《僕は霊の王と契約し世界を自由に巡る》僕は油斷していました!
僕は《サーチ》をもう一度使う。
ばらばらにあった反応は一ヶ所に集まっていた。
「あれ、なんでだろう?」
僕が疑問に思っていると、
「當然なのじゃ!あれだけ大きな音を立てれば警戒するに決まっているのじゃ!」
それもそうだな、僕は納得した。
「それじゃ、狩りに行こうか!」
僕たちは反応があった場所に向かった。
たどり著いた場所は大きな空間があった。
そこには、大きなゴブリンと、それを盾を持って守っているゴブリン、それから剣を持ったゴブリン、そして棒を持った普通のゴブリンが9がこっちを睨み構えていた。
そして僕は油斷していた。
これまでゴブリンを簡単に倒していて、どれだけいても簡単に倒して僕は負けないと油斷していた。目の前にゴブリンが9しかいない事に気付かなかった。
大きなゴブリンがニヤッと笑った。
ごぶごぶ!
ゴブリンが上から落ちてきた、いや襲い掛かってきた。
キュ!
「え?」
どん!
キュートが僕を庇い、ゴブリンに吹き飛ばされていった。
「キュート!」
僕はキュートのところに向かう。
キュ、キュ
まだ息はあった。
僕は《完全回復パーフェクトヒール》を使う。
「僕は油斷していた」
僕は気を引き締めた。
地球連邦軍様、異世界へようこそ 〜破天荒皇女は殺そうとしてきた兄への復讐のため、來訪者である地球連邦軍と手を結び、さらに帝國を手に入れるべく暗躍する! 〜
※2022年9月現在 総合PV 150萬! 総合ポイント4500突破! 巨大な一つの大陸の他は、陸地の存在しない世界。 その大陸を統べるルーリアト帝國の皇女グーシュは、女好き、空想好きな放蕩皇族で、お付き騎士のミルシャと自由気ままに暮らす生活を送っていた。 そんなある日、突如伝説にしか存在しない海向こうの國が來訪し、交流を求めてくる。 空想さながらの展開に、好奇心に抗えず代表使節に立候補するグーシュ。 しかしその行動は、彼女を嫌う実の兄である皇太子とその取り巻きを刺激してしまう。 結果。 來訪者の元へと向かう途中、グーシュは馬車ごと荒れ狂う川へと落とされ、あえなく命を落とした……はずだった。 グーシュが目覚めると、そこは見た事もない建物。 そして目の前に現れたのは、見た事もない服裝の美少女たちと、甲冑を著込んだような妙な大男。 彼らは地球連邦という”星の海”を越えた場所にある國の者達で、その目的はルーリアトを穏便に制圧することだという。 想像を超えた出來事に興奮するグーシュ。 だが彼女は知らなかった。 目の前にいる大男にも、想像を超える物語があったことを。 これは破天荒な皇女様と、21世紀初頭にトラックに轢かれ、気が付いたら22世紀でサイボーグになっていた元サラリーマンが出會った事で巻き起こる、SF×ファンタジーの壯大な物語。
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