《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》3-13討伐!災厄竜カタストロファ
翌朝、遅刻をかましそうになったがなんとか集合時間に間に合わせた。昨夜の作戦會議後にちょっとナイフの能を検証したりしていたからだ。
「ユウくん、いよいよだね〜。今回は範囲魔法とか使っちゃ駄目だからね〜、集団戦闘だし。」
分かっちゃいるけど、俺の使える魔法殆どが範囲魔法なんだよな。最前線で味方に被害をださないようにぶちまけるしかないか。
「ユウトくん達は、隨分と遅かったね。」
「すまん、寢坊した。昨日の夜ちょっと最終調整してたら遅くなった。」
とりあえず、ナイフに魔力通しながら魔法発すると、魔法の効果がナイフに付與される事が分かった。他にも、魔導に魔力を通しながら魔法を使った方が、魔力の消費量がないことも分かった。けれどチャージは出來ないらしい。もしかしたらあるのかもしれないが、俺は知らない。まぁチャージは隠し球だし、ナイフメインで戦うか。
「ユウトさん、まさかあれじゃないですよね。」
「いや、あのデカイ竜だぞ。因みに周りにいるのはファージに寄生された魔な。」
むしろ他にどんな奴が竜なんだよ。というか、周りの魔が多すぎる。カルドクルシュ王國王國騎士団の人達が相手してくれるらしいんだけど、心配だな。
「あんだけの量倒せるか?普通の狀態よりも斷然強いぞ。」
「僕が某軍曹みたいな訓練したし使えると思うよ。」
使えるっておい。というか某軍曹って、知ってるのかよ。だから、あんなヤバそうな軍人みたいな見た目なのか。
「もう作戦開始にしようか?」
「そうだな。」
っていうか、作戦開始してなかったのかよ。俺は、個人戦闘とか知り合いだけしかないしな。よく考えたら作戦とかも考えてなかったな。
「よし、貴様らよく聞け。」
えっ、なにキャラ崩壊。トモキさんは穏やかなじだったよね。マジでなにごと?
『『『サー、イェッサー。』』』
「本日をもって貴様らはウジ蟲を卒業する。今日から貴様らは魔を、あらゆる害悪を討伐する、真の王國騎士団だ。」
『『『サー、イェッサー。』』』
「災厄竜を討伐して生きて戻るか、ここでくたばるかの2択だ。」
『『『サー、イェッサー。』』』
なんだ、王國騎士団の前では、某軍曹風に振る舞ってるのか。
「貴様らの特技はなんだぁぁ。」
『『『殺せ、殺せ、殺せ』』』
「貴様ら、今日やる事は、最前線組の援護と魔獣共の駆除だ。死ぬ気でやれ、行くぞ。」
『『『ガンホー、ガンホー、ガンホー。』』』
あぁ、懐かしいなぁ。もとの世界ではたまに見たくなって見たりしたな。おっと、俺も戦いに參戦しなくちゃだよな。
「エリさんと俺は前線で毆るから、援護は任せたぞマイカ。」
「うん、任せてね〜。」
今回討伐する事になった災厄竜カタストロファは十數メートル位で、ファージに寄生されている魔は見える限りでも100匹を軽く超えている。取り巻きから倒したら、倒しただけ本が強くなるし、本倒してから取り巻き倒したら、本は完全復活できるくらいの魔力が集まると思う。なにこれ、報より強すぎるんじゃね、無理ゲーって奴じゃね。マイカとエリさんと俺なら問題ないとか思っちゃってた俺マジで馬鹿だろ。何が問題ないだよ、問題しかねぇよ。こんな片田舎の辺境地に住み著くなよ。魔とか駆除されてない事をいい事に、アホみたいに魔力溜め込みやがって。
あぁ、もうどうにでもなれ。
「噓、でしょ。ユウくんが先陣切って正面から敵に突っ込むなんて、何事なの?」
聞こえてるからね、失禮だからねそれ。真っ向勝負なんて滅多にしないけどさぁ。今回ばかりは毆りまくるくらいしか手がないんだよ。
「ユウトさんでも、下衆な方法を使わずに戦う事もあるんですね。」
エリさんもかよ。確かに多下衆でも、楽な戦い方の方が好きだけどさ、そこまで言う必要なくないか。
