リオンは去った。

何も未練はなかった。やりたいことも、全てが終わったため、出ていった。

やっと平穏な日々が戻る兆候である。

この後一日くらいはゆったりしようと思った。どうせ出費は全般レスナに任せているし（笑）

あの時、サテラは昔の現実をけとめ、名前をリオンに返した。

このままでは、何も出來ないと。

それよりも、頑張って未來を変えねばと信念を燃やした。

俺は彼を恨みながらも、それを見て手を出すことはやめた。

彼が町を襲うことはないだろう。

今までのことで結論を立てて。

これはただの計畫であり、「あの聲」も俺に同じ計畫が通るとは思っていないだろう。

とりあえず、一息はつけるとおもう。

そして、俺の運命を変えるかもしれない出來事。

リオンが俺の部屋を出ていったとき、こういった。

『ギフトを開けたいのなら、ダンジョンへ行け。語は進み、きっと君の思い通りになるはずだよ』

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第一章　終了。

次回第二章：目線：藍。