《ただの世界最強の村人と雙子の弟子》第41話 雙子の覚醒

===魔神視點========================

「いや~、これは驚いたね………」

「ええ、ほんと………」

エルガとティフィラは金に輝き、水の筋が花開くように何本も中心から飛び出ている景を見て、唖然になっておる。妾も勿論、驚いている……。じゃが…………ふとご主人の顔を見ると、その顔は微笑んでおった………。

===リル視點========================

さっきまでのは徐々に収していき、漸く目を開けられた。

『なに、これ?』

私の聲が二人の聲が重なったような聲になっている。輝き、さっきまでじていた痛みはじられない。そう言えば、

「ルルは?」「姉さんは?」

頭の中で別々の聲が聞こえる。もしかして………。『ソウルウェポン』を顕現させてみる。右手にはいつも通りの金の両刃直剣、左手にはいつも通りの青い寶石とその上に鉄のが二枚浮いている魔法杖。

『………………。合した?』

そうとしか考えられない。私は初級水屬魔法"ウォーター"を地面に放ち、水面に映る自分を確認する。々威力が高かったけど、今は気にしてられない。

私はリリよりの活発そうな顔立ちに、金と水互にある髪は地面スレスレまでび、服は青いワンピースに、金のカーディガンで、ボタンは無い。には見た事のないネックレスがかけられていて、金の球に青の筋が周りをグルグルと回っているようなもので、チェーンはそれにれてもいないのに、繋がっているように首にある。そして目が白く輝いていた。エルガさんのような所々にんながある訳でもなく、ただただ白くる目。不気味を通り越して、神々しかった。

「ほ………う。ま…さ……か、お……まえ……のよう…な……奴…がいたの…か」

赤黒いの中心ともいえる人かどうかも分からないものが、口らしきところをかして喋った。

『あなたがお師匠を!』

私は一瞬で中心部近くに駆けより、右手の剣を振り下ろす。すると、簡単に斬れ、中の人らしきものを両斷する。

「な……ん…だ…………と…!?」

それはすぐに修復した。なら、修復出來ないように跡形もなく消しとばすまで。

左手にある魔法杖と鉄のが、剣に吸収され、剣が変化する。両刃直剣なのは変わらないけど、刃の中央に鉄のにあった文字が刻まれ、柄頭には青い寶石がある。

『消し飛べ。"クラノロスト"』

私は真っ白なを纏った剣をゆっくりと奴に振り下ろした。次の瞬間、音もなく奴が飲まれ、ただただ消えた。奴が、奴のいた場所と一緒に。

『終わったけど、どうやって戻る?』

「よくやったな、リル」

後ろを振り向くと、ティフィラさんと大きくなったエルガさんに肩を貸してもらいながら來た所々出しているお師匠がいた。

『リル?』

「ああ、リリとルルでリルだ」

『そっか………。ねえ、お師匠?』

「ん?」

『私、強くなった?』

「ああ、強くなったな」

『2人じゃないと強くないのに?』

「まあ、俺も守姫達がいないと弱っちい奴だよ」

『ねぇ、お師匠。頼みがあるんだけと……』

「ん?なんだ?」

『これ、どうやって解除するの?』

「は?」

結局、解除出來たのは1時間以上も後だった………。

===???視點========================

「『暴神』、『刈神』、マグがやられた」

「神名がないマグは分かるし、『刈神』も僕らの中では真ん中ぐらいだったから分かるけど、あの『暴神』がやられたの?」

「ああ、暴走してしまったようだ……」

「暴走しても強かったよね?むしろ、暴走した方が強かったはず……」

「追い詰めたのは"特異點"、トドメを刺したのはその弟子らしい」

「弟子?」

「そうだ。"特異點"の弟子が『暴神』を倒した」

「いや、『暴神』の圧倒的な攻撃力と、予測不能な流的な攻撃、高い再生能力とそこそこ高い防力を上回る事なんて………」

「『暴神』は神気がある攻撃でやられたらしい」

「!?……まさか神王が何か………」

「いや、それをすれば地上に大きな影響を及ぼすし、何より神王の手先やら部下は地上に降りると"墮神"する以上、地上に直接的な事は出來ないはずだ」

「………"特異點"の弟子は神の加護持ちか、使徒、神職についているか、など々考えられる……」

「どっちにしろ、"特異點"とその弟子は我々神の強ゴットグリードにとって無視出來ぬ者達だ。近いうちにまたぶつかるだろう………」

===ユウキ視點========================

「うぅぅぅ。まだあちこちが痛ぇ」

(しょうがありませんよ、あんだけ傷だらけになったんですから……)

(よくご無事でいてくださりました!)

(けっ!あの赤髪野郎!次會った時にはギッタンギッタンにしてやるっ!!)

いや、赤髪の野郎はリリとルルが倒したから………

(マジかよ!)

まあ、無理もない。俺も最初はビックリした。

「起きてくださいっ!我が主人っ!!」

「ぐほぉっ!」

俺は真っ白な空間、つまり俺の心の中であり、守姫達の空間でもある場所で技姫に腹を毆られ、起きる。

「いってぇ!何すんだいきなりっ!!」

「それよりこちらを見てください!!」

技姫はあるところを指差す。そこには守姫と攻武もいて、2人は何かを見ていた。

「一何があるんだ?」

俺は2人の後ろから覗き見ると、そこには"監視鳥"の映像がテレビのように映し出されていた。どうやら勝手に"監視鳥"を使って周りの狀況を確認していたみたいだ。

「"監視鳥"を勝手に使ったのは謝りますからこちらを見てくださいっ!!」

技姫はそう言って映像のある部分を指差す。そこは金の輝きと水の筋が何本も金の輝きの中心から飛び出していた。

「へぇ、あいつらにこんな力が………」

思わず口の端を吊り上げてしまう。今までは俺達が守っていて、対人でも、本當の命のやり取りをしなかったから、今回で本當の戦いを知り、長した。弟子の長は本當に嬉しい。

やがて、が収し、1人のの子が現れる。

「まさか、合した?」

「…………マジかよ」

「人同士の合なんて初めて見ました…」

「人同士の合の原理は?の支配権は?神の支配権は?よく見れば服も変わっている。2人の服はどうなった?再構してそうなったのか?それとも………」

1人だけうるさいのがいるけど無視して畫面を見る。リリとルルは合したのは無意識だったようで、地面に水を出して鏡のようにしてマジマジと自分を見ている。

「リリとルルでリルってのはどうだ?」

「いいですねぇー!!」

「単純だが、悪くねえな!」

「2人の魔力は段違いに上がっているのは単純な合計値では無く、共鳴による倍増が最も近いが…………」

1人だけブツブツと言っているけど気にしない。

「じゃあ、起きてくるわ」

「はいっ!戦闘は勿論、走る事も出來ませんからお気をつけて…」

「いってら~」

「あの圧倒的な戦闘能力は………はっ!無理はなさらぬように、我が主人よ」

「うん、いってきます」

俺はこうして意識を現実に戻し、ルリの下に向かった……。起きた時に惚れ薬を俺の傷口や口にれていたティフィラには流石に度肝を抜かれた………。

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ティフィラは常に!狙っているっ!!(何を狙っているのかはご想像にお任せします)

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