《拾ったのはダンジョンコアでした!?》36話 新たな力を試してみました!

ミドリ達の進化した後の力を試すためにダンジョンの外に來ていた。ダンジョンではダンジョンに被害が出てしまう恐れがあるためだ。1階層にはダイヤ達がいるので試すわけには行かず、二階層には家や畑があるので試すことができない。そのため外に出て力を試すことになったのだ。

「それじゃ私から行きますね!」

まずはミドリから進化した力を試すようだ。進化さたのはミドリとシルとモアで3名だがみんな同時にやってしまうと何かあった時に対応できない可能があるので1人ずつ試すことにしたのだ。

「《ポイズンフラワー》」

ミドリは詠唱することなく魔法を発させた。

「私はこのように詠唱することなく魔法を発することが出來るようになりましたね」

「凄いなー!」

ミドリは進化したことにより詠唱をすることなく魔法を発することが出來るようになった。これによって詠唱で発する魔法を特定されることはなくなった。それによって相手はミドリが発する魔法は魔法名を唱えるまで何を発するか分からなくなるのだ。

「そして、《ファイヤー》《ウォーター》《ランド》《ウィンド》このように植だけじゃなく自然に関する魔法を使えるようになりましたね」

ミドリは植魔法から自然魔法になったことによって簡単な、火魔法ファイヤー水魔法ウォーター土魔法ランド風魔法ウィンドが使えるようになっていた。

「今の所はこんなじですね」

細かいところも進化して強化されているようだけど大きく強化されているのは植魔法から自然魔法に変わったところだろう。

「わお!」

次にシルが進化したことによって強化された力を試すようだ。

「わお!」

シルが吠えるとが鋭く尖ったように見える。

「わお!」

を鋭くしたシルは木に向かって突進していった。そしてシルがその木から離れてみると木はだらけになっていた。

「シルはを自由にくすることが出來るようになったんだな」

シルの進化による強化された力はさを変化させれることだろう。さをくしたまま走り回るとぶつかった相手を吹き飛ばしたりすることや今回のようにだらけにしたりすることもできる。他にも走るスピードが速くなったりとか噛む力が増したりなど能力も高くなっただろう。

「モキュ!」

最後にモアが進化した力を試すようだ。

「モキュ!」

モアが鳴くとからメラメラと燃えだして來た。

「モ、モキューー!」

メラメラと火は燃えて最後にはが完全に赤くなっていた。

「モキュ!」

モアが近くにあった木を毆ると、バキッ、と音を鳴らして崩れてしまった。そして木を毆ったところを見てみると焼けたような跡が殘っていた。

「あ、モアから熱気をじるぞ!」

「そうですね、し暑いですね~」

モアのが本當に燃えているようにじるほどモアから熱気をじた。モアのると火傷してしまうのだろう。実際にモアが毆った木は焼けたような跡が殘っていたのだから。

「モキュ~」

モアのからプシュ~と音を立てて煙が出て來た。煙が晴れるとモアのし赤みがかかったぐらいのに戻っていた。

「みんな強くなったな!」

「當然ですね!」

「わお!」

「モキュ!」

ミドリ達は進化したことによってすごく強くなっていた。

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