《拾ったのはダンジョンコアでした!?》41話 の子は奴隷でした!

船の中に倒れていたの子をダンジョンまで連れてくることができた。

「ミドリ、ポーションを頼むよ」

「了解しました、これがポーションになります」

僕はミドリに頼んでポーションを持って來てもらった。ポーションはうちの畑で作った薬草をミドリが調合して作ったものだ。

「さぁ、飲んで」

僕は意識を失っているの子にポーションを飲んでもらうためにし無理矢理だが口を開かせてしずつ飲ませていった。

「う、うぅ、ここは?」

ポーションを飲みきるとは意識が回復して來たようだ。そして次第に意識を完全に取り戻したようだ。

「えーと、今は話しするよりもまずはご飯を食べよっか」

意識を完全に取り戻したは僕たちに聞きたいことなどがありそうだったが、それよりもまずはにご飯を食べるように勧めた。の痩せすぎたに合うようにうちのダンジョンで育てた野菜のスープ食べさせてあげることにした。

「ん?食べていいの?」

「いいよ、君のために用意したんだから、ゆっくり食べるんだよ」

は何度も自分が食べていいのかを確認してから、ようやく恐る恐るといったじでスープをスプーンで掬い口の中にれた。

「どう?味しい?」

「ん、味しい」

はそれだけを言うと次々にスープをスプーンで掬い口の中にれていく。

「ん、なくなった‥」

「まだ、お代わりがあるけど、いる?」

「ん、食べたい」

はやっぱりお腹が減っていたようでスープのお代わりがあることを教えてあげると何度もお代わりをしてはすぐに食べきった。

「お腹いっぱい、満足!」

「それは良かったよ」

のために用意していたスープはすぐになくなったので急遽がお代わりしても大丈夫なように作ったスープも全部飲みきってしまった。それでようやくはお腹いっぱいになったようだ。

「ん、もういいよ?」

「ん?何が?」

「焼くなり煮るなり好きにして」

はバタンと地面に手と足を広げて倒れ込んだ。

「え!?そんなことしないよ!」

「ん?しないの?」

「そうだよ!」

「よかった」

は僕がを太らせて食べてしまうんだと思っていたようだ。確かにシルやモアラー隊などのモンスターがればそう思ってしまうのも仕方ないのかもしれないな。

「それじゃ、自己紹介をしようか、僕の名前はレイク、君は?」

「私はクロマル」

僕は気を取り直してまず自己紹介をしてみることにした。そしての名前がクロマルと言うことがわかった。

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