《ただの世界最強の村人と雙子の弟子》第0話の2 彼の相棒達
===ユウキ視點====================
「で、お前らは何者で、何で俺はお前達の名前を知っている?」
俺は一番気になっている事を聞いてみる。
「あ~、ハイハイ!私が説明します!」
守姫が元気よく手を挙げてピョンピョン跳ねている……。
彼の大き過ぎず、小さ過ぎずの程よい俺好みのが揺れて……! ……っはっ!
「えへへ~、ご主人様は私のが好みなんだ~~」
しまった!ここは心の中。思った事が聞こえてしまうんだ……。
チラリと攻武と技姫を見ると、
「へぇ~、王は守姫のが好みなのか~」とニヤニヤし、
技姫は「私はどうでしょう!」と見た目に反した必死ぶりだった…。
因みに技姫のは大きめだ。これも嫌いではない。 ……っはっ!
「そ、そうですか、き、嫌いではな、ないと」と技姫は見るからに揺し、攻武はまたニヤニヤ、守姫はし「私のが好みっていったのに…!」といじけてしまった。
いじけた様子も可いが、早く、現狀を把握したい。
「あっ!そうでしたね……。すっかり忘れてました」
彼はし顔を赤くしながら説明してくれた。
「まず、この世界には人族のみが持っている『ソウルウェポン』というものがあります。
自の魂を模寫して、模寫した魂を現実の世界に顕現させる。それが『ソウルウェポン』です。
模寫された魂と元の魂は接に繋がっており、模寫された魂が破壊される、つまり、『ソウルウェポン』が破壊されると元の魂も破壊される、つまり、死にます。
そして、実験により、模寫された魂が複數個現れたり、意思を持つ事があります。
それが、「お前達って事か?」……ハイ」
「ご主人様が來る前のの魂は1つでしたが、実験により2つの魂を無理矢理定著させられ、融合した事によるエネルギーでご主人様の魂が呼び込まれる事で安定に定著しました。
その結果、実験によってれられた2つの魂が私と攻武に、元のの魂は技姫に、それぞれ意思を持って変化しました。
それが私達の正です」
「なるほど…、それじゃあ、何で俺はお前達の名前を知っているんだ?」
「それは、簡単です。ご主人様が私達を求めたからです」
「え、俺、そんな事言ったっけ?」
すると、守姫はほっぺを膨らまし、
「もう、忘れたんですか?"力"がしいって言いましたよね?」
ほっぺを膨らました守姫もいいな~。
…っはっ!ダメだ!元の世界で出會いが無さすぎたのと守姫があまりにも俺の理想的なすぎてついつい守姫の事ばかり考えてしまう…。
「え、えーと、まあ、これで俺の死因も分かったし、守姫達の事も知れてよかったな!」
俺は々スッキリとしたが、守姫達は何やらコソコソと話している。
俺もあいつらの心の聲が聞こえたらな~とか思っていると、代表なのか守姫が、
「あ、あの?さっきの説明で、ご主人様の前の世界での死因が分かったんですか?」
守姫が自分で説明したくせに、訳の分からない顔をしているから、
「いや、だって、実験での魂のエネルギーで、前の世界にいた俺の魂が引き寄せられたんだろ?」
「いえ!違います!ご主人様はもう、引き寄せられた時には死んでいましたよ?」
「え?」
もし、それが本當だとすると…、俺は…、何者かに殺されたってことか…。
「もし、ご主人様を殺した相手が分かったら私がそいつを殺してやりますからね!」
ていうか、守姫は凄い良い笑顔でサラッと殺すって言ってたね……。
「まあ、そんなに前の世界には未練も無いし、それよりも守姫や技姫、攻武に會えた事の方が嬉しいよ」
これは本音だ。
前の世界では、退屈で、誰にも見てもらえず、誰にも好意を寄せられず、生きてきた。
初めて転生した時はハズレと思ったけれど、そんな事はない。
素晴らしい大當たりだった!
「えへへ~~、私もご主人様に會えて良かったです!」
「私も主人に會えて良かったです」
「へっ!々、俺たちを使いこなせよ!」
守姫達の言葉に涙が出てきそうになる…。
そんな気持ちを振り切り、
「それじゃあ、いってくる!」
だんだん目の前が不確かなものになってくる。
研究員ども、覚えていろよ。
俺はそう決意を固めながら、薄れゆく意識を手放した……。
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「行っちまったな」
「ええ、行ってしまいました」
「本當の事、言わなくて良かったのか?」
「言っても我が主人は分からなかったでしょう」
「それもそうだな」
「まあ、大した事じゃありませんからご主人様が思い出したら話しましょう」
「そうだな」
「了解しました」
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守姫達はユウキに何か隠してるみたいですね。
前回に引き続きこの話も記念として更新出來て嬉しいです!
次の更新は月初か、150人突破時に。
次回の特別章もユウキ視點です。
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