいな。
私はデザインが普通なのを祈っとくよ。どんなのが來るのか楽しみではあるし。
「ブリュンヒルデ、レイシのジュースは飲んだことある?」
「……いえ、無いですね。そのまま食べます」
レイシ(ライチ)の絞りに塩をし加え、実もれて冷やす。
それを2つ用意し、1つを渡す。
「……これは、味しいですね」
「前世にあったのよ。霊達のおかげと採りたてだけあって、こっちの方が味しいけれど」
「塩とレイシの組み合わせですか……」
飲みながらのんびり……いや、グダっとしながら過ごす。
実はテーブルと椅子の後ろにソファーも置いてあるんだ。
なぜかって? グダっとするために決まってるじゃないか。
ブリュンヒルデは苦笑してるが気のせいだ。知らんぷり知らんぷり。
「……午後は騎士達に混ざってこようかしら」
「我々はドレスの作を」
「……ある程度の出は許すから、カラフルは阻止して頂戴」
「……善処します」
いや、ほんとに。頑張ってブリュンヒルデさん。カラフルだけは止めて。
相手が霊達で分が悪いのも分かるけど、頑張って。
もうこの際、冒険者は気にしなくてもいいから、カラフルだけは止めて!
森の準備に関しては私は特に必要ないだろうし、作戦開始までは騎士達と練習してようかねぇ。
魔裝作っても良いな。今あるのは魔導剣と魔導銃か。
銃言っても部構造全然違うけど。そもそも火薬使ってないんだから當然だよな。
ロマンで作ったけど、ファンタジーに銃ってのもなぁ。弓でも作ろうか?
弓は弓でかっこいいよねー。特にアーチェリーの弓。あれ好きなんだ。
リカーブボウって言ったかな。あれで魔導弓作っちゃおうか。
魔導銃はケースにれて飾っとこうかな……。
よし、夜に作ろう。
「たぁ~いちょぉ~」
「だから、その間延びした呼び方止めません? 力が抜けるのですが」
だが斷る。
「ヘルムート隊長、弓教えて弓」
「弓、ですか……。でしたら私より彼ですね。あの人に教わって下さい」
始まるまで弓の練習してよう。
夜帰ってきて、ご飯を食べて、お風呂もって、皆が寢付いた頃に弓を作る。
さてさて、どんなのにしようか。引く力を気にしなくていいと言うのはでかいな。
リカーブボウがベースかな。しかし、コンパウンドのカムシステムは捨てがたい。
頑張ってみるかね。そもそもこっちは魔裝化するんだが。
素材、どうしよう?
アルミニウム合金とカーボンかな?
こっちの鉱石、ミスリルとかも試してみたいな。アダマンタイトは重いし、マナ適正低いから魔裝には向かんな。
ストリング(弦)の部分は宛がある。と言うか『聖魔糸』で試してみたい。
カムシステムを使うならケーブルも『聖魔糸』だな。
連速度は無くていい、弾速がしいか。固定砲臺だな。
と言うか、連速度に関しては能力でどうにでもなりそうだし。
系的に引き尺は短くなってしまうので、そこはカムでなんとかしよう。
弓を使うときの防は結界あるから必要ないな。
形のベースはリカーブボウにして……先の方にカムを付ける……。
弓の両端についているカム同士をケーブルで繋ぎ、ストリングを付けると。
ストリング(弦)を引くと、カム(車)がき、ケーブルを引き合い弓がしなる……と。
このカムのサイズとかが重要だったな。その辺は引きながら弄ろう。
実際に持ってみてスタビライザーとサイト系を調整する。
サイトはズラして外せるようにもしておこう。
おっと、ケーブルが矢の邪魔にならないようにガード付けないと。
さて、どんな魔裝にするかだが、當然ネックとなる矢はよくある魔力生だ。
