俺が修羅に魔力を流して、修羅の形をかえていく

すると、あっという間に、形が変わった

それは、とても大きな鉈の形になった

これならいける、修羅の鋭い切れ味に鉈の攻撃力が加われば、いくらミノタウロスだとしてもひとたまりもないはずだ

俺は突進してくるミノタウロスに向い、大きな鉈を振りかざした、タイミングをしっかり合わせ

縦に一振

生々しい音が窟の中に響き渡る

それに一歩遅れて悲鳴が上がる。

「フォーーーーーーーーーーーーッッ！！！！」

ミノタウロスは、俺の渾の一撃を正面からけ、倒れ込んでいる。

俺はすかさず、奴の頭に更に、切り刻んだ

「モォーーーーーーーーーーーッッ!!」

ミノタウロスの悲鳴が更に高くなる。

それでも俺は構わずに鉈を振ったが

ミノタウロスが、自分の手にあった刀でけ流した。

？！そこまでの知があるのか？！

ミノタウロスが刀をけ流すほどの知はない

それをしたということはかなり知が高いと

思っていいだろう

ミノタウロスは、刀を橫に一閃させたが

俺はとっさの判斷で後ろに飛び下がった

「モォーーーーーーーーーーー!!」

ミノタウロスが更に聲を上げる

まるで最後の力を振り絞ってるように思えた。

この一撃で勝負が決まる

俺はそう思い、覚悟を決めた

俺の邪魔になる奴は、俺が殺してやる！！

神だろうと、何だろうと、必ず！！

そう覚悟を決め、ミノタウロスに向かい打つ

ミノタウロスは、相変わらずの一直線の攻撃で

突進をしてきた、

俺はそれをギリギリで躱し、後ろに回り込み

鉈を振りかざす

しかし、ミノタウロスは、既に後ろを向き、自分の右手を前に出していた

俺は鉈を止めようとしたが、重すぎたため

止まりはしなかった、そのまま、鉈がミノタウロスの右手に向かって落ちていく

ミノタウロスの右手に當たった途端

ミノタウロスは、右手をしずらし

俺の攻撃の軌道を変える

そして、左手に持ってた刀で俺を攻撃しようとした

やばい！死ぬ！

鉈を振り下ろしたばかりなため、防はできない

死ぬ……

誰が？……

俺が？…

ふざけんな！俺は死ねない！

絶対に生きてここから出る！

俺を邪魔するやつは！！

俺が否定してやる！！

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ユニークスキル『否定』を発

対象:ミノタウロス

容:防の否定

魔力消費

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え？

俺は目を開いた、俺の左手にあった鉈は、

ミノタウロスの皮を見事に捉えていた、

ミノタウロスのから生々しい音が鳴るとともに

赤いが、激しい勢いで吹き出る

そうか、否定のスキルで、奴の防を否定したのか俺がピンチの時にしか発しなくなったユニークスキル、否定、ここで発した。

ふぅ～助かった…