《ただの世界最強の村人と雙子の弟子》第0話の5 魔法を學ぶ
===ユウキ視點=================
「もちろん!私がご主人様の役に立てるなら喜んで!!」
守姫は満面の笑みを俺の顔にズイズイ近づけながら即答してくれた。
「ありがとう。早速教えてくれないか?」
「はい!!では準備をします!!」
守姫はそう言って俺からし距離をとって何やら集中し出した。
何やら向こうで、「なあ、技姫。俺たちは王を倒す為に特訓しねぇか?」「ええ、構いませんよ」とか聞こえたけど………今は魔法だ。
「ではまず魔法とは…、(ブゥン)の魔力を使ってに魔法の核を作り、そして空気中の魔素を使って構築し、外に放出、あるいは働きかけるなど2つの要素であらゆる現象を起こすものです」
守姫は宙に浮いたホワイトボードの様な板を出現させ、図や絵も使って説明してる。正直、分かりやすい…!
「ありがとうございます!」
あ、そう言えばここは心の中だった…。
「魔法にも様々な種類があり、"強化"魔法や"屬"魔法、"狀態異常"魔法、"生活"魔法など」
へぇ~、魔法は生活にも関係しているものがあるのか。
「あと、人には魔法の適があり、全ての魔法が使える訳ではありません。適のある魔法は構築が速く、魔力消費量もなく、強く使えます。適がない魔法も使えるようになる人もいますが、適が無い分、魔力消費量や集中力が通常より多く必要になります」
適を知って、それをばして戦っているんだな。
「適を知る為にはとにかく魔法を使ってみるしかありません」
適が分かるが無いのか……。
「そして、肝心の魔法の使い方ですが……」
いよ!待ってました!!
「各魔法によって異なる魔法の核を覚えて、の魔力を使って核を見本通りに再現する事で初めて魔法が使えます」
「えぇ!!魔法って勉強して、覚えて、再現しないとできないの!?」
「はい。それでしか魔法は使えません」
「そ、そんな~!!異世界でも勉強かよ~~」
まさか、魔法は勉學によってにつくとは……。
「はい!それじゃあ、頑張りましょう!!」
守姫はやる気満々だ。まあ、俺から頼んだんだからここでやめる訳にはいかないな。
「はぁ~、仕方ないな~」
「では、見本の核を出しますね」
そう言って守姫は、丸くて、所々に意味の分からない字や模様がある赤い核をホワイトボードもどきに表示した。
「よし!やってやるぞ~!」
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「出來た!」
俺の手の平の上にはホワイトボードもどきの赤い核そっくりの核が浮かんでいる。
「すごいです!まだ30分しか経っていませんよ!?」
守姫は本當に嬉しそうに褒めてくれた。
「これに魔素を合わせるのか……」
俺は空気中に漂う粒を頭の中でイメージして、それを赤い核にれるイメージをする。
すると、赤い核がみるみる大きくなり、炎が出來た。
「それが火屬魔法の一番簡単な魔法"ファイア"です」
これが、魔法……。
「試しに打ってみよ。いっけ~!(ボウゥゥゥッ!)」
「「………………」」
「ねえ、これって一番弱い魔法だよね?」
「ええ、その筈……、なの、ですが……、明らかに火屬魔法の上位"ファイアブレス"並みです」
「まあ、普通より強い事はいい事だ!次の魔法にいってみよー!」
「は、はい!」
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「ご主人様は魔法もずば抜けて凄いですね!!火屬魔法を1日足らずで全て得するなんて……!」
そう、俺は守姫に火屬魔法を全て教えてもらい、全て得した。
なんか……、どんどん速く構築出來るようになって、最後の最上位の火屬魔法"インフェルノスフィア"は10分で得してしまった……。
"インフェルノスフィア"はその1つ下の"インフェルノ"を圧し、巨大な火の玉にして、一気に解放する魔法なのだか、"インフェルノ"でさえ、一瞬で周りを火の海にする魔法なのにそれを圧して解放したら周りどころか全方位が一瞬で火の海になって守姫の『結界』が無かったらみんなを巻き込むところだった…。
守姫の『結界』とは、"結界"魔法とは違い、が必要だが、"結界"魔法より低燃費で強固な結界を作る事が出來るのだが、俺の"インフェルノスフィア"を抑え込むのにほぼ全ての魔力を使ってしまったらしく、今は俺の膝を枕にして寢転んでいる。
魔力が枯渇しているのに、元気だな……。
「當たり前です!何せご主人様に膝枕をしてもらっているんですから!!エッへへへ~~!!」
そう言いながら守姫はヨダレが出ている事に気づかず俺の膝をスリスリして喜んでいる。
「あっ!本當にヨダレ出てる!すみません!すぐ退きますので……!」
守姫はヨダレに気づくとすぐに離れようとを起こそうとするけど、
「別にいいよ。可い守姫の為ならヨダレなんて気にしない。むしろ大歓迎!な~んてっ!」と冗談で言ってみたり……、
「ほっ、本當ですかっ!!」
あ、あれ?心の聲が聞こえてない?
「かっ!かっ!可いって!エッへへへ~~!!!」
ああ、可いって言葉に夢中で聞こえてなかったのか…。
「おーい、守姫?次の魔法を教えてくれよー」
早く魔法をもっと知りたいしな。
「はっ、はい!喜んでっ!!」
守姫はすぐに回復してホワイトボードもどきに水の核を表示した。
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「全部見たところ、火屬の赤を水に変えただけみたいだったな」
俺は大して苦労しなかった事に若干の肩かしを覚えていた。
「ご主人様は火屬だけでなく、水屬の適もあるんですねっ!」
守姫は自分の事のように喜んでいる。
因みにまた、守姫は俺の膝で寢転んでいた……。
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今回の投稿が遅れて申し訳ありません!
今回はユウキが初めて魔法を覚えた回です!
魔法の仕組みをどうしようか悩み、核が中心で勉強的な魔法の習得方法にして、魔法は難しいものだというのをうまく表現出來ているのか、不安です…。
普通の人は1つの魔法を覚えるのに早くて1週間はかかります。
次回もユウキ視點です。
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