レストを魔力矢の発生裝置にしようか。リリーサーは魔法矢の場合にしよう。
リリーサーをストリングに付け魔法を使うと魔法矢の生でいいだろう。
リリーサーは引っ掛ける部分とか無しに、"プレスティージオ"で引っ張ろう。
そして構えてる時、前方に魔導バレルを展開させ、一気に加速させる。
スタビライザーとサイトが前に出てるから、こいつらを使ってバレルを展開。
バレル自は空中に出てるから、スタビライザーが揺れていようと関係はない。
むむむ……? 魔導文字がりきらない。長弓確定だなこりゃ。
自分よりでかくなるわ。
武そのを指でなぞって行くと、指が通った後には魔導文字が魔力ので薄く輝く。
《魔導工學》超級"ルーン"で魔導文字を定著させていく。
ついでに《月魔法》の"撃ち貫く者サジタリウス"から必中部分を解析。
魔導文字がりきらなかったのは大こいつのせい。
これによって避けるのは不可能。基本的に完全に防ぐか、耐えきるしか無い。
もしくは魔力減衰の自消滅まで逃げ続ける事だが、速度的にまず無理だろう。
魔道と魔裝の違いだが、簡単に言えば魔道は生活用品などで、魔裝は武となるが、その作過程には2通りある。
それは、魔法陣を固定する方法と、魔導文字を固定する方法。
前者の方が楽で、後者は桁違いに難しくなる。
前者は《魔導工學》初級の"マギフィクサティ"、後者は超級"ルーン"が必要。
魔法陣を固定する場合は大きくなるため、現実的なのは生活魔法レベル。
魔導文字の場合は文字を刻めばいいので、小型化、複雑化ができる。
自由度は圧倒的に後者が高い。
ただし、"ルーン"は超級であるのに加え、魔導文字を書き込み、固定するだけのスキルのため、魔導文字自は自力で覚える必要がある。
「おはようございます。ルナフェリア様」
「おはよう、ベアテ。私の従魔だしルナでもいいわよ」
「……主様でもいいですか?」
「別に良いわよ」
「では、主様で」
「ところでベアテ、頼みがあるのだけれど」
「なんです?」
「『聖魔糸』がしいの。同じ長さの全屬を捻って1本にできない?」
「…………できます」
「よろしく」
「分かりました」
ベアテから貰った『聖魔糸』を早速取り付ける。カムのケーブル、更にストリングに裝著。
そしたら早速引っ張りながら最終調整をする。
ある程度固くても神の能力でゴリ押せるが、魔導バレルでの加速も考え、引き尺が短くても良いように調整をする。
『聖魔糸』もベアテに調整してもらいつつ黙々と作業。
魔裝なので山なりに飛ばす必要がなく、真っ直ぐ飛ぶように調整をする。
矢速重視で引き尺短く。服はドレスになるだろうから、固定砲臺。
安定がいまいちだ。スタビライザー弄ろうか。
でかいからセンターの1本じゃ足りんかね。Vバーでスタビライザー追加しよう。
朝ご飯はジェシカ達に適當に食材を渡し、好きなのを作らせそれで済ます。
侍組は服を、私は弓を作る。
そして……、長弓のコンパウンドボウが完する。
魔導弓 アーティファクト
    ルナフェリアの作品。
    魔力を矢として飛ばす魔弓。
    リリーサーで魔法を矢として放つことも可能。
    狙った獲は逃さない自追尾。
    それ相応の魔力を消費する。
ミスリルの白いハンドルに、ドライカーボンのリムだ。
《質創造》さまさまである。消費魔力? 知らんな。
さて、空中に試してみるか。
し斜め上に構え、魔導城壁を超えるようにする。
試なので普通に魔力矢を作り、構えて放つ。
カシュン!
