《拾ったのはダンジョンコアでした!?》24話 ちょっとした休息でした!
盜賊達を倒してから1日が経った。
「それにしてもこのカラドボルグは凄いなぁ~」
僕は昨日盜賊達と戦った時を思い出す。あの時のカラドボルグの力はまだ全力ではなかった。まだまだカラドボルグには力が眠っているのだ。それと気のせいかもしれないが僕がいくぞと聲をかけた時に僕の聲に反応した気がした。
「それと盜賊達が傷だらけだったことも気になるなぁ~」
盜賊達と戦っていてすでに盜賊達じ傷だらけだったことも気になっていた。僕と戦う前だからここにくるまでに何かと戦ったということだ。もしかしたらその盜賊達が戦った何者かがこのダンジョンにくる可能があるので注意しなければならないな。
「まぁ、今はいっか!」
僕は今、盜賊達の持ちを確認していた。盜賊達は吸収してダンジョンコアに魔力を渡しておいた。それで殘った持ちを確認して使えそうなものは殘しておいてそれ以外のものは吸収することにしたので今はその吸収するとしないものを分ける作業をしていた。
「これはどうでしょうか?」
持ちの仕分け作業は僕とミドリとダンジョンコアで行なっていた。仕分けしていてミドリが僕に必要な持ちかどうか聞きに來た。
「そうだな~それは必要になる時が來るかもしれないから殘しておくか」
ミドリが持って來たのは黒のマントだった。これは盜賊達の人數分の3枚あった。黒のマントには裝著者の存在を認識から外す効果があるものだった。僕のダンジョンには効果がなかったようだが。
『あまりいいものがないですね、マスター』
「そうだな、後はポーションぐらいかな」
盜賊達の持ちは數がなかった。その中でも僕たちが殘っておくのは黒のマント3枚とポーション3つを吸収せずに殘しておくことにした。ポーションは飲むと傷と力を回復させてくれるアイテムだ。
「それじゃ殘りは全部吸収しておくか」
「それでは黒のマントとポーションを家に置いて來ますね」
『分かりました、吸収しておきます、マスター』
ダンジョンにはダンジョンの魔力を持つものを吸収することが出來るのだ。それによって盜賊達と黒のマントとポーション以外の持ちも吸収することにした。
「それじゃ、今日はゆっくりするか~」
持ちを分ける作業も終わったので今日はゆっくり過ごそうとしたけど、
『ダンジョンに侵者がやって來ました、マスター』
どうやらダンジョンに侵者がやって來たようなので今日はゆっくりすることができなくなった。
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