《努力という名の才能を手に異世界を生き抜く〜異世界チート?そんなのは必要ない!〜》武神流
「よし!これからギル坊には武神流格闘を教えてやる!武神流格闘は今まで習っていた獣神流とは違い人族を中心に栄えた格闘だ。獣神流の基本が攻めに対し武神流は守り。靜かに相手の隙が生じる時を待ち時にはトリッキーな守り方を見せ敵を揺させ一発逆転のカウンターを放つことを得意とする流派だ」
ゲームで言うと武神流は獣神流のゴリ押しプレイとは違い何時間もかけて敵を倒す粘りプレイか。
「実際に見せてやる。ギル坊の本気でかかってこい」
「いいの?いいなら行くぞ!」
俺は両手に牙を纏いウォンさんに飛び込む。
しかしウォンさんの姿が一瞬ぶれると俺は地面に倒れ込んでいた。
「あれ?」
「どうした?俺は闘気を使ってないぞ?」
俺は立ち上がりもう一度ウォンさんに向かう。
すると今度は軽々と避けられた。
俺が攻め続けても一向に攻撃が當たらない。
攻めても攻めてもりもしない、闘気を使ってすらいないウォンさんに攻撃を當てられない。
「ガッ!」
ウォンさんが俺の懐に一瞬でりみぞうちを毆られ俺は咳き込む。
「相手を確実に潰せるところを狙い一発で相手を倒す。これが武神流だ。わかったか?」
「ゴホゴホッ…は、はい」
ウォンさんは実際に使ってみろと俺を軽く毆ってくる。(軽くと言っても巖を砕くくらいの力はある)
俺は闘気を使いながらウォンさんの攻撃を避けチャンスを狙う。
ウォンさんはそんな俺を見て笑ってる。
「なんで笑ってるんだよ」
「ガッハッハ!それは武神流ではないぞ」
「え?どういうこと?」
「武神流はな闘気を使おうとするとなぜか闘気を拒絶するんだよ。武神流に闘気だけは使えない。絶対にな」
?どういうことだ?さっぱりわからない。
「とにかく修行あるのみだ。続けるぞ」
「はい!」
俺はその後もウォンさんの言ってることが理解できず闘気を使いウォンさんの攻撃を避け続けた。
結局最後までウォンさんの言ってた意味がわからずその日の修行は終わった。
……
「どうだギル坊。武神流はなかなか難しいだろ?」
「うん、何がどうなってんのかさっぱりわかんない」
「じゃあそんなことギル坊に1つヒントを教えてやる。人族では闘気はあまり広まっていない。では何の力を扱うのが主流だ?」
人族の主流か…俺の國では闘気じゃなくて何を使っているんだ?
…確か小さい頃…あ!
「魔力?」
「正解だ。武神流は闘気を拒絶し魔力を好む。逆に獣神流は魔力を拒絶する。もし武神流で魔力を使いたいんならコントロールの仕方は自分でやってくれ。俺はわからないからな」
「わかったよ」 
俺はその日から闘気のコントロールだけでなく魔力の扱い方も獨學で學び始めた。
……
「これが魔力か?」
武神流を習い始めて1ヶ月、俺は毎日魔力をコントロールすべくすべを探していた。
さすがに自力でやるだけあって何もわからないところから始めて1ヶ月で魔力をじれるようになっただけいいほうだろう。
まだコントロールはできないがそれはこれからしずつできていければいい。
それと武神流について1つわかったことがある。
俺は今ウォンさんと獣神流のきは一切使わず武神流の守りのきだけで組み手をしている。
ウォンさんは獣神流を使っているらしいがきを見てみるとごくごく稀に武神流のきが出ることがある。
闘気を使いながらだ。
つまり武神流は獣神流と混ぜることで闘気を使いながらくことができると言うこと。
それをウォンさんに言ってみると
「ほー、気づいたか。でもこれはまだギル坊には早いぞ。まずは武神流をマスターしな」
とのこと。
まだまだ先は長いなぁ。
優等生だった子爵令嬢は、戀を知りたい。~六人目の子供ができたので離縁します~(書籍化&コミカライズ)
子爵令嬢のセレスティーヌは、勉強が大好きだった。クラスの令嬢達と戀やお灑落についておしゃべりするよりも、數學の難しい問題を解いている方が好きだった。クラスでは本ばかり読んでいて成績が良く、真面目で優等生。そんなセレスティーヌに、突然人生の転機が訪れる。家庭の事情で、社交界きってのプレイボーイであるブランシェット公爵家の嫡男と結婚する事になってしまったのだ。嫁いですぐに子育てが始まり、最初の十年は大変だった事しか覚えていない。十六歳で公爵家に嫁いで二十年、五人の子供達を育てブランシェット家の後継ぎも無事に決まる。これで育児に一區切りつき、これからは自分の時間を持てると思っていた矢先に事件が起こる――――。六人目の子供が出來たのだ……。セレスティーヌが育てた子供達は、夫の愛人が産んだ子供。これ以上の子育てなんて無理だと思い、セレスティーヌは離縁を決意する。離縁してから始まる、セレスティーヌの新しい人生。戀を知らない令嬢が、知らないうちに戀に落ち戸惑いながらも前に進んでいく····そんなお話。 ◆書籍化&コミカライズが決定しました。 ◆マッグガーデンノベルズ様にて書籍化 ◆イラストは、いちかわはる先生です。 ◆9人のキャラデザを、活動報告にて公開
8 130【完結】処刑された聖女は死霊となって舞い戻る【書籍化】
完結!!『一言あらすじ』王子に処刑された聖女は気づいたら霊魂になっていたので、聖女の力も使って進化しながら死霊生活を満喫します!まずは人型になって喋りたい。 『ちゃんとしたあらすじ』 「聖女を詐稱し王子を誑かした偽聖女を死刑に処する!!」 元孤児でありながら聖女として王宮で暮らす主人公を疎ましく思った、王子とその愛人の子爵令嬢。 彼らは聖女の立場を奪い、罪をでっち上げて主人公を処刑してしまった。 聖女の結界がなくなり、魔物の侵攻を防ぐ術を失うとは知らずに……。 一方、処刑された聖女は、気が付いたら薄暗い洞窟にいた。 しかし、身體の感覚がない。そう、彼女は淡く光る半透明の球體――ヒトダマになっていた! 魔物の一種であり、霊魂だけの存在になった彼女は、持ち前の能天気さで生き抜いていく。 魔物はレベルを上げ進化條件を満たすと違う種族に進化することができる。 「とりあえず人型になって喋れるようになりたい!」 聖女は生まれ育った孤児院に戻るため、人型を目指すことを決意。 このままでは國が魔物に滅ぼされてしまう。王子や貴族はどうでもいいけど、家族は助けたい。 自分を処刑した王子には報いを、孤児院の家族には救いを與えるため、死霊となった聖女は舞い戻る! 一二三書房サーガフォレストより一、二巻。 コミックは一巻が発売中!