「……あの、今撃ちましたよね?」
「……見えなかったんだけど?」
「(強化してこれですか……避けるのは無理ですね……)」
…………これは、加速しすぎたかね? 魔力の軌跡が見える。
でも、自追尾機能を使わなければ、消費はそんなでも無いんだよなぁ。
しかし、これじゃ使いづらいので、し仕様を変えよう。
上に流す魔力は魔力矢の強度に使用。下に流す魔力で加速量を切り替えっと。
展開する魔導バレル1つに付き2倍ずつ上げていこうか。
スタビライザーの長さ的に10倍が限界だな。
後は慣れれば思い通りの速度、威力で撃てるだろう。
改めて試をする。
2倍、4倍、6倍、8倍、10倍と試し、アロー系の魔法もってみる。
火、水、風、土、、闇、雷、氷の8屬だが、どれも問題なく真っ直ぐ飛んで行った。土と氷の2つは重力で落ちるかと思ったんだが、そんな事は無かった。
やっぱ魔法によって生まれたものは微妙にルールが違うようだ。
では次のテストだ。アロー系以外ではどうなるか。
「"ファイアランス"」
すると、リリーサーの正面、ストリング(弦)側から、矢が生されていく。
お部分からびていき、矢先が生される。
「……矢が長いわね?」
「長いですね」
生した矢は破棄ができる。當然使った魔力は帰ってこないが。
撃たずに霧散させ、もう一度同じ魔法を使う。ただし、魔力量を増やして。
同じように生されたが、長さと太さが微妙に変わっている。
続いて破棄して、別の魔法を使う。
「"エクスプロージョン"」
発せず"ファイアランス"と同じように生されて行った。
試と同じように放ち、"トランスファー"で適當に作った氷を転送する。
すると、矢が當たった瞬間発した。
「ちゃんと発矢になるのね。魔法によっては速度上げられて悪くないわね……。思いつきの気分で作ったんだけど、思わぬ使い道が……」
々試してみたが、魔力量によって変わるサイズは微々たる。
超級や上級といった難易度の方が重要なようだ。
難易度が上がると長くなっていくようで、超級は初級の倍はありそうだ。
矢のは屬の。『聖魔糸』も何の問題もなし。
思ったよりも使えそうなので、しばらくこれの練習でもしてよう。
……そう言えば、せっかくブリュンヒルデさんいるんだし、王族の仕草とかも教えて貰おうかな。
作戦開始までに魔導弓を実用レベルにしておきたいところだ。
【WEB版】灼熱の魔女様の楽しい溫泉領地経営 ~追放された公爵令嬢、災厄級のあたためスキルで世界最強の溫泉帝國を築きます~【書籍化+コミカライズ】
◎アーススターノベル大賞にてコミカライズ大賞と審査員賞を頂きました。6月1日に書籍が発売されました!第二巻も出ます! 「魔力ゼロのお前など辺境に追放だ!」 魔法の使えない公爵家令嬢のユオは家族から『能なし』と疎まれていた。 ある日、彼女は家族から魔物がばっこする辺境の領主として追放される。 到著した貧しい村で彼女が見つけたのは不思議な水のあふれる沼だった。 彼女は持ち前の加熱スキル、<<ヒーター>>を使って沼を溫泉へと変貌させる。 溫泉の奇跡のパワーに気づいた彼女は溫泉リゾートの開発を決意。 すると、世界中から様々な人材が集まってくるのだった。 しかも、彼女のスキルは徐々に成長し、災厄クラスのものだったことが判明していく。 村人や仲間たちは「魔女様、ばんざい!」と崇めるが、主人公は村人の『勘違い』に戸惑いを隠せない。 主人公の行動によって、いつの間にか追い込まれ沒落していく実家、ラインハルト公爵家。 主人公は貧しい領地を世界で一番豊かな獨立國家に変えるために奮闘する。 全ては溫泉の良さを世界に広めるため! ビバ、溫泉! 自分の能力に無自覚な主人公最強のスローライフ領地経営+バトルものです。 戀愛要素なし、ギャグタッチで気軽に読めるようにしています。 ※R15は念のためとなっております。 誤字脫字報告、ありがとうございます! 感想は返信できておりませんが、とても勵みにしています。感謝です。 現在は月曜日・水曜日・土曜日に更新しています! ※書籍化に合わせてタイトルを変更しました。舊タイトル:灼熱の魔女はお熱いのがお好き?魔力ゼロの無能だと追放された公爵令嬢、災厄級の溫めスキルで最強の溫泉領地を経営する~戻ってこいと言われても絶対に嫌です。あれ、気づいたら実家が沒落してた~
8 118【書籍化】絶滅したはずの希少種エルフが奴隷として売られていたので、娘にすることにした。【コミカライズ】
