《絶対守護者の學園生活記》學試験
「城といい、ここといい、王都はやっぱスケールが違うな」
俺は今、學園にいた。學試験をけるためだ。
國立アイン魔法學園。
王都にある最も大きな學園であり、訓練場や學生寮、そして何よりも城に負けてないのでは? と思えるぐらいの大きさの校舎があり、かなりの敷地面積を有している。さらには、貴族も平民も関係なく平等に、を校則に加えるほどに平等主義である。貴族は小さい頃から家庭教師などを雇い魔法を習うため、平民との実力差が付きやすく、平民と一緒に教えをけることを良しとしないやつもいるらしいが人族の英雄が平民出であるため、平民の潛在能力も侮れないとし、學時の実力はあまり重視しないらしい。要するに「貴族だからって調子に乗るなよ? 英雄様は平民出なんだぞ?」ということだ。
そんなわけで學試験で行うのは、魔法屬の適を調べるのと、教養の筆記試験だけだ。
教養に関してはユフィさんによって叩き込まれたので大丈夫。答え間違えると魔法が飛んでくるから死ぬ気で頑張った。勉強に死が伴うとはこれいかに。
「學試験の申し込みをしたいんですけど」
「では、名前をお願いします」
「レオン=ガーディアです」
「はい、験番號は184番となります。こちらの案に沿ってください」
そうして付を済ませ、渡された紙に書かれた通りに進み、適の検査をけた後、筆記試験をける教室に向かう。
    うおっ、獣人だ!エルフだ!耳ってみてえ
そこには様々な種族がいた。
他の種族とは友好的な関係を築けてる上に、この學園は優秀だと評判なため、割と他種族の方々も來るらしい。いいなあ、もふもふしてえなあ。
興を抑えつつも俺は適當な席に著く。
すると後ろから聲をかけられた。
「なあなあ、俺はマルクっていうんだ。お前は?」
「レオン。レオン=ガーディア」
「貴族様だったか」
「いや、わけあって平民だよ。それより何か用か?」
「いやー、會場に知り合いが全くいなくてな。寂しくてよ」
そう言って二カッと笑うマルク。
「そうか、実は俺もなんだ。よろしくなマルク」
「よろしくな、レオン!」
うん、いい奴そうだ。
その後も、しばらく話していたが、試験開始五分前の鐘がなったところで話をやめ、試験をけた。
完璧な出來だ。
試験後、マルクと學式で會う約束をし、俺は帰り支度をしていたが、そこで不意打ちをくらうことになった。付の時に対応してくれた人に話しかけられたのだ。
「レオン=ガーディア君ですね? 學園長がお呼びです。ついてきてください」
「……はい」
嫌な予しかしなかった。
※※※
「やらないか?」
「……は?」
學園長室にって早々、貞の危機が訪れていた。
目の前の執務用であろう機の前に立って、俺に話しかけてきてるのは、いかにもよぼよぼの老人だ。
ただし、目がギラギラしているが。
「ダルクから養子をとったというのは聞いてたが、まさかうちの學園にるとはのう。聞いておらんか? ワシがあいつらを育てたと」
「そういえば言ってたな」
養子になれば學園長に々助けてもらえる的なことを言ってたな。
敬語は使わないのかって? 俺の経験上、こういう人には要らん。
「見たじ、お主はワシより強そうだ。是非ワシと殺りあわんか? がたぎってしょうがないわい」
この人戦闘狂だ! 師が師なら弟子も弟子ってことか。それにやらないかってのは戦う的な意味なのね。ノンケでもとか言われた日にはこの學園ごと砕しちゃうところだった。
「まあ……俺の訓練にもなるからいいけど。殺すのは無しだぞ?」
「そうかそうか! これからが楽しみじゃわい! 何か困ったことがあったらなんでも言ってくれ。力になろう」
何が々助けてもらえるだ。戦闘狂のおまけが付いてきちゃってるぞ。次にダルクさんに會ったら一発毆らせてもらおう。
「それじゃ、俺はこれで」
「うむ、早速戦える場を用意しておこう。楽しみにしておるぞ」
「……うっす」
そして俺は宿へと帰った。
俺、楽しい學園生活送れるかな……。
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