とはいえ、困った。魔導ナイフでも、前買っておいた片手直剣でもが過ぎてなかなか切れない上に、魔力吸って自回復してるからジリ貧なんだよな。
「おーい、ユウト。こっちは順調に3分の1くらい倒したよ。」
「早いな、おい。ってアレまずくないか。」
今までの行は、引っ掻きとか、ボール系だったんだけども、口の中に魔力が集めるなんてしてなかったんだけど。
「よし、俺らタンク部隊が耐えるから、殘りは退避するんだ。」
えっ、なに、ソルバニア連合の他の代表達はみんな役割別で部隊組んでたのかよ。とはいえ、耐えてくれるのならいいか。次に攻撃しかけられるようにしておいた方がいいな。
「口の中に魔力溜めてるし、ブレスがくると思う。範囲広いと思うし気をつけておけよ。」
災厄竜がゆっくりと口を開けて、ブレスが放たれた。そのブレスは広範囲に広がるのではなく、真っ直ぐに進み、直線上にあった丘が消失した。もちろんタンク部隊の人も、直線上にいた寄生されていた魔達も丘と同じ道を辿っていた。
「ねぇ、ユウくん。これってかなりまずいよね。」
「ユウトさん、これは...」
とりあえず、普通に毆ってどうにかなるものでもないことは分かったんだ。災厄竜は反で、味方はさっきのを見てける狀況でもない。
「チャージ、開始。」
どうにか出來るかは分からないが、さっきのでブレスを放つ前後は、災厄竜がいっさいかなくなる事が分かったし、魔も殆どいなくなった。弱點であるの辺りも狙える事だし、味方への被害もなく、魔法を撃てそうなので、チャージ魔法をぶち込んでみる。
「チャージ魔法発、ファイヤーボール。」
いつもの數倍の発音が、響く。
『グアァァアアァ』
災厄竜が初めて悲鳴にもにたような聲を上げた。発の煙も消えると、片腕を失った災厄竜がこちらに向かってありとあらゆる魔法を使って來たが、殆どがマイカが使ったリフレクトによって跳ね返らされる。
片腕を失った災厄竜を見て、討伐隊の士気も戻ってくる。けれどこの時の俺、いや、俺らは気付かなかった。なぜ災厄竜には、腕を直せる程の魔力がありながら、直さなかったのか。
「貴様ら、とっとと取り巻きの雑魚片付けて本叩くぞ。」
『『『サー、イェッサー』』』
カルドクルシュ王國王國騎士団の面々があっという間に取り巻きの魔を殲滅する。
そして、全員で災厄竜の傷を狙って魔法を打ち込み剣などで新たに傷をつけていく。段々と、災厄竜が悲鳴らしい悲鳴を上げる頻度が高まる。
この時の俺たちは、完全にブレスの事を忘れ、油斷していた。災厄竜が発狂し、目やら、鱗のが突然変わる。
「もうこれ、あとしで倒れるだろ。」
けれどそんな事はなく、災厄竜はあのブレスを連続して放ち続けてきた。驚くと同時に俺は、俺の考えの甘さを恨んだ。
なぜ、あんなにも撃てたのか。違う、撃った後腕の回復もせず、攻撃をけ続けた?理由は魔力を溜めておくためだ。
災厄竜はマイカ達のいる方向に、先のものとは、威力の違いをじさせるようなブレスを撃つために、最初の一撃のように魔力を口の中に集めだす。
「チャージ、開始。」
ユウトは意図せずに魔力のチャージを始めた。マイカをもう二度と失いたくない、裕斗が昔自分のせいで舞香を転校させた時に思った事だ。その気持ちが意図せずにチャージを発させていた。魔力チャージは、一般上限を超え限界までチャージされた。
ブレスを放とうと、ゆっくり口を開け始めた災厄竜の口に腕を突っ込み、
「オーバーチャージ魔法、ファイヤーボール。」
と、よく使う魔法の名前をび、今までとは桁違いの魔法が発し災厄竜の口から凄まじい発音がし、災厄竜は微塵もかなくなり、生き殘った討伐隊の全員が一斉に歓聲を上げた。
一方のユウトは魔力切れで意識を失い、ファイヤーボールの風で地面に打ち付けられていた。
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