【書籍化&コミカライズが決定しました】 10年前、帝都の魔法學校を首席で卒業した【帝都で最も優れた魔法使い】ヴァイス・フレンベルグは卒業と同時に帝都を飛び出し、消息を絶った。 ヴァイスはある日、悪人しか住んでいないという【悪人の街ゼニス】で絶滅したはずの希少種【ハイエルフ】の少女が奴隷として売られているのを目撃する。 ヴァイスはその少女にリリィと名付け、娘にすることにした。 リリィを育てていくうちに、ヴァイスはリリィ大好き無自覚バカ親になっていた。 こうして自分を悪人だと思い込んでいるヴァイスの溺愛育児生活が始まった。 ■カクヨムで総合日間1位、週間1位になりました!■
8 63兄と妹とVRMMOゲームと
想いを幻想へと導く世界、VRMMORPG『創世のアクリア』。 蜜風望はそのゲームをプレイしている最中、突然、ログアウト出來なくなってしまう。 ギルドマスターであり、友人である西村有から『ログアウト出來るようになるアイテム』を生成すればいいと提案されるが、その素材集めに向かったダンジョンで、望は一人の青年に出會った。 青年は告げる。 彼の妹である椎音愛梨に、望のスキルを使ってほしい、と。 これは、二組の兄妹の想いが、奇跡を呼び寄せる物語ーー。 第4話以降からは、ログアウトできるようになり、現実と仮想世界を行き來することになります。 第9話と第26話と第83話と第100話と第106話と第128話と第141話と第202話と第293話と第300話のイラストを、菅澤捻様に描いて頂けました。 挿絵に使用してもいいという許可を頂けたので掲載しています。 菅澤捻様、ありがとうございます。 ☆がついている話數には、挿絵があります。 この小説は、マグネット様とノベリズム様にも投稿しています。 第二百六十八話からの更新は、一週間に一度の更新になります。
8 166バミューダ・トリガー
學生の周りで起きた怪異事件《バミューダ》 巻き込まれた者のうち生存者は學生のみ。 そして、彼らのもとから、大切にしていた物、事件の引き金《トリガー》とされる物が失われていたのだが・・・? ある日を境に、それぞれの運命は再び怪異へと向かって進み始める。分からない事だらけのこの事件に、終息は訪れるのか? 大切な物に気づいたとき自分の個性が武器となる・・・!! ―初挑戦の新作始動―
8 53名無しの英雄
主人公アークと幼馴染のランはある日、町が盜賊によって滅ぼされてしまう。ランは盜賊に連れ去られるが、アークは無事に王國騎士団長に保護される。しかし… この作品は筆者の処女作です。生暖かい目で見てやって下さい(✿。◡ ◡。) *誤字、脫字がありましたら教えていただけると幸いです。 毎日0時に更新しています
8 87出雲の阿國は銀盤に舞う
氷上の舞踏會とも形容されるアイスダンス。その選手である高校生、名越朋時は重度のあがり癥に苦しんでおり、その克服の願をかけに出雲大社を訪れる。願をかけたその瞬間 雷のような青白い光が近くにいた貓に直撃!動揺する朋時に、體を伸ばしてアクビをすると貓は言った。『ああ、驚いた』。自らを「出雲の阿國」だと言う貓の指導の下、朋時はパートナーの愛花とともに全日本ジュニア選手権の頂點を目指す。 參考文獻 『表情の舞 煌めくアイスダンサーたち』【著】田村明子 新書館 『氷上の光と影 ―知られざるフィギュアスケート』【著】田村明子 新潮文庫 『氷上の美しき戦士たち』【著】田村明子 新書館 『DVDでもっと華麗に! 魅せるフィギュアスケート 上達のコツ50 改訂版』【監】西田美和 メイツ出版株式會社 『フィギュアスケートはじめました。 大人でもはじめていいんだ! 教室・衣裝選びから技のコツまで 別世界に飛び込んだ體験記』【著】佐倉美穂 誠文堂新光社 『フィギュアスケート 美のテクニック』【著】野口美恵 新書館 『表現スポーツのコンディショニング 新體操・フィギュアスケート・バレエ編』【著】有吉與志恵 ベースボール・マガジン社 『バレエ・テクニックのすべて』【著】赤尾雄人 新書館 『トップスケーターのすごさがわかるフィギュアスケート』【著】中野友加里 ポプラ社 『絵でみる江戸の女子図鑑』【著】善養寺ススム 廣済堂出版 『真説 出雲の阿國』【著】早乙女貢 読売新聞 また阿川佐和子氏『出雲の阿國』(中公文庫)に大きな影響を受けておりますことを申し述べておきます。
8 156