8 188三分間で世界を救え!「えっ!ヒーローライセンスD級の僕がですか!」 就職したくないからヒーローになった男は世界で唯一のタイムリープ持ち。負け知らずと言われた、世界一のヒーローは世界で一番負け続けていた
ある日、地球に隕石が飛來した。大気圏に突入した際に細かく砕けた隕石は、燃え盡き 地上に居た人々にケガ人は出なかった。 その日、大量の流れ星が空に現れ、消えて行った。 SNSでは流れ星の寫真が溢れ、多くの人が話題に上げ、連日ニュース番組では街行く人に街頭インタビューをしていた。 數週間と時が過ぎ、話題にも上がらなくなった時に異変が起きた。 外見的変化が世界中から報告され始めた。 次第に外見の変化は無いが、「個性」と言われる能力が確認され始めた。 するとSNSでは自分の個性を載せようと、寫真、動畫がアップされ始めた。 そして事件は起きた。 隕石によって影響を受けたのは、人類だけでゃなかった。 動物にも変化が起きた。「突然変異」によって巨大化、兇暴性の増した「怪物」達が 人類に牙を向け始めた。 街を破壊して暴れまわるその姿は、まさしく「怪物」 生物の頂點に居た人類は、淘汰される危機にあった。 そんな中、個性を使った強盜事件、犯人は個性を使い犯行を行い 警察から逃げきる事に成功した。 世界中の國々で同様な事件が発生し対応に追われていた。 そんなある日、一人の男が現れえた。 街中で暴れ、警察が対応出來ずに困っていた時に、仮面を付けた男だけが犯人に向かって行った。 その様子はテレビ局のカメラや周辺に居た人々の攜帯でも撮影された。 個性を使った犯罪に、個性で立ち向かった勇敢な姿は見ていた人に勇気を與えた。 事件から數日後、政府がある事を発表した。 それはヒーローの組織設立を國が進めると言う事、ただ後日発表された詳細は、公務員として雇用するわけでは無く、成果報酬型のフリーランス。 報酬はバイトと変わらず、自分の個性を使って楽に稼げると、期待していた人は報酬もさることながら、他があからさまに酷いと、SNSで政府を批判した。 そんな事があった為に人は集まらなかった。 そんな時だった。 一人の資産家が政府に代わって新たなヒーローの組織「イポテス」を設立した。 ヒーローとして怪物から街を守り、個性を使う犯罪者達から市民を守るヒーロー。 この物語は「無敗のヒーロー」と言われた男、赤波新屋の物語である。 カクヨム掲載中
8 193りんご
とある先輩と後輩と林檎の話
8 85異世界で始める人生改革 ~貴族編〜(公爵編→貴族編
「ああ、死にたい」事あるごとにそう呟く大學生、坂上宏人は橫斷歩道を渡っている途中トラックにはねられそうになっている女子高生を救い自らが撥ねられてしまう。だが死ぬ間際、彼は、「こんなところで死ねない!死ねるわけがない」そう思い殘し、そのまま死んでしまう。死にたいという言葉と死ねないという思いを抱えながら死んだ彼は、あの世の狹間で神に出會い、異世界に転生される。そこで手にいれたのは攻撃魔法不可、支援特化の魔法とスキルだった。 仕方ないからこれで納得できる人生送ろう。 感想の返信はご勘弁お願いいたしますm(_ _)m エンターブレイン様より書籍化いたしました。
8 190ステータス、SSSじゃなきゃダメですか?
最強にして至高。冷酷にして無比。従順にして高潔。人間の間でそう伝わるのは、天魔將軍が一人《瞬刻のヴィルヘルム》。これまでにステータスオールSSSの勇者達を一瞬で敗北へと追い込み、魔王の領土に一切近付けさせなかった男である。 (……え? 俺その話全然聞いてないんだけど) ……しかしその実態は、ステータスオールE−というあり得ないほど低レベルな、平凡な一市民であった。 スキルと勘違い、あと少々の見栄によって気付けばとんでもないところまでのし上がっていたヴィルヘルム。人間なのに魔王軍に入れられた、哀れな彼の明日はどっちだ。 表紙は藤原都斗さんから頂きました! ありがとうございます!